イヌ派とネコ派の論争はいつの時代も絶えないですよね。実は、犬派と猫派の違いとして「年収」があげられるって知っていましたか?なんと、犬派の方が100万円以上も年収が高いという結果が出ているんです。ではなぜこのような結果になっているのか、考えてみましょう。
この記事の目次
犬派男性はお金持ち?
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティングが2014年に行った調査では、なんと犬派の男性と猫派の男性では年間100万円も年収に差があることが明らかにされました。一体いくらなのかという具体的な数字が気になるでしょうか。男性犬派が 561 万円に対し、男性猫派は 464 万円という結果のため、その差は約100万円ということになります。
なんで犬派だとお金持ちなの?考えられる理由
①世話好きという性格が関係しているのかも
犬は猫よりもお世話をする事柄が多いです。毎日の散歩はもちろんのこと、猫以上にしつけをしなければならなかったりもします。また、毎年の狂犬病予防注射や、シャンプー・トリミングも気にかけなければなりません。そのため、犬好きの人は世話好きと言えるのではないでしょうか。調査結果には、「犬派猫派の男性で職位に違いは見られないため、職種や企業規模が異なるのかもしれません。」と記載されていました。とすれば、世話好きの人だからこその職種に就いているいる可能性があります。犬好き特有の性格が、職種に関係し、それが年収に影響を及ぼしているのかもしれません。
②お金があるからこそ犬派なのかも
一般に、犬を飼うには猫を飼うよりもお金がかかるとされています。生涯費用の計算として、猫は約95万円に対して、犬は180万を超えるとされています。犬と猫を飼うのでは、約100万も出費の違いがあると言えるでしょう。近年、猫ブームが勢いを増していますが、猫の方が費用面から見ても「飼いやすい」といえるでしょう。そのため、お金があるからこそ犬を飼いたいと思うし、お金があまりかからなくてすむ(と言っても高額ではありますが)から猫が飼いたいと思うというのも言えるかもしれません。
③物事への考え方が違うのかも
「猫は同居人、犬は家族」という考え方があるのですが、猫を飼いたいと思う人は比較的ドライな関係をペットに求めるのではないでしょうか。もちろん、思いっきり可愛がっている方も多いと思いますが、犬のような「家族!」という感覚とは少し違うと思います。この考え方を人間社会に適応したとします。すると、猫派の人は、物事や人間関係へ割とドライな関係性を好むということになります。対して犬派の人は、濃い関係性を好み、手間を惜しまないとも言えるかもしれません。この考え方や、関係性のあり方などが、仕事や職場環境へも適応されているのではないかと考えられます。
ペットから、自分の性格や物事の考え方の傾向がわかる?
今回、犬派の人はお金持ちであるという内容を取り上げましたが、だからといって猫派の人が犬派に無理やり変える必要はありません(変えようと思っている人はそもそもいないかも?)。好むペットから、自分の性格や物事の考え方の傾向がわかるといった具合でしょうか。とても興味深いリサーチ結果なので、自分や周りの人に当てはめて考えてみるのも面白いかもしれません。