東京 — PETAの羽毛産業に対する最新調査の結果、ユニクロ、アシックス、ミズノ、デサントなどにダウンを供給しているベトナムのVina Prauden社で、意識があるような状態のアヒルたちの喉が切り裂かれていたこと、GUESSなどにダウンを供給しているNam Vu社の施設で、作業員が生きたアヒルの足を切り落とすなどの残虐な行為があったことが明らかになりました。このような施設からのダウンは、のちに「レスポンシブル・ダウン・スタンダード(責任ある羽毛基準)」という偽りの名の下に販売されますが、この基準は供給者が動物に危害を加えることを止めるものではなく、善意の買い物客をだますことにのみ役立っています。写真はこちらで、放送品質の映像はこちらでダウンロードできます。
Vina Prauden社にダウンを供給している屠殺場では、作業員がアヒルを乱暴に掴み、足を足かせで強制的に縛り、麻痺させるために電気を流した水槽に引きずり込む様子をPETAの調査員は目撃しましたが、作業員は鳥たちがまだ意識があるような状態で喉を切り、その後少なくとも1分間アヒルが動いていたことが確認されています。Nam Vu社の供給元である村人の家の中にある屠殺場では、鳥たちは地面に投げ出され、作業員は、まだ意識があり、もがいているように見える鳥の足を切り落としました。
PETA上級副会長のジェイソン・ベイカーは次のように述べます。「ユニクロやアシックスをはじめとする有名ブランドの製品に使われているダウンは、拷問された鳥から来たものであると考えるべきです。PETA は、レスポンシブル・ダウン・スタンダード が動物を保護しない偽りの基準であることを明らかにしました。ヒートテックのような最先端のアニマルフリー繊維の開発を担ってきたユニクロは、今こそダウンをきっぱりと取り除くべきです」
PETAは、そのモットーの一部「動物は身につけるものではない」のもと、人間至上主義的な世界観である種差別に反対しており、PETA USのウェブサイトでは最先端のダウンフリーな選択肢を紹介しています。
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