【クイズ】ペットフードの原材料って気にしてる？

肉副産物・ミートミール・肉骨粉が含まれていても心配はありません。むしろ、栄養価が高いため、犬や猫にとって重要な栄養素を摂取できます。

「肉骨粉」と聞くと、BSE（牛海綿状脳症）が気になる方もいるかもしれませんが、BSE汚染国の牛由来の肉骨粉は使用されていません。現在は、原材料の収集先、製造方法、輸送に至るまで、国が厳格に規制しています。

肉副産物とは、家畜の肝臓や脾臓、腎臓、肺、胃腸、骨、脂肪組織などを指します。これらは、一般的に人間があまり食べない部位を含むため、健康に良くないものという印象を受けるかもしれません。

しかし、肉副産物には、犬や猫にとって重要なビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。野生時代の犬や猫が獲物の内臓まで食べていたことを考えると、副産物を食べることは自然なことだと言えるでしょう。

市販のペットフードは、規格や基準を満たし、製造・輸入されたものです。製造や輸入する際には、法人・個人を問わず、事前に各都道府県の農林水産省地方農政局へ届け出をする必要があります。

また、ペットフードが「ペットフード安全法」に従って製造されているかどうか、国と農林水産消費安全技術センターが抜き打ちで製品の品質を検査しています。