黒猫ちゃんは、全身が黒い毛で覆われています。そのため、工夫して写真を撮らないとただの黒い塊になってしまいかねません。
せっかくの可愛い猫ちゃんなのに、どこが顔でどこが足なのかよく分からないという写真では、ちょっと悲しくなってしまいますよね…。
中には、「黒猫は写真を撮っても映えないから、飼うのはやめておこうかな」と考える方もいらっしゃるようです。
今回の記事では、写真に撮るのが難しいと言われている黒猫を、上手く写真におさめる方法をご紹介いたします。
この記事の目次
黒猫を上手く撮れる環境とは?
全身が真っ黒の黒猫を上手く撮るには、環境が大きな鍵となってきます。黒猫を上手く写すことのできる環境とは、一体どのようなものなのでしょうか。
1.背景は白く
黒猫の色を活かすためには、背景を工夫することが大切です。
黒猫の背景が、なるべく白くなるようにしましょう。具体的には、白い物を設置したり、白い背景の場所を選ぶようにしましょう。
白色は光が反射しやすいので、黒猫の毛並みが分かりやすくなり、はっきり見えやすくなります。
2.明るい環境
黒猫の写真を室内で撮るときは、明るい環境を作るようにしましょう。
暗い部屋で撮ってしまうと、ただの黒い塊のように写ってしまいかねません。
明るいお部屋で、はっきりと猫ちゃんが綺麗に見えるように撮れると良いです。
綺麗に映る黒猫の状態
続いては、写真を撮るときに気をつけたい、黒猫ちゃん自身や周囲の状態についてご紹介していきます。
3.黒猫以外の猫はなるべく映さない
他の種類の猫が写っていると、明暗の差によって、黒猫の方がどうしても目立たなくなってしまいがちです。
また、黒猫がクッキリと映るように設定を調節すると、他の種類の猫にとっては設定が明るすぎる場合があります。
黒猫をメインに写真を撮りたいときは、他の猫はなるべく写さないようにしましょう。
4.起きているときに撮る
寝ているときは目を閉じているため、黒猫を写真で見ると、顔のパーツが分かりにくくなってしまいます。
寝ている状態の猫ちゃんはとっても可愛いのですが、撮るのが難しいと言われています。
写真を撮るのに慣れていないうちは、まずは起きている状態で撮る練習をしましょう。
5.瞳孔が開いているところを撮る
猫の瞳は、光の量で瞳孔が小さくなったり大きくなったりします。
黒猫は特に黒目が大きい状態の方が、より可愛く撮ることが出来ます。
黒猫の背中側から照明を当てるなど工夫をすると、明るい環境下でも黒目の大きい猫ちゃんを撮れます。
6.アップより少し引いて
可愛い猫ちゃんのドアップ写真も良いのですが、体全体を撮ってみるのも素敵です。
黒猫の体全体を入れてシルエットを撮ると、より美しい写真になります。
上手に撮るためのカメラ設定
7.露出補正
明るい写真を撮りたいときは、通常、露出補正をプラスする方が多いと思います。
黒い被写体を写すときは、カメラが勝手に明るく撮ろうとするので露出補正をマイナスに設定すると良いでしょう。
8.手ブレ防止
黒猫を撮ろうとすると、画面が全体的に暗くなってしまいます。
暗いと手ブレをしやすくなってしまうので、シャッタースピードを上げましょう。
絞り(F値)を小さくし、ISO感度を上げることでシャッタースピードをあげることができます。
最後に
黒猫の素晴らしさを多くの人に伝えたいけれど、写真でその素晴らしさを伝えるのは難しいと感じることもありますよね。
今回の記事では黒猫を写真に撮るときのコツをご紹介いたしました。
猫を飼っていない人という人でも、ご近所の猫ちゃんやご友人の猫ちゃんを撮影するときなどにもお役立てくださいね。
ペットを写真に撮るときのコツや加工方法などは、こちらも参考になるかと思います。