旅行の計画を立てるとき、猫の預け先に頭を悩ませることもあるかもしれません。せっかくの旅行も、愛猫のことが気になって楽しめないのは困りますよね。
この記事では、2泊以上の旅行で猫を留守番させる際に知っておきたい準備のポイントと預け先の選び方を詳しく解説します。
この記事の目次
2泊以上の猫の留守番は要注意

猫は犬に比べて留守番が得意な動物です。1泊程度であれば、食事や水を多めに用意しておくだけで対応できる場合がほとんどです。その際は自動給餌器や自動給水器を使うとよいでしょう。
しかし、2泊以上家を空ける場合は、必ず誰かに様子を見に来てもらう必要があります。
理由は大きく2つあります。まずトイレの問題です。猫はとてもきれい好きで、汚れたトイレを嫌がる性質があります。2泊以上になるとトイレを我慢したり粗相をしてしまうこともあり、これは猫にとって大きなストレスになります。
次に緊急時のリスクです。48時間以上誰も様子を見ない状態が続くと、万が一急病や怪我、事故が起きた際に発見が遅れ、手遅れになる危険性が急激に高まります。
食事・水の管理や気温調節なども含め、毎日必要なケアは案外多いものです。2泊以上の旅行が決まったら、出発前に必ずお世話の手配を整えておきましょう。
旅行前にやっておくべき準備

せっかくの旅行を心から楽しむために、出発前にしっかり準備を整えておきましょう。確認すべきことは「お世話の手配」と「環境を整える」の2つです。
お世話の手配
まずは、誰が・どのようにお世話をするか決めることが最優先です。
- お世話の依頼先(ペットシッター・ペットホテル・知人・動物病院など)を決める
- シッターやホテルは出発の2〜3週間前までに予約を入れる
- 初めて利用する場合は、事前に一度顔合わせや下見をしておく
- お世話をしてくれる人に、お世話の方法・猫の性格・持病などを共有しておく
- 緊急時の連絡先(かかりつけの動物病院)を伝えておく
環境を整える
猫が自宅で過ごす場合は、快適に過ごせる環境を整えておきます。
- 自動給餌器・自動給水器の動作確認をする
- トイレの砂を新しく交換する
- エアコンのタイマーや温度設定を確認する
- 猫が誤飲しそうなものや危険なものを片付けておく
- 脱走リスクのある窓・扉を確認する
- フードや猫砂の在庫を確認し、旅行中に不足しそうであれば早めに注文しておく
出発直前のチェック
- 食事・水が十分に補充されているか確認する
- シッターや預け先へ最終連絡を入れる
- 旅行中の自分の連絡先をお世話をしてくれる人に伝える
お世話の方法と選び方

猫のお世話を誰に頼むかは、長期旅行で一番頭を悩ませるポイントではないでしょうか。大きく分けると「自宅に来てもらう」か「外に預ける」かの2択になります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、猫の性格や旅行の日数、予算に合わせて選ぶことが大切です。
1.ペットシッターに来てもらう
ペットシッターとは、自宅に来て猫のお世話をしてくれるプロのサービスです。食事・水の補充、トイレ掃除といった基本的なケアはもちろん、シッターによってはその日の様子を写真や動画で報告してくれるところもあります。
メリット
- 猫が住み慣れた自宅で過ごせるため、環境の変化によるストレスが少ない
- 食事・トイレ・体調など、毎日プロの目でチェックしてもらえる
- 旅行中も状況報告を受けられるサービスが多い
デメリット
- 信頼できるシッターを探すのに時間がかかることがある
- 自宅に他人を上げることに抵抗を感じる人もいる
- 予約が埋まりやすく、直前では対応してもらえないこともある
2.家族や知人に来てもらう
身近に信頼できる人がいれば、友人や家族にお世話をお願いするのもひとつの方法です。お願いする際は、食事の量やトイレの場所、かかりつけの動物病院など、必要な情報をまとめて渡しておくとスムーズです。
また、親しい間柄だからこそ、きちんとお礼をすることも大切です。
メリット
- 費用を抑えられる場合が多い
- よく知っている人であれば、猫も安心しやすい
- 自宅の鍵を渡すことへの心理的ハードルが低い
デメリット
- 相手の都合や負担を考慮する必要がある
- ペットの扱いに慣れていない場合、緊急時の対応が不安なことも
3.ペットホテルに預ける
ペットホテルとは、旅行中や外出中にペットを預かってくれる専門の施設です。空調管理が整っているため、夏場や冬場など気温が心配な季節でも安心して預けられます。
施設によっては個室タイプの部屋が用意されているところもあり、事前にしっかり下調べをすれば猫にとって快適な環境を見つけられる可能性があります。
メリット
- 気温・湿度など環境管理がしっかりしている
- プロのスタッフが対応するため、体調の変化にも対応しやすい
- 飼い主側の都合に合わせて預ける期間を柔軟に調整できる
デメリット
- 慣れない環境と他の動物の気配がストレスになりやすい
- 個室タイプなど快適な施設は費用が高くなる傾向がある
- 予約が埋まりやすく、直前では対応してもらえないこともある
4.動物病院に預ける
動物病院で入院設備を利用してペットを預かってもらえる場合があります。すべての病院で対応しているわけではないため、事前に確認が必要です。
持病のある猫や高齢の猫には特に心強い選択肢ですが、夜間に常駐スタッフがいない病院もあるため、緊急時の対応体制についても事前に確認しておくと安心です。
メリット
- かかりつけ医であれば猫の病歴や性格を把握している
- 体調に変化があった際、すぐに医療対応してもらいやすい
- 持病がある猫や高齢の猫に特に適している
デメリット
- すべての動物病院で預かりサービスを行っているわけではない
- 入院施設のため、健康な猫には環境的に窮屈に感じることもある
愛猫が安心して留守番できるように早めの準備を

猫は犬に比べて留守番が得意とはいえ、2泊以上の旅行では必ず誰かのサポートが必要になります。大切なのは、愛猫にとってストレスの少ない環境を整えてあげること。そのためにも、旅行が決まったらできるだけ早めに手配を進めておきましょう。
そして帰宅したら、まずは愛猫との時間をたっぷり作ってあげてください。留守番中に寂しい思いをさせた分、思い切り遊んであげることが何よりのケアになります。しっかり準備を整えて、飼い主も愛猫も笑顔でいられる旅行にしてください。






































