コツメカワウソの賢さや接し方を解説!飼育前に知っておきたいこと

コツメカワウソの賢さや接し方を解説!飼育前に知っておきたいこと
2019年のワシントン条約締約国会議により、コツメカワウソとビロードカワウソの商業目的による国際取引は原則禁止となりました。国内においても種の保存法に基づき、環境省の登録票がある個体以外の販売・譲渡は認められていません。
※本記事はカワウソの飼育を推奨するものではありません。詳細については、「国際取引が禁止されたコツメカワウソ。かわいいからと何でも飼うのは格好良くない!!」の記事をご覧ください。

水族館やカフェで人気のコツメカワウソ。つぶらな目が愛らしく、「コツメカワウソはどれくらい賢いの?」「どのように接すれば仲良くなれる?」と気になる方もいるのではないでしょうか。

今回は、コツメカワウソの賢さや接するときのポイントについてご紹介していきます。

この記事の目次

コツメカワウソはどんな動物?

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コツメカワウソは、イタチ科に属する哺乳類で、東南アジアなどの水辺に生息しています。カワウソの仲間の中では最も小型の種類で、短い爪をもつことから名前がつけられました。

魚や甲殻類、貝類などを食べて生活しており、水中だけでなく、陸上でも動き回ります。

また、コツメカワウソは、家族などを中心とした群れで暮らす社会性のある動物です。仲間同士で鳴き声を出したり、体を寄せ合ったり、遊んだりするなど、さまざまな方法でコミュニケーションをとります。

コツメカワウソは賢い?

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コツメカワウソは、仲間の行動から学ぶ社会的学習をする動物だと考えられています。これを裏付ける研究として、イギリスのエクセター大学の研究者らが2020年に発表した実験があります。

実験では、動物園などで暮らすコツメカワウソの群れに、中にミートボールが入った容器を与えました。容器はフタやハンドルをひねったり引いたりすると開く仕組みで、コツメカワウソにとっては簡単ではない課題です。

その結果、普段から一緒に過ごすことが多い仲間が容器に取り組み始めると、自分も取り組み始める傾向が見られました。また、数か月後に同じ容器を与えたところ、1回目よりも大幅に短い時間で開けられたことから、長期的な記憶力もあると考えられています。

仲間の行動をきっかけに新しいことに挑戦し、一度覚えたことを長く記憶しておける点からも、コツメカワウソの学習能力の高さがうかがえます。

賢いコツメカワウソのいたずら

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好奇心旺盛で学習能力も高いコツメカワウソは、ときに人を驚かせるようないたずらをすることもあります。

こちらの動画では、コツメカワウソのさくらちゃんが排水溝の網やお風呂の栓をあっという間に抜いてしまいます。さくらちゃんのおちゃめな表情がとてもかわいいですね。他のコツメカワウソは、手の届かないドアを自分で台を運んで開けてしまったり、ネジを外してしまう子もいるようです。

コツメカワウソと接するときに気をつけたいポイント

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コツメカワウソと接するときは、コツメカワウソのペースを尊重しましょう。

かわいらしい姿を見ると、抱き上げたり、何度も触ったりしたくなるかもしれません。しかし、コツメカワウソは野生動物としての性質を強く残しています。人に慣れていたとしても、嫌がっている様子が見られるときは、無理に近づいたり追いかけたりせず、距離を置きましょう。

コツメカワウソと接するときは、次のような点に注意しましょう。

  • 急に近づいたり、大きな音を出したりしない
  • 嫌がっているときに触ろうとしない
  • 無理に抱き上げたり、追いかけたりしない
  • 手や足を噛ませるような遊びをしない
  • コツメカワウソの行動を観察し、必要に応じて距離を置く
  • 人との触れ合いを強制せず、落ち着いて過ごせる時間を確保する

コツメカワウソと暮らす前に知っておくべきこと

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コツメカワウソは愛らしい見た目をしていますが、一般的な犬や猫と同じようには暮らせません。コツメカワウソと一緒に生活する際に必要な環境やお世話についても理解しておきましょう。

十分な活動スペースと水場が必要

コツメカワウソは、水中と陸上の両方で活動する動物です。そのため、十分な活動スペースに加え、適切な水場や休息できる場所を用意する必要があります。

飼育に必要な条件を事前に確認する

成長後の体格や習性、必要な飼育環境、飼育にかかる費用、診療できる動物病院などを、事前に確認しておきましょう。特に、コツメカワウソを診療できる動物病院は限られているため、健康管理や緊急時の対応についても調べておく必要があります。

法律や規制についても確認する

冒頭でもお伝えした通り、コツメカワウソは国際取引が原則禁止されており、国内での取引も種の保存法で規制されています。登録票のない個体の売買は違法となるため、法令や必要な手続きを事前に確認しておきましょう。

また、飼育を始める前に、専門的な知識を持つ飼育者や獣医師などに相談することも大切です。自分の生活環境で適切な飼育ができるか、慎重に検討しましょう。

まとめ

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コツメカワウソは、愛らしい見た目や好奇心旺盛な行動が魅力的な動物です。しかし、犬や猫とは異なる習性や身体的特徴があり、飼育には専門的な知識と環境の整備が求められます。

コツメカワウソとの暮らしを考える際は、その賢さやかわいらしさだけで判断せず、必要な飼育環境や費用、健康管理、将来にわたる責任について十分に理解することが大切です。

コツメカワウソ本来の習性を尊重し、動物の幸せを第一に考えた選択をしましょう。

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