知っておきたい!愛犬の「理想の体重・体型」って?

2024.05.25
知っておきたい!愛犬の「理想の体重・体型」って?

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毎日一緒だと、変化には気づきにくい・・・


毎日楽しくワンちゃんとの毎日を過ごしていると、ちょっとした変化にはなかなか気づかないものです。

気づいたら「痩せていた」「太っていた」ということはよくあります。

こちらの記事では、愛犬の理想の体型(体重)についての理解が深まる情報をご紹介します。

うちの子の理想体重・体型が知りたい!

犬
「うちのワンちゃん痩せすぎかな?肥満かな?」と心配になると、具体的な数値で健康チェックをしたくなりますよね。

しかし、ちょっと待ってください!その数値、本当に信頼できるでしょうか?

実は、犬は個体差が大きくあるため、適正体重は算出できないのです。

犬の適正体重は、”理想的な体型の時の体重”を適正体重とします。そこから20%を超える体重の増減を異常とする場合が一般的なのです。

しかし、理想的な体型ってどんな体型かわからない方も多いかと思います。

そんな時は、ボディ・コンディション・スコア(BCS)で確認してみましょう。

ボディ・コンディション・スコア(BCS)って?

bcs
出典:「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」(環境省)

犬には、体型を5段階に分けて評価する基準があり、これによって、痩せているか太っているか判断することができます。

視覚と触覚で確認していき、BCS3が最も理想的です。

BCS1[痩せ]

  • 肋骨、腰椎、骨盤が外から容易に見える。
  • 触っても脂肪が分からない。
  • 腰のくびれと腹部の吊り上がりが顕著。

BCS2[やや痩せ]

  • 肋骨が容易に触る。
  • 上から見て腰のくびれは顕著で、腹部の吊り上がりも明瞭。

BCS3[理想的]

  • 過剰な脂肪の沈着なしに、肋骨が触れる。
  • 上から見て肋骨の後ろに腰のくびれが見られる。
  • 横から見て腹部の吊り上がりが見られる。

BCS4[やや肥満]

  • 脂肪の沈着はやや多いが、肋骨は触れる。
  • 上から見て腰のくびれは見られるが、顕著ではない。
  • 腹部の吊り上がりはやや見られる。

BCS5[肥満]

  • 厚い脂肪におおわれて肋骨が容易に触れない。
  • 腰椎や尾根部にも脂肪が沈着。
  • 腰のくびれはないか、ほとんど見られない。
  • 腹部の吊り上がりは見られないか、むしろ垂れ下がっている。

チェックが終わったら?

フカフカのベッドで寝る子犬

チェックが終わり、もし理想的な体型だとわかったのであれば、体型を写真に撮る・体重を測る等して、理想的な体型の情報を記録しましょう。(成長段階を除く)

そして、定期的に体重測定等をして、当時のデータと比較してみましょう。

こうすることによって、理想的な体型をキープすることが可能です。

体重のチェック方法

体重計とりんご
体重は、体重計によって測定可能です。

ペット用の体重計で測定できますが、ヒト用の体重計でも可能です。

もし大人しく乗ってくれない場合は、抱っこして体重計にのり、飼い主さんの分の体重を引けばワンちゃんの体重になります。

愛犬の健康のために。

フリスビー犬
ワンちゃんの健康のために、定期的な体型チェックは重要です。

自分のチェックでは不安だったり、何か気になることがあれば、獣医さんに相談することをオススメします

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