猫用キャリーバッグ、いろんなタイプのものがあって選ぶのが大変ですよね。ハードなケースタイプやソフトなカバンタイプ、背負えるリュックタイプなど様々な種類のものがあります。
飼い主さんによって、何を重要視するかでどのタイプを選ぶかは変わってきますよね。
今回はそれぞれのタイプの特徴や、おすすめキャリーバッグをご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
キャリーバッグを選ぶときのポイント
キャリーバッグを選ぶときに、素材や機能の他に気をつけたいポイントがあります。
通気性がいいこと
猫をキャリーバッグに入れたとき、中で猫が息苦しく感じたり不快に感じたりしないように、通気性のあるものを選びましょう。
掃除や洗濯などがしやすいこと
猫によっては、いつもと違うシチュエーションに不安を感じ、キャリーバッグの中で粗相をしてしまうこともあります。ハードタイプのものであればしっかり拭き取れば大丈夫ですが、ソフトタイプのものだと素材に染み込んでしまうこともあります。
底板だけを取り外せるものなど、お手入れしやすいかどうかも気にすると良いかもしれません。
入り口の作りがしっかりしている
移動中に猫がキャリーバッグから脱走してしまうのは避けたいですよね。どの商品も色々と工夫を凝らしているものですが、猫も意外と器用に手先を使って抜け出してしまうこともあります。
しっかり閉まるか、簡単に開けられないしくみになっているかなども気にする必要があります。
開閉部が大きく開き、猫を出し入れしやすい
猫をキャリーバッグに入れるだけで一苦労、という飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。
入り口が大きく開くことや、ワンタッチで出し入れしやすい作りのものがおすすめです。
どんな種類のものがあるの?
素材
- ハードタイプ
- ソフトタイプ
ハードタイプは、素材にプラスチックや金属などが使われているため丈夫です。猫の体重がかかって底板がへたったりしないので、安定感があります。
それに対してソフトタイプは、折りたためるため、かさばりにくいことや、洗濯しやすいなどのメリットがあります。
持ち方
- 手提げタイプ
- ショルダータイプ
- リュックタイプ
車移動が基本の方は、手提げタイプでも良いでしょう。しかし、徒歩での移動などの可能性がある場合は、3kg以上または6kgほどもある猫を入れたキャリーバッグを片手で持ち歩くのは意外と負担が大きいため、ショルダータイプやリュックタイプが良いかもしれません。
おすすめキャリーバッグ
リッチェル キャンピングキャリーダブルドア
素材:ハード
持ち方:手提げ、ショルダーベルト別売
特徴:丈夫、出入りしやすい(開閉部2つ)、手入れしやすい(水洗い可能)、シートベルト固定可能
プラスチック製品の総合メーカー、リッチェルのキャリーバッグです。ペット用品の他にもベビー用品や家庭用品なども手がけているメーカーならではの堅実な作りで、安心感があります。
リッチェル 折りたためるキャンピングキャリー
素材:ハード
持ち方:手提げ、ショルダーベルト(別売)
特徴:折りたためる、丈夫、出入りしやすい、手入れしやすい(水洗い可能)、シートベルト固定可能
こちらもリッチェルの商品です。ボックス型で、不要時は綺麗にぺたんこに折りたたんで収納することができます。旅行などにも便利かもしれません。
Lentoo 拡張できるキャリーバッグ
素材:ソフト
持ち方:手提げ、ショルダー
特徴:折りたためる、拡張できる、飛び出し防止リード付き
こちらは、折りたたんで収納もできて、なんと側面のジッパーを開けばスペースを拡張できるという優れものです。
最大まで拡張すれば、猫が横になってくつろいだり、移動もできる程度まで広げることができ、ちょっとした猫用簡易テントのようになります。緊急避難の際にも役に立つかもしれません。
liomise 宇宙船カプセル型ペットバッグ
素材:ハード
持ち方:リュックタイプ
特徴:丈夫、デザイン性あり、拡張できる、底面マット取り外し可能、ドーム部分交換可能
宇宙船を思わせる、透明ドームのついたカプセル型のキャリーリュックです。
個性的で可愛いデザインのキャリーバッグをお求めの方におすすめ!ドーム部分のみが壊れてしまった場合でも、部品を交換することができる仕様になっているので、長く使えて経済的ですね。
Pettom ペットキャリーリュック
素材:ソフト
持ち方:リュックタイプ
特徴:洗濯可能、底面マット取り外し可能、飛び出し防止フック付き
一見普通のリュックサックにも見えるデザインの、ペットキャリーリュックです。いかにも猫用キャリーというデザインが苦手な方におすすめです。
機能はきちんと「猫用」です。メッシュ仕様で通気性があり、内部には飛び出し防止用のフックも付いているので安心です。
まとめ
キャリーバッグを選ぶ際は、飼い主さんの生活スタイルなどの都合もありますが、何より猫にとって不快ではないかどうかを気にしてあげてくださいね。
大事な猫ちゃんが使うものですので、キチンと実物を見た上で購入することをオススメします。特に、キャリーバッグは通気性が重要になってくるため、大きさなども含めて実際に見てからの購入が安心です。また、使う場面をキチンと考えましょう。例えば、猛暑の時は中に熱気が籠もってしまうことも考慮の上、お出かけの時間帯も配慮してあげたいですね。
折角のお出かけ、大事な猫ちゃんになるべく負担をかけないようにして、楽しくお出かけしましょう。