いつも愛くるしい姿を見せてくれるうさぎ。室内で一緒に遊びたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、室内での「うさぎとの遊び方と注意点」をご紹介します。
この記事の目次
うさぎとの遊びは必要?
うさぎを必ずケージの外に出して遊ばせてあげなければならないという決まりはありません。
ただ、小さなケージの中にずっといれば、運動不足になり、その結果肥満になるケースもあります。
また、1度ケージ外で長時間自由に遊んだ場合、急に外に出られなくなると、ストレスがたまってしまいます。
最初だけ構ってあげるのではなく、しっかり継続して構ってあげることが大切です。
遊ばせる前に注意したいこと。
屋外に危険が潜んでいることは容易に想像できますが、室内にも危険が潜んでいることをご存じでしょうか?
うさぎが怪我をしてしまったり、粗相するというトラブルも考えられます。
このことを踏まえ、遊ばせる前のチェックリストを作成しました。
- 床は綺麗に掃除しましたか?
- おしっこ対策は万全ですか?
- かじられたら困るものは置いてませんか?
- かじるとうさぎの体に害のあるものは置いてませんか?
- 潜られたら困る場所はありませんか?
おしっこの対策
うさぎをケージの外に出して、お部屋で遊ばせる場合、粗相することが考えられます。
あらかじめうさぎを遊ばせる場所には、キルティングやフリースなど、毛足のない敷物を敷いておきましょう。
毛足があると、うさぎがかじったり、爪が引っかかったりする事があります。
また、フローリングは滑るので、うさぎの足に負担をかける場合がありますので、ご注意ください。
粗相しても、洗えば大丈夫だという状態にしておくと安心です。
「かじる」対策
うさぎには、なんでもかじってしまう習性があります。一度細いものをかじり始めると、最後までかじり続けてしまいます。
その習性を考えると、特に気をつけなければならないのは、「電源コード」です。かじれば、感電してしまったり、重金属中毒になってしまう恐れがあります。
また、観葉植物や衣類、ビニール袋等も注意が必要です。
かじって壁紙を剥がそうとするうさぎもいるので、気をつけましょう。
「潜る」対策
うさぎは、かじるだけでなく、潜る事も大好きな動物です。
潜られて困るものは、遊ぶスペースには置かないようにしましょう。
遊ぶスペースを作ろう!
うさぎを遊ばせる場所には、無駄なものは何も置かない方が安全であると分かりました。
しかし、部屋を丸ごとそのような環境にすることは難しいですよね。
そこで活躍するのが、サークルやペットゲートです。これらを駆使して、遊べる範囲を区切りましょう。
うさぎとの遊び方
うさぎとは、どのように遊んだら良いのでしょうか?ご紹介します。
(※うさぎが全く興味を示さないものもあります。皆さんが飼っているうさぎの性格に合わせて遊んであげましょう。)
追いかけっこする
うさぎの中には、広い場所で走り回る事が大好きな子もいます。
飼い主さんが追いかけるのではなく、追いかけられるようにする追いかけっこがおすすめです。
飼い主さんがおやつをもてば、追いかけてきてくれる事が多いです。
ボールで遊ぶ
安全なうさぎ専用のおもちゃで、遊ばせてあげるのも良いでしょう。
ボールは、鼻でツンツンと転がしたりして、遊んでくれる子も多いですよ。
トンネルで遊ぶ
うさぎは、夜行性で、暗い場所を好みます。そのため、トンネルのおもちゃに喜んでくれる事も。
飼い主さんの足で作ったトンネルでも、通ってくれる事がありますよ。
スキンシップを増やす
うさぎが撫でることを求めてくれたときや、嫌がらないときは、丁寧にゆっくり撫でてあげましょう。
触れ合いながら同じ時間を共有することによって、飼い主さんもうさぎも幸せな気持ちになれます。
齧らせる
うさぎは、かじる事が大好きです。
ミニコーンや、かじり木、専用のおもちゃなどの安全なものを、飼い主さんの手で持って、齧らせてあげると良いでしょう。
毎日のスキンシップを大切に。
いかがでしたか?
うさぎと遊ぶときは目を離さない事が最も安全です。
大好きなうさぎを守るために、遊ぶときはそばにいてあげてくださいね。
毎日のうさぎとの生活が、より充実したものになりますように。