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いぬしつけ

猫でもできる?犬を飼ったら最初に教えたいクレートのしつけ

待ちに待ったペットが我が家にやってきた!トイレも教えないといけないし、おすわりも教えないといけない…。教えたいこと、たくさんありますよね?

トイレやおすわりも良いですが、最初に教えるのはクレート(ハウス)のしつけが良いのです。これができるようになると、後々楽なんです!ちなみに、ペットなら犬でも猫でも使える方法です。

クレート(ハウス)に慣らそう


クレートとはなんぞや?という、あなた。こういうのをクレートと言います。

クレートはペットのお家としても使えますし、車や電車での移動時にこの中に入ってもらって、一緒にお出かけすることもできます。
また、緊急時に大切なペットをホテルに預けないといけなくなるケースもあります。最近では放し飼いにしてくれるところも増えてきましたが、クレートのような小さい部屋に入ってもらうことも多いので、普段からこれに慣れておいてもらうことで、預けた時の心配の種も減ることでしょう。

クレートに押し込むのは可哀想?

いえいえ、そんなことはありません。

特に、犬の場合は巣穴に入って生活していたため、少し狭いところの方が落ち着くのです。もちろん、おやすみする場合は、です。普段はクレートに閉じ込めたままにせず、外やお庭などで伸び伸び遊ばせてあげましょう。

狭いところの方が落ち着くとは言え、限度はあります。犬が中で軽く周ることができ、高さも中で座れるくらいの大きさのものが理想的と言えます。最近では、上部が蓋になっており、取り外しができるものもあるので、普段は外して使い、移動中は付けるようにしても良いかもしれません。

クレートに慣れてもらう

初めて見るクレートを怖がる子もいます。まずは、以下の手順でクレートが安全で居心地の良いところだということをわかってもらいます。

  1. ワンコを抱っこしておき、クレートの上におやつを置く
  2. ワンコを離し、クレートの上のおやつを食べてもらう
  3. これを何回か繰り返す

クレートに近寄りすらしない場合は、クレートから少し離れたところに、おやつを置きます。何個かおやつを置いて、徐々にクレートとの距離を縮めていきます。この時、一気に距離を縮めてしまうと、失敗するので注意してください。

クレートに入ってもらおう

クレート自体が怖いものではないと分かってもらったら、今度はクレートの中に入ってもらいましょう。この時、無理やり入れたりは絶対にしないでください。基本的に動物はみんな臆病なので、何事も無理やりやらせるのは禁物です。あなたも、廃病院に無理やり連れて行かれたら嫌でしょう?

  1. (必須ではないが)クレートの中をフカフカにしておく
  2. ワンコを抱っこしておき、クレートの出入り口のおやつを置く
  3. ワンコを離し、クレートの出入り口のおやつを食べてもらう
  4. 問題なく食べられるようであれば、徐々にクレートの中におやつを置くようにする

これも怖がってなかなか入ってくれないようであれば、クレートから離れたところに置き、徐々に距離を縮めていきます。

クレート(ハウス)に慣れてきたら


「ハウス」の掛け声でクレートに入ってくれたら、お出かけする時やお留守番していて欲しい時に楽ちんですよね。クレート自体に慣れてきたら、少しレベルアップしたトレーニングをします。
これも決して無理にやらせてはいけません。クレートの中は居心地の良いところだと思わせてください。居心地が良いところには嫌なイメージを植え付けることは絶対NGです。

掛け声でクレートに入れる

これは時間がかかりますので、何度も何度も繰り返し練習しましょう。100回くらいはやりましょう。できた!と思っても、1日では行動は定着しないため、1週間くらい辛抱強く繰り返します。クレートが嫌いになっていなければ比較的すぐに入ってくれることでしょう。

  1. クレートの外でワンコを待機させます
  2. おやつを持った手をワンコの前に持っていき、それをクレートの近くまで持っていきます
  3. 「ハウス」の掛け声をして、おやつでクレートの中まで誘導します
  4. クレートに入ったらおやつをあげます
  5. これを何度も何度も繰り返します

別の場所でも

車での移動時、外出時等はクレート自体を持ち運ぶことも多いと思います。家だけでトレーニングすると、他の環境に変わった時に困惑させてしまうため、なるべく色々な場所で練習します。

  1. 車の後部座席等にクレートを置きます
  2. 車の中で「ハウス」の掛け声をかけて、前述のトレーニングを繰り返します

徐々に持ち運びにも慣れてもらいましょう。近所ではなく、河原や大きな公園をお散歩するような機会を設け、クレートの中に入れて連れていきましょう。この時、クレートの中を居心地のいい場所にするため、クッション等でフカフカにしておきます。持ち運びも乱暴に扱ってはいけません。なるべく揺らさないように気をつけます。

むすびに


このように、徐々にレベルをアップさせ、クレートに慣らしてあげることで、この後のしつけやトレーニングも楽になってきます。動物も人間と同じで、小さな時に色々経験させておくことが大事です。ペットをお迎えしたら、その日からすぐにトレーニングを開始し、ペットの一生をストレスをあまり感じない良いものにしてあげてください。

ペットが幼い時のトレーニングの重要性については、以下の記事も参考にしてください。

犬を飼って最初にしたいことは社会化教育

犬の性格は「ある3ヶ月」で決まる?パピーパーティが効果的な理由

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