猫の飼い主の皆さん、猫日記をつけてみませんか?
猫との幸せで楽しい日々を記録に残すと思い出になるのはもちろん、健康管理にも役立ちます。気合いを入れすぎず気楽に書くことが長続きするポイントです。
今回は、猫日記をつけるメリットやおすすめのつけ方を解説します。
この記事の目次
猫日記とは?
猫日記とは、文字通り「猫の記録をつける日記」です。
書く内容は基本的には飼い主さんの自由。日付や天気のほか、元気度や遊びの内容、印象に残っている出来事などを書いてもいいでしょう。食事やおやつの種類、量、体重など記録をつけておくのもおすすめです。
さらに写真や動画もこまめに撮っておくと、あとで見返したときにとても楽しくなります。
猫日記のメリット
猫日記をつけるメリットはさまざまです。日々日記を書くこと自体楽しい作業ですし、健康管理や動物病院の受診にも役立ちます。
思い出になる
猫日記は、愛猫との暮らしが大切な思い出になる点が大きなメリットです。記録しておけば、「いつ、どんなことをしたか」がまざまざとよみがえります。日記が増えていくにしたがって、読み返す楽しみも増えていくでしょう。家にお迎えしてから慣れるまでの猫の変化などもよくわかります。
残念ながら猫の寿命は人間よりも短いため、先に天国にいってしまうケースがほとんど。一緒に過ごした思い出が文字や写真、動画に残っていると、いつでも読み返せます。読み返すたびに、愛猫に再会しているような気持ちになれるでしょう。
猫の好みを把握しやすい
どの銘柄のフードを食べたときに喜んだか、遊びたがるおもちゃは何かなどの記録が、猫の好みの把握に役立ちます。猫を飼っていれば好みはなんとなくわかりますが、記録を重ねることでより明確になるのです。
友人が来たときに、「○○さんのことは好き」「△△さんのことは苦手」などがわかるのも興味深いです。愛猫が好む人のタイプや苦手なタイプが、はっきりとわかるようになるでしょう。
体調管理に役立つ
記録をつけておくと、体調管理にも役立つ点は大きなメリットです。定期的に体重をはかって書いておけば、「急に痩せた」「太った」などにすぐ気づけるでしょう。同時に写真を撮っておけば、体型の変化も観察しやすくなります。ワクチン接種日や健康診断の日も記入しておくといいですね。
食欲が落ちたときも、日記をつけてあれば「いつからなのか」がすぐわかるので、動物病院での診察の参考になるでしょう。あとから読み返したときに、「これがきっかけかも?」と体調不良の前兆などもつかめるようになります。前兆がわかると、事前の対策や早めの治療などにも応用できるでしょう。
猫日記のつけ方
ノートに手書きもいいですし、市販のペット用日記帳を使うのもいいですね。スマートフォンやパソコンを使うのもおすすめです。
ノートや日記帳に書く
一般的なノートや日記帳なら手軽にすぐに始められて、自由度が高いのもメリット。イラストを描いたり写真を貼ったりするのもおすすめです。手描きならではの温もりも感じられるでしょう。
リビングのテーブルなどに置いて、家族みんなで記録をつける楽しみ方もできます。家族であっても猫を見るポイントや心境が異なるので、お互いに新しい発見もできるでしょう。
市販のペット用日記帳を使う
市販のペット用日記帳もおすすめです。生年月日や性別、名前など、愛猫のプロフィールを細かく記入できる欄があるので便利。日記欄はそれほど大きくないので、たくさん書きたい人には物足りないかもしれません。
パソコンやスマートフォンを使う
パソコンやスマートフォンの日記帳アプリを使うのもおすすめです。無料の日記アプリもたくさんあるので、ご自分に合ったタイプを選んでくださいね。
パソコンやスマートフォンアプリで日記をつける大きなメリットは、画像や動画を日記に貼れる点です。画像を印刷する必要もありません。日記アプリに検索機能があれば、過去の記録もすぐに見つけられます。
Wordやテキストを利用して、シンプルにつけていくのもいいでしょう。Wordには日記のテンプレートもあります。
スマートフォンは猫の面白い動きなどに気づいたとき、すぐに写真や動画を撮れるのも便利です。自分のデバイスに保存するので、ブログのように突然サービスが停止する危険はありません。ただし、デバイスの機種変更や故障などに備えて、SDカードやクラウドに別途保存しておくことをおすすめします。
ちなみに筆者が猫の記録に利用しているのは、テキストエディタの「秀丸エディタ」です。画像や動画は貼れませんが、文章が多くても容量が小さくて済む点と検索機能が使いやすい点が気に入っています。
ブログを利用する
Amebaやnoteなどのブログで日記をつける方法もあります。詳しい方なら自分でワードプレスなどを利用して作るのもいいですね。公開にすると多くの人に見てもらえますが、画像や固有名詞から個人情報が洩れる心配もあります。
リスクを避けるためにも、家の近所や動物病院の画像や住所・氏名などは出さない方がいいでしょう。ブログなどはサービスを停止する可能性もあるので、文書で別に保存しておくと安心です。
SNSを利用する
XやFacebook、InstagramなどSNSに記録していく方法もあります。ブログ同様、同じ猫の飼い主さん仲間を増やすことも可能です。ブログよりも人の目につきやすく、たくさんの飼い主さんや猫好きと交流できるでしょう。日記をつけるモチベーションアップにもなるかもしれません。
ただし、何かのきっかけで誹謗中傷を受けたり、個人情報が洩れたりするリスクがあります。住所、氏名、動物病院名などの情報は出さないように注意してください。他の人と交流する気はない場合は、非公開をおすすめします。
まとめ
猫日記で、猫との楽しい暮らしを記録していきましょう。思い出になるのはもちろん、健康管理や動物病院受診にも役立ちます。猫の好みが明確になるのもメリットです。
日記のスタイルは、ノートや日記帳に書いたり、パソコンやスマートフォンを利用したりなどさまざま。ブログやSNSを利用する方法もあります。書き方や書く内容も飼い主さんの自由です。
今日からでも、毎日の猫との暮らしをつづってみてくださいね。