1泊〜2泊ぐらいの旅行に行くとき、猫のために気をつけるべきことをまとめました。旅行に行くとき、猫のためにしっかり用意できているでしょうか。猫は留守に強いと言われていますが、猫の命を守るために気をつけなければならないことがあります。ポイントがいくつかあるので、一緒にみていきましょう。
この記事の目次
子猫のうちは留守を控える
猫は一般的に、2日程度なら留守にしていても平気と思われていますが、生後6ヶ月未満の子猫は控えましょう。特に生まれたばかりのうちは、ご飯を複数回あげる必要があるので、長い間留守にすることはオススメできません。
留守中に気をつけるポイント3つ
1. トイレ
トイレは1箇所だけでなく、複数場所用意しておきましょう。猫はとても綺麗好きです。そのため、トイレが汚くなってくるとその場所でしてくれなくなります。特に犬や猫は、ベッドやマットなどふかふかの場所でトイレをすることを好みます。これは、吸水力があるからなのですが、留守中にお気に入りのマットの上が…、なんてことにはしたくないですよね。粗相の備えあれば憂いなし、多めに用意しておきましょう。
2. 水
人間と同じで、水がなくては生きていけません。水を必ず切らさないようにします。水入れの場合は、複数個用意していきましょう。このときに、違う場所に置くことがポイントです。隣り合って置いて置くと、近くで遊んでいてひっくり返した場合に、どちらも飲めなくなってしまいます。それを避けるために、離して置いておきましょう。自動給水機を使うのも手です。
3. 食事
できれば自動給餌機があると便利です。なければ、ドライフードを多めに置いていきましょう。多めに置いて置くことのデメリットは、最初に食べ過ぎてしまう可能性があることです。猫は人間のように、「これを2日に分けて食べなくちゃならないから、今はこれだけの量を食べよう」といった調節はできません。なので、自動給餌機がおすすめです。
また、ウェットタイプなど缶詰系のものはやめましょう。腐ってしまう可能性があります。
暑さ寒さの対策
暑さ対策というと、「エアコン付けっ放しはさすがに金銭面的に不安」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ひんやりグッズなどを上手く利用しつつ、エアコンも時と場合に応じて使った方が安全です。
エアコンの設定温度は、28℃や29℃ぐらいでOK。寒過ぎもかえってよくないので、ちょうどいい温度に設定しましょう。
こちら人気のひんやりグッズも載せておきます。猫は冷たい場所を求めて移動するので、気に入ってくれること間違いなしでしょう。
その他気をつけること
以下、出かける前に準備しておきたいことです。コンセントやゴミ箱は遊んでしまう子がかなり多いようなので、しっかりと対策してから出かけましょう。
- ゴミ箱に蓋をする(生ゴミなど食べてしまう可能性があるので)
- 電源のコンセントは抜いて置く、片付ける(かじり癖のある子は特に注意。感電してしまいます)
- 食べてはいけないものは捨てる、片付ける
- 開けておく部屋にはドアストッパーなどをして、閉まってしまうことのないようにする
- 倒れるそうなもの、落ちそうなものは片付ける
お出かけの際には、ご注意を!
「猫は2日ぐらい留守にしても大丈夫」とは言っても、準備することや注意しなければならないことがいくつかあります。やんちゃな猫ちゃんだと、「帰ってきたら家がぐちゃぐちゃだった…」なんてことにもなりかねません。こればっかりは後から叱ってもしょうがないので、万全の対策をしてから出かけるようにしましょう。