犬のドッグフード選び、とっても難しいですよね。
安いものから高いものまで様々、そして、ネットで調べてみても、人によって言うことはバラバラ…
多少主観的になってしまう部分もありますが、ドッグフードを選ぶ際に気を付けているポイントについてご紹介します。
この記事の目次
食品添加物は大丈夫?
カップラーメンやスナック菓子、その他多くの食べ物には、食品添加物が含まれています。
人間の場合は厚生労働省が管轄ですが、犬や猫などのペットの場合は、環境省のペットフード安全法で使用基準が定められています。
つまり、人間とペットとでは、制限が別なのです。
人間には厳しい規制がかかっていますが、ペットの場合は、多少それが緩くなっています。
どういうことかというと、ペットには、人での利用が禁止されているような食品添加物であっても、認められている場合があるということです。
食品添加物チェックのポイント
主観的になってしまいますが、以下に気をつけるべきだと思います。
- 必ずパッケージの原材料を見る
- わからない横文字に気をつける
- 気になったら調べてみる
パッケージの原材料をチェック
ペットフード安全法にて、使用した原材料を全て記載するよう義務化されました。
そのため、現在では、日本国内で流通しているドッグフードやキャットフードのパッケージには、使用した添加物の表示が必ずされています。
これをチェックすれば、安心することができますよね?
わからない横文字をチェック
大抵、食品添加物は英語名の長い横文字がついています。
超カラフルな色になる合成着色料の一つに、赤色◯号なんていうものもあります。
以下のような、よくわからない横文字から、見るからに合成であろうもの、犬に食べさせてはいけないものまで、記載されている場合があるので内容のチェックが必要になってきます。
- ブチルヒドロキシアニソール
- ジブチルヒドロキシトルエン
- 亜硝酸ナトリウム
- ソルビトール
- キシリトール
実際に調べてみよう
こちらの記事でもレポートしましたが、不明な成分があれば、実際に成分を調べてみることも大事です。
もしかすると、安心することができるかもしれませんし、逆に不安になるかもしれません。
不安になったら、フードを変更すれば良いだけですし、すぐに行動に移すことができるようになるため、自分で調べてみるのはオススメです。
アレルギー成分を調べる
皮膚炎になっていたり、手や足を掻きむしっているようであれば、一度、動物病院に連れていってみましょう。
そこそこお値段がしますが、アレルギーの可能性がある場合は、アレルギー検査をすることで、摂取しない方が良い食べ物が分かる可能性があります。
動物病院は自由診療であるため、施設によって違いはありますが、約2万円~3万円程で受けられ、およそ2週間ほどで結果がわかりますので、その結果と合わせてドッグフードを選ぶというのは理にかなっています。
広告収入の有無について
アフィリエイトの存在
ネットが信用ならないと言われてしまう背景に、アフィリエイトがあります。
アフィリエイトとは、インターネット上の広告のことで、その広告経由で商品が売れると、商品を紹介した人に対し、報酬が支払われる仕組みのことです。
実は、良いドッグフードとネットで宣伝されているドッグフードは、このアフィリエイトの仕組みを使っていることが多いのです。
その広告経由でドッグフードを買ってもらえれば、商品を紹介した人に対して、1000円〜2000円程度の報酬が入るのですから、たくさん宣伝しますよね。
結果として、アフィリエイトの報酬を狙って、ドッグフードの宣伝をする人が増えているのです。
そのため、ネットを使ってドッグフードを調べてみると、同じ商品をおすすめしているページが多いことにすぐに気がつきます。
アフィリエイト商品ってどうなの?
これらの商品を使ったことがないので、筆者は何とも言えないというのが正直なところです。
ただ、ネットで検索して見つかるこれらのドッグフードについては、原材料を見る限りでは、とても良い商品だというのは間違いないようです。
問題は、商品の価格に、上記のアフィリエイト紹介料が載っているということになりますが、これも大手ペットフードメーカーのものを買ったとしても、広告宣伝費としてそれらの費用が商品価格に上乗せされているため、実質、あまり変わらないのではないでしょうか。
元も子もない話にはなってしまいますが、本当に良いものなのか、実は価格に見合ったものではないのかは、ネットの情報だけでなく、実際に自分で調べてみないとわからないというのが正直な感想です。
まとめ
完全な食事って必要?
ただ、人間でもそうですが、完全栄養食と呼ばれる同じ味のフードを毎日同じ量だけ同じ時間に食べ続けることが楽しいでしょうか?
また、添加物が多いと言われるカップラーメン、たまに食べたくなってしまいますよね。
もしかすると、犬や猫などのペットにとっても同じかもしれません。
手作り食との併用
筆者個人の意見としては、どんなドッグフードでも良いので、自分がチェックして安心できる原材料を使っているものと、手作り食を組み合わせることです。
たくさんの情報が逆に飼い主の皆さんを混乱させている気がしています。
であるならば、自分が知識を身につけて安心できるご飯を食べさせてあげる、さらに、ペットも美味しそうに食べてくれる姿を目指すのが一番なのではないでしょうか。
その結果、私は上記のハイブリッドな食事に行き着きました。
これが正しいのかどうかは正直わかりませんが、ご飯を残さず、美味しそうに食べてくれるようになったことは間違いありません。
みなさんも、自身のペットに合った食事を探してみてください。