猫と暮らす賃貸の選び方!慎重に選ぼう

2024.08.18
猫と暮らす賃貸の選び方!慎重に選ぼう

猫を飼おうとしている時、一緒に暮らす住居選びはとても重要ですよね。

「猫を飼うことに決めたはいいけど、どんな場所が猫にとっていいんだろう?」

「マンションに住むならペット可の物件にしなければいけないのは分かるけど、他に条件があったりするのかな?」

など、悩んでしまう方も多いかと思います。

この記事では猫と一緒に暮らすときの賃貸選びの方法を紹介していきます。これから猫を飼おうと思っている方、現在猫を飼っている方で引越しを考えている方は必見です。

この記事の目次

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屋内の環境

床について


屋内の床について理想的なものは、二重床になっていて防音性の高いものです。運動量の多い猫や、大型でずっしりと重い猫が歩いたり走ったり飛んだりすると、床を通して階下まで音が響いてしまうことがあります。

床材は、畳とフローリングはなるべく避けたほうがいいです。畳は吐瀉物や排泄物の汚れが染み着きやすいですし、フローリングは鋭い爪による傷が残りやすいです。そして、何より滑ってしまうため、危険です。着地の時に足を滑らせてしまい、捻挫をしたり、ひどい時には骨折してしまう可能性もあります。クッションフロアは評判が良いですが、そのような物件はなかなかありません。

止むを得ずフローリングや畳の物件に住まわなければならない時は、猫の活動範囲全てにカーペットを敷くようにすると良いです。

また、カーペットでも、素材がループ状の輪っかになっているものは爪が引っかかりやすいので避けましょう。

窓について

窓際の猫
猫は日向ぼっこが大好きな動物なので、北向きの窓しかない物件は避けたほうがいいです。窓のそばにキャットタワーを設置すると、その上でスヤスヤと気持ちよさそうに寝る姿を見ることができるかもしれませんよ!

また、換気するときなど窓を開けているときに脱走してしまわないようにするためにも、頑丈な網戸や柵がついているかどうかも大きなポイントになります。

お風呂の換気機能について

シャワーを浴びたりお風呂に入ったりしたとき、換気扇や窓がない構造の浴室の場合は、ドアを開け放して湿気を逃しますよね。

しかし、猫を飼うときは浴室のドアを開け放してはいけません。イタズラで蛇口をひねって床が水浸しになったり、運が悪いと溺れてしまったりすることがあります。

そのため、浴室には換気装置か窓があるところを選び、外出時など目を離してしまうときは必ず浴室のドアを閉めておくようにしましょう。

換気扇について


換気扇はあったほうがいいでしょう。猫の排泄物の臭いは衣類などに定着してしまうとなかなか落ちません。排泄物を処理した後や、留守中に長時間猫の排泄物を放置してしまった場合などはすぐに換気するようにしましょう。

コンロロックについて

外出中に猫がイタズラでコンロを触り、火事になってしまったという事例があります。コンロはIHか、コンロロックのついているものを選ぶと良いでしょう。

また、ない場合は猫の嫌がる柑橘系の芳香剤をおいて近寄らないようにしたり、覆いをかけて触られないようにしましょう。

猫が怪我をしてしまうだけでなく、家が燃えてしまっては近隣の方にまで迷惑をかけることになってしまいます。最悪の場合は死亡事故にまで発展します。ここはよく対策すべき事項でしょう。

室外の環境

動物病院

近くに動物病院が複数ある場所が理想です。車を持っていない場合は徒歩で通える距離に合ったほうがいいでしょう。また、引っ越す前に口コミサイトやレビューでその病院の評価を見ておいたほうがいいかもしれません。

騒音

音
猫はかなり神経質な生き物です。ドア越しに人の気配を感じたり、何かが動くような音がしたりするだけでとても警戒します。周囲に飲み屋があって夜遅くまで騒がしかったり、隣の部屋によく吠える犬がいたりすると警戒してしまってストレスを溜めてしまいます。

部屋を契約する前に周囲の状況をよく観察して、騒音の原因となるものがないかどうか確認するようにしましょう。

最後に

室内風景
上記のような点に注意し、猫と一緒に住む部屋は焦らず慎重に選ぶようにしましょう。

そして、実際に住む部屋を決めて引っ越したなら、お隣さんや階下の住人に挨拶しに行くようにしましょう。

「猫を飼っているので、もしうるさくしてしまったら申し訳ありません」と一言添えるだけで、猫が原因でトラブルになってしまうことを避けられるかもしれません。

全ての要素をカバーする物件はなかなか見つかりにくいかもしれませんが、そんなときは飼い主さん自身で工夫して、猫にとって住みやすい環境を作ってあげてください!今では、ホームセンターなどに行けば、たくさんのDIYグッズが売られています。工夫次第では、少ない費用で色んなことができますよ。

お引っ越しの注意点については、こちらの記事をぜひご参照ください。

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