愛犬が散歩を嫌がるのには理由があった!4つの原因と対処法

2024.04.23
愛犬が散歩を嫌がるのには理由があった!4つの原因と対処法

散歩に行くと言っても喜ばない。散歩に出かけてもなかなか歩こうとしない。

犬は散歩好きなイメージがありますが、散歩を嫌がる愛犬に困っている飼い主さんは意外と多いもの。でも、犬は散歩そのものが嫌いなのではなく、何かワケがあって散歩を嫌がっているのかもしれません。

今回の記事では、犬が散歩を嫌がる理由と対処法をご紹介します。

この記事の目次

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犬が散歩を嫌がる理由①外が怖い

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多くの犬は、散歩が大好きです。外に出れば、たくさんの刺激が受けられ、他の犬とのコミュニケーションをとることもできます。飼い主さんと外を歩くことは、ストレス解消になり、楽しい時間になるでしょう。

しかし、それを嫌がるということは、散歩中の刺激を怖いものだと感じている可能性があります。
では、なぜ外の世界を怖いと感じてしまうのでしょうか?

社会化がうまくいかなかった

犬にとって、生後1ヶ月〜4ヶ月は「社会化期」と呼ばれる重要な時期で、他の犬や人など、様々な刺激に触れさせることが重要です。
この時期に社会化がうまくいかないと、成犬になってからも初めてのものや慣れないものに対して必要以上に警戒するようになり、「怖い」と感じるようになってしまいます。

対処法
犬の社会化は、社会化期に行うことが理想ですが、成犬になってからでも不可能ではありません。時間はかかりますが、少しずつ他の犬や人に慣れさせていきましょう
車の音や工事の音を嫌がる場合は、家で小さな音の動画を流すことから始めてみましょう。

外の世界にトラウマがある

散歩中に他の犬に追いかけまわされたり、知らない人に嫌なことをされた経験などがあると、それがトラウマとなって散歩を嫌がるようになることがあります。

対処法
トラウマの原因が分かっている場合は、その対象物が危険ではないことを犬に学習させることが重要です。
例えば、他の犬がトラウマになっているのなら、「他の犬と出会ったらおやつをあげる」「触れ合えたら褒めちぎる」など、他の犬と会うと良いことがあると学習させてみましょう。

犬が散歩を嫌がる理由②お散歩アイテムが苦手

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首輪が嫌いだという犬は結構多いです。特に、小型犬に多いと言われています。

首輪のサイズが合っていない

首輪のサイズが大きすぎると散歩中に抜けてしまって危険ですが、小さすぎると苦しく感じてしまいます。

首輪の素材があっていない

首輪には色々な素材がありますが、特に鎖の首輪は締め付け感が強いために嫌がる犬が多いです。
また、金属アレルギーを持っている犬は、金属素材の首輪をすると痒みなどを起こしてしまいます。

関節が変形している

場合によっては、なんらかの病気によって関節が変形し、首輪やハーネスにぶつかって痛い、ということもあります。

対処法
犬に合った首輪やハーネスを選ぶことが重要です。サイズが分からない場合は、犬をお店に連れて行って、店員さんに測ってもらいましょう
素材は、サイズ調整ができるナイロンベルトのものがおすすめです。
関節の病気などがある場合は、どのような首輪・ハーネスを選んだら良いのか、獣医師さんに相談してみましょう。

犬が散歩を嫌がる理由③体調が悪い

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これまで散歩が好きだった犬が、急に散歩を嫌がるようになった場合は、体のどこかに痛みを感じている可能性が高いです。
筆者が飼っている犬も、椎間板ヘルニアになった際、歩き方に特に異常は見られませんでしたが、だんだんと散歩を嫌がるようになりました。

老化のことも

病気以外にも、老化によって体力が衰えたり、暑さや寒さに適応できなくなることで、散歩を嫌がることもあります。

対処法
散歩を急に嫌がるようになったら、見た目に異常がなくても、体調不良のサインだと考えて動物病院に連れて行きましょう。
病気や高齢が原因で散歩を嫌がる犬は、無理に散歩に連れ出そうとはせず、庭やベランダで日向ぼっこをさせたり、犬用のカートに乗せて家の周りを歩くなどしてあげることをおすすめします。

犬が散歩を嫌がる理由④飼い主さんに甘えている

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散歩には行きたがるのに、いざ歩こうとすると、飼い主さんに抱っこを要求してくる犬もいます。
体調が優れなくて歩きたくない可能性も考えられますが、単に飼い主さんに甘えようとしているのかもしれません。

ここで犬の要求を聞き入れてしまうと、犬は「頼めば抱っこしてもらえる」と学習してしまいます。

対処法
抱っこを要求されても、すぐには抱っこせず、犬が歩き始めるのを待ちましょう。
どうしても歩かない場合も、散歩コース全てを抱っこしてしまっては運動不足になってしまいます。途中まで抱っこをして、すぐに下ろすようにしましょう。

まとめ

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犬が散歩を嫌がる理由は様々ですが、今回の記事では、「外の世界を怖いと感じている」「お散歩グッズが嫌い」「病気や老化」「飼い主さんに甘えている」といった原因を考えました。

もともと運動をすること自体が嫌いな犬はあまりいないはずですから、散歩を嫌がるのにはそれなりの理由があるでしょう。特に、急に散歩に行きたくなくなった場合は、病気の可能性も考え獣医さんに相談しましょう。

犬が何を考えているのかを見極めることで、犬にとっても快適なお散歩ができるようになると良いですね。

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