犬と一緒に暮らす。賃貸の部屋を選ぶ際に気をつけたいポイント

2024.08.23
犬と一緒に暮らす。賃貸の部屋を選ぶ際に気をつけたいポイント

犬を飼いたいと考えている方や、新たな物件を探している方にとって、「一緒に暮らす住居選び」はとても重要ですよね。

ペットと住む際には、ペット可やペット相談の賃貸物件を選ぶということはもちろんのことですが、是非チェックしていただきたいポイントがあります。

この記事では、犬と一緒に暮らすための、賃貸選びの方法を紹介していきます。

この記事の目次

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屋内の環境

日当たりと風通し


ペットにとって、冬場の寒さももちろん配慮すべき点ですが、夏場の暑さは犬にとって危険であるため、夏場の室温をよく考えたお部屋選びをしましょう。

アパートやマンションの最上階は、熱せられた屋根の影響によって、部屋中の熱気が一段と厳しくなる場合があります。

また、「エアコンがきちんとついているかどうか」はもちろんのこと、実際に窓を開けてみて、風通しのチェックもきちんと行うようにしましょう。

間取り

間取りのポイントは、ペットが落ち着いて過ごすことのできる場所が確保できるかどうかです。

ハウスや寝床はリビングの隅やリビングの隣の部屋に独立して設けるようにしましょう。

外部の音が聞こえにくい玄関や道路から離れた場所、インターホンの音が聞こえにくい場所に、愛犬の空間を用意してあげるのがオススメです。

床材


日本の現代の住宅は、床がフローリング仕様になっている場合がとても多いです。

人にとっては見栄えも良く掃除もしやすいため、とっても便利。しかし、このフローリングの床は、犬を飼うときにはあまり適していません。

フローリングはとても滑りやすいので、腰や股関節を傷める原因になってしまったり、音が響きやすいため階下の住人に不快感を与えてしまったりします。

犬を飼っているご家庭におすすめの床材は、コルク材やタイル材です。しかし、このような素材の賃貸はなかなか見つかりません。

おすすめしている方法は、フローリングの賃貸を借りて、掃除のしやすいカーペットを犬の行動範囲に敷いてあげるというものです。

床暖房は危険かも

床暖房はファンヒーターのように火を使わず、埃も巻き上げにくいという優れものです。

しかし、犬を飼うとなると別です。犬は皮毛に覆われている上に皮下に脂肪を蓄えているので、人が感じるほど寒さを感じません。

もちろん、犬種にもよりますが、その分、熱さを認識するのにも時間がかかってしまうため、床で寝そべっているうちに低温やけどを引き起こしてしまうことがあります。

寒い地域に住んでおり、冬は毎日暖房を付けっ放しにしなければならないという家庭ならば、床暖房はあまりオススメしません。

床暖房の家に住む場合は厚めのカーペットを敷いたりして対策すると良いでしょう。

屋外の環境

散歩コース

朝方、犬と海
理想としては部屋を借りる前に散歩する時間帯に周辺を歩いてみることです。

道幅や交通量、自転車の有無や通学路になっているかどうかなどの観点からチェックし、安全な散歩コースを見つけておきましょう。

公園内や遊歩道を散歩コースとして考えているなら、犬連れが入っても大丈夫かどうかを確認しておきましょう。

動物病院

近くに動物病院が複数ある立地が理想的です。

車を持っていないご家庭の場合には、徒歩で通える距離に動物病院があると良いでしょう。

また、引っ越す前に、口コミサイトやレビューで周辺にある動物病院の評価を見ておくこともおすすめです。

公園・ドッグラン

散歩も含めて犬と一緒に行きたい場所といえば公園やドッグランでしょう。

最近の公園は犬同伴がNGの場所もあります。そういった事柄も、事前に確認しておきましょう。

また、ドッグランは犬をリードなしで遊ばせてあげられる数少ない場所なので、利用したい場合には、近くにあるかチェックしておくと良いです。

特に、運動量の多い大型犬を飼う場合は、ドッグランがあると喜んで走り回るに違いありません。

最後に


犬と暮らす場所は今回紹介した点を踏まえて、焦らず慎重に選ぶようにしましょう。

そして実際に住む部屋を決めて引っ越しをしたら、早いうちにお隣さんや階下の住人に挨拶しに行きましょう。

「犬を飼っている者なのですが、もしもうるさくしてしまったら申し訳ありません。」と一言伝えておくことで、犬に関するトラブルを避けることができるかもしれません。

なかなか完璧な物件を見つけるのは難しいこともありますが、飼っている犬の性格などを考慮して、より良い住処を見つけてあげてくださいね。

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