愛犬がブラッシングを嫌がる!その理由と対処方法は?
ブラシを見せると逃げるんですけど!
愛犬の健康を保つためにも欠かさず行いたいブラッシング。しかし、嫌がってなかなかさせてくれない犬が多いのも事実です。
嫌がるようになってしまった原因とその解決方法を学んでいきたいと思います。原因を知らずにそのままにしていたら、ますますブラッシング苦手犬になってしまうかも知れません。
こまめにしない→毛玉ができる→久しぶりにやる→痛い
ブラッシングをしないでいると、毛質によっては毛玉ができてしまう犬もいます。長い間放置されていた毛を久しぶりにブラッシングすると、引っかかってしまいがちなんです。
そうすると、犬側としては皮膚が引っ張られて「痛い!!!」となってしまって、余計に嫌いになってしまう可能性があります。
人間も、手入れが行き届いていないパサパサの髪の毛をクシでとかすと、絡まってしまい「痛い!」となりますよね?それと同じなんです。こうして嫌がる愛犬に無理やりやろうとすると、さらに逆効果になってしまうんです。
なんで嫌がるの?
そもそも苦手
犬の中で、ブラッシングを好む犬は珍しいと言われています。犬は手足の先を触られるのが嫌なため、ブラッシングをする際に触られたりするのが嫌だったりします。
ブラッシングをしている時に、痛い思いをしたことがある
最初の頃にしたブラッシングで痛い思いをさせてしまった場合、ブラッシングに恐怖感を抱いてしまうようになります。無理やりやろうとした、長時間やらされた、痛かったなどが考えられます
ブラシの使い方を間違えている(ブラシがあっていない、力が強いなど)
ブラシにも様々なものがあります。先が尖っているものもあれば、ラバーブラシのように柔らかい素材で出来ているものもあり多様です。それぞれ特徴があり、また犬種や毛質によって使うべきブラシが変わってきます。
例えば、ショートコート(短毛)のコーギーにはラバーブラシがオススメなのですが、ここでスリッカーブラシを使うと痛すぎてしまうと思います。
このあたりの犬別オススメのブラシについては、こちらに詳しく書いてあります
また、力の入れすぎで痛くさせてしまっているのかも知れません。ブラシごとで性質も変わってくるので、力加減なども考えないと痛めてしまいかねません。
どうしたら克服してくれる?
少しずつ慣らしていく
ブラシを怖がる子の場合、日々生活する中で犬の視界にブラシが入るようにするところからスタートしてみてください。そして、少しずつブラッシング量を増やしていきます。
一日数分、何回か梳かすようにし、徐々に回数を増やしていきます。とにかく、無理してやらないことが大事です。ゆっくり、焦らず慣らしていきましょう。
ブラッシングは嫌なものではないと覚えさせる(ご褒美作戦)
ブラッシング中におとなしく待っていれば、ご褒美がもらえると思ってもらいましょう。最初におやつを見せて気をそらせて、終わったらご褒美としてあげるのも効果的です。
この時、いつもと同じようなおやつではなく、特別なおやつをあげるようにしましょう。お小遣いがもらえると言っても、いつもと同じ10円がもらえるより、100円が貰えたほうが嬉しいし、またやろうと思いますよね?
短時間で終わらす
やり始めるとなんだかもっとやりたくなってしまう…のは人間の癖なのかも知れませんが、いきなり長時間やるのはおすすめできません。短時間で済ませ、嫌いにさせないようにしましょう。
ツヤ毛が自慢の愛犬にしちゃおう!
健康を保つ為にも、こまめにブラッシングをすることは大切です。愛犬がブラッシング嫌いになってしまうと、わんちゃんだけでなく飼い主さんも楽しくないですよね。せっかくなら、楽しんでやりたい…その為にも、工夫をしてブラッシング嫌いを克服していきましょう!