犬に服を着せるのはかわいそう?6つのメリットと注意点まとめ

2026.05.13
犬に服を着せるのはかわいそう?6つのメリットと注意点まとめ

みなさんは、犬に服を着せることについてどう考えますか?

「飼い主のエゴ」だとして反対する人もいる一方で、実は、服を着せるのは犬にとってもいくつかのメリットがあります。同時に、注意すべきポイントがあるのも事実です。

そこで、今回の記事では、犬に服を着せることのメリットと注意点をまとめました。

この記事の目次

犬に服を着せる6つのメリット

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メリット①寒さ対策になる

犬種によって、暑さに弱い犬・寒さに弱い犬がいます。これは、主に被毛の生え方によって異なります。

犬の被毛の生え方には、「ダブルコート(二重毛)」「シングルコート(単毛)」の2種類があります。

<ダブルコート>
太くて固めで長めの「オーバーコート(上毛)」と、細くて柔らかく短めの「アンダーコート(下毛)」二層構造になっています。ダブルコートの犬は寒い地域が原産の犬が多いため、寒さには強いとされています。
<シングルコート>
アンダーコートがなく、オーバーコートのみ生えています。シングルコートの犬は寒さに弱い傾向があるため、犬種や個体の状態によっては服が役立つ場合があります。

ダブルコートでも寒さに弱かったり、シングルコートでも寒さに強い場合もあるため一概には言えませんが、冬の散歩中に震えてしまうような場合は、暖かい素材の服を着せてあげた方が良いかもしれません。

特にシニア犬は、加齢により筋肉量や代謝が低下し、体温を保つ力が弱くなるため、若い頃は平気だった寒さでも影響を受けやすくなります。ダブルコートの犬であっても、冬の散歩中に震える・動きが鈍くなるといった様子が見られる場合は、寒さを感じているサインかもしれません。

そのような場合は、犬種や被毛の種類に加えて年齢や体調も考慮し、暖かい素材の服を着せてあげることで体への負担を軽減できるでしょう。

メリット②アレルギー・寄生虫対策

犬によっては、特定の植物などにアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。また、ノミやマダニなどの寄生虫は草むらに潜んでいますが、散歩中に犬を完全に草むらから遠ざけるのは容易ではありません。

服を着せることで、草や植物との直接的な接触を減らし、アレルギーや寄生虫のリスクを軽減する効果が期待できます。

ただし、ノミやマダニなどの寄生虫対策は、基本的に動物病院で処方される予防薬によって行いましょう。

メリット③抜け毛に対するマナー

犬の抜け毛は飼い主さんにとっても厄介なものですが、特に犬を飼っていない人からすると、他人の犬の毛が飛んでくるのはかなり不快でしょう。近くに犬アレルギーの人もいるかもしれません。

散歩中に服を着せることで、抜け毛が飛ぶのをある程度防げます

メリット④どうしても着なくてはいけない時に備えられる

病院で手術をした後など、傷口を舐めたり汚したりしないようにエリザベスウェアなどの服を着せなくてはならないことがあります。
しかし、そんな時に服を着慣れていないと、嫌がってストレスになってしまいます。

犬は、ただでさえ病院通いや手術でストレスを感じています。服を着ることに抵抗がないように日頃から慣れさせておけば、いざという時に困ることがないでしょう。

メリット⑤雨の日に、汚れから守ってくれる

犬にも、「雨の日用のレインコート」があります。
外でしかトイレをしない犬の場合、大雨でも外に出なければならないこともあるでしょう。

そんな時、レインコートを着せてあげれば犬は体がずぶ濡れにならなくて済みますし、飼い主さんもお手入れの手間が省けます。

メリット⑥日焼け防止効果がある

犬も被毛が薄い部位や皮膚が露出している場合には、強い紫外線によって皮膚トラブルが起きることがあります。特に、被毛の密度が低い犬は注意が必要です。

そんな時、UVカット機能のついた薄手の服を着せてあげれば、日焼けをある程度防止できます。

犬に服を着せる際の7つの注意点

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注意点①素材を考えよう

犬の服はさまざまな素材のものが売られています。特に、夏場に通気性の悪い服を着せると体温がこもりやすく、熱中症のリスクが高まります。

また、化学繊維は静電気が起きやすいものもあり、それが原因で「服=痛い・嫌なもの」と学習してしまうことがあります。気になる場合は天然素材や静電気防止加工されたものを選ぶと安心です。

注意点②装飾品は食べてしまうかも

飾りの多い服は誤食の原因となってしまうことがあるので、注意しましょう。

注意点③毛玉に注意

毛が長い犬に洋服を着せると、摩擦で毛玉ができてしまいがちです。
洋服を脱いだ後のお手入れを怠らないようにし、きちんと処理してあげましょう。

注意点④汚れが溜まる

ずっと服を着ていると、フケが溜まる原因になります。そこから皮膚トラブルが起きることもあるため、服を着せるのは散歩中のみにし、定期的に洗濯すると良いでしょう。

注意点⑤痛がるような着せ方はしない

犬が服嫌いになってしまう原因として、飼い主さんの着せ方がうまくない可能性があります。

犬の関節は、前後には動きますが、左右の可動域はあまり広くありません。無理に手足を広げるような着せ方をすると、関節や筋肉に負担がかかり、痛みや違和感を与えることがあります。

そのため、服に慣れていない犬には、上からかぶせてお腹部分を留めるタイプの服を選ぶと、比較的ストレスなく着せやすいでしょう。

注意点⑥適切なサイズを選ぼう

犬の服はサイズ選びも重要です。着用時に首回りや胴回りに指が1〜2本入る程度の余裕があると、締め付けが少なく快適に過ごせます。成長や体型の変化でサイズが変わることがあるため、購入のたびに採寸するようにしましょう。

また、排泄時に服が汚れないか、お腹や後ろ足周りの形も確認しておくことが大切です。

注意点⑦暑くないかこまめにチェックしよう

犬は人より体温調節が苦手なため、長時間服を着せていると体に熱がこもりやすくなります。口を開けて激しく呼吸する様子(パンティング)が見られる場合は、暑さを感じているサインの一つです。様子をこまめに確認し、必要に応じて服を脱がせましょう。

服を着せるかどうかは愛犬に合わせて考えよう

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犬が服を着ているだけで「かわいそう」と言う方もいます。ですが、今回ご紹介したように、犬によっては服を着ることで大きなメリットを得られる場合もあります。

愛犬が服を嫌がらないのであれば、服を着なければならない状況に備えて、散歩中にのみ服を着せることを検討してみても良いかもしれません。

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