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ねこ飼い方

寒い時期は、車に乗る前の「猫バンバン+確認」の習慣を。

和田 千智
和田 千智 シェリー編集部

皆さんは、#猫バンバンをご存知でしょうか。TwitterやInstagramなどでブームになった#猫バンバンのハッシュタグ。実はこれ、日産が呼びかけている、命を救うためのムーブメントなのです。

「ボンネットを叩きましょう」

ドアップ猫
猫バンバンとは、車に乗る前にボンネットなどを叩き、隠れていた猫ちゃんを驚かせて逃す試みです。また、車の内部から猫の声が聞こえないか注意することや、目で確認してから乗り込むことも含まれます。

この寒い時期は、猫は暖かい場所を求めて目の見えない場所に隠れがちになります。特に車のボンネットやタイヤの間は暖かく、隠れている猫ちゃんが少なくありません。

そのままエンジンをかけて運転してしまったり、長期間ボンネットの中にいて、ご飯を食べられずにいると危険です。

日産がリードする#猫バンバン


日産自動車がこの試みを広げ、注意喚起を促しています。可愛い特設サイトも用意されており、ステッカーやロゴも用意されています。
http://www2.nissan.co.jp/SOCIAL/CAMP/NEKOBANBAN/

実際に救われた命たち

猫と女性(猫カフェ)
実際に、ボンネットの中から救出された猫ちゃんもいます。

兵庫県の姫路三菱自動車販売太子店では、ボンネットの中から雨やオイルに濡れて弱くなっていた猫ちゃんを救出しています。あるお客さんが、「猫の声が車から聞こえる」と来店し、スタッフが発見したとのこと。

TwitterなどのSNSを通じ、猫バンバンの呼びかけがさらに行われるようになりました。

私も車に乗り込もうとしたら、車の下に猫が隠れていたことがあります。もし、「気付かずに運転してしまっていたら…」と思うと、気が気ではありません。ボンネットの中も、車の下も、車の周りもできれば気を付けたいですよね。

猫バンバン+確認を!

水色の車と乗ろうとしている女性
「ボンネットの上をバンバン叩いて、猫を逃す」というのは良い取り組みなのですが、実はそれだけでは不十分なことも。やっぱり一番は「ボンネットを開けて確認すること」です。

バンバンという音に怖がって、固まってしまう猫ちゃんもいるんだとか。朝は皆さん忙しいとは思うのですが、近所に子猫がいるお家などでは特に確認するように心がけたいものです。

30秒あれば、ボンネットを開けて、そして車の周りの安全を確認することができます。たった少しの違いで命を救えるかどうかが変わってきますので、朝心がけるようにしてみてはいかがでしょうか。

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