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猫にとってタバコが良くないのはわかってるけど…
タバコは百害あって一利なしと言われていますが、人だけでなく猫に対しても同じです。
猫にとって、タバコは良くないというのはすぐイメージできますが、どれぐらい影響があるものなのでしょうか。猫を飼っていて喫煙をしている方は、ぜひ気にしてみてください。
猫が影響を受ける理由
実は、人よりも犬よりも多くの悪い影響を受けてしまうのが猫なのです。
1.体が小さい
猫は、人間の10分の1ほどの大きさです。人間が吸っても害のあるタバコの煙を、小さい体の猫が同量吸ったらどうでしょう。人よりも、有害物質を多く摂取するというのはすぐ想像できますよね。
2.低い位置で生活をしている
猫は、普通低い場所を移動しています。タバコの有害物質は重さがあるので、下へ下へと落ちていきます。つまり、猫は有害物質まみれの環境で呼吸をし、生活をしていることになります。
3. グルーミングをする
猫は、体を舐める習慣のある綺麗好きな動物です。しかしそれによって、猫は体に付着したタバコの有害物質を取り込んでしまっているのです。
タバコの煙が壁やカーテンなどに到達し、そこを通るたびに体に物質が付着。それを舐めてしまって、有害物質が身体中に流れてしまうのです。
4.噛む・舐める
猫はおもちゃを噛んだり、舐めたりします。その際に、付着している有害物質も一緒に体内に取り込んでしまいます。おもちゃだけでなく、テーブルやタオルケットなどすべて含まれるでしょう。
猫が受動喫煙をするとどうなるの?
猫は人間や犬以上に、タバコの煙によって被害を受けると言われています。リンパ腫やガンになるリスクがとても上がると言われ、2~4倍もかかりやすくなると考えられています。
禁煙したら猫の態度が変わった!
「禁煙をしたら、猫が近寄ってくれるようになった」「そういえば猫がくしゃみをしなくなった」など、禁煙をしたら猫の態度が変わったという声を聞きます。
禁煙は辛い…という方も、一度このような体験をしたら、やめられずにはいられなくなるかもしれません。
受動喫煙を猫にさせない!
「換気扇を回せばいいでしょ?」「ちょっとぐらい大丈夫!」と考える方も多いかもしれません。
もし、愛猫に少しでも長生きをして欲しいなら。
もし、健康でいて欲しいなら。
禁煙を考えてみてはいかがでしょうか?