愛犬がブラッシングを嫌がる!6つの理由と対処法

2024.04.23
愛犬がブラッシングを嫌がる!6つの理由と対処法

愛犬の健康を保つためにも、定期的に行いたいブラッシング。犬種によっては、毎日ブラッシングが必要な場合もあります。

しかし、ブラッシングが好きな犬もいる一方で、嫌がってなかなかさせてくれない犬が多いのも事実です。
では、犬がブラッシングを嫌がるのにはどのような理由があるのでしょうか?

今回の記事では、犬がブラッシング嫌いになる6つの原因と、その対処法をご紹介します。

この記事の目次

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ブラッシング嫌いの理由①頻度が足りず毛が絡まる

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しばらくブラッシングをしていないと、毛質によっては毛玉ができてしまう犬もいます。

人間でも、絡まった髪の毛を梳かすときに引っかかって痛みを感じますよね。
犬も同じように、長い間放置されていた毛を久しぶりにブラッシングすると、ブラシが毛玉に引っかかり、「痛い!」と感じてしまいます。

そうなると、「嫌がるのでたまにしかブラッシングをしない→さらに絡まってしまう→梳かすと痛い→さらに嫌いになる」という悪循環に陥ってしまいます。

対策

ブラッシングの頻度は毛質によって異なるので、愛犬の種類に合った適切な頻度を把握しておきましょう。
例えば、「毎日全身をやるのは大変」という場合は、今日はお腹、明日は手足というように、部位ごとに分けて少しずつブラッシングをすることで、犬のストレスも軽減できます。

ブラッシング嫌いの理由②触られるのが苦手

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犬によっては、信頼している飼い主さんであっても、手足や尻尾などの部位を触られるのを嫌がる場合があります。

ブラッシングの際には、そうした部位に触られることが多いため、ブラッシングそのものを嫌いになってしまう原因になります。

対策

最初はブラシを使わずに、手足や尻尾などを触られることに慣れさせましょう。
例えば、「尻尾を触らせてくれたらおやつをあげる」ことを繰り返すと、尻尾を触られることに対して良いイメージを持つようになり、次第に嫌がらなくなります。

慣れてきたら、今度はブラシを使ってみて、少しでもブラッシングをさせてくれたらおやつをあげてみましょう。

ブラッシング嫌いの理由③ブラッシングがトラウマになっている

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ブラッシングで痛い思いをしたり、気分が乗らないのに長時間拘束されたりした経験があると、ブラッシングそのものにトラウマを感じて嫌がってしまいます。

対策

ブラッシングが嫌なものだというイメージを払拭するために、おやつを使って少しずつトレーニングをしましょう。
まずは、ブラシを見せるだけでおやつをあげます。そして、ブラシで体に触れたらおやつ、ブラシの背で体を撫でたらおやつ、少し梳かしたらおやつ、というように、犬の様子を見ながら徐々に慣れさせていきます。

ブラッシング嫌いの理由④ブラシを正しく使えていない

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ブラシにも様々なものがあります。先が尖っているスリッカーブラシや、柔らかい素材のラバーブラシなど、多種多様です。
それぞれ特徴があり、犬種や毛質によって使うべきブラシが変わってきます

例えば、ショートコート(短毛)のコーギーにスリッカーブラシを使ってしまうと、痛すぎて皮膚を傷つけてしまうため、ラバーブラシがオススメです。

また、力の入れすぎも痛みの原因になります。例えばスリッカーブラシは、鉛筆持ちをして優しく表面を撫でるようにして使うのがコツです。
ブラシごとで性質によって力加減も異なるので、適切な使い方を覚えることが重要です。

対策

愛犬の種類に合ったブラシを選ぶことが重要です。よく分からない場合は、専門店やトリマーさん、獣医師さんなどに相談してみると良いでしょう。

ブラッシング嫌いの理由⑤ブラシをおもちゃと間違えている

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ブラッシングをするときに、ブラシに噛み付こうとする場合は、ブラッシングを嫌がっているのではなく「遊んでもらっている」と勘違いしている可能性があります。
怒って噛み付いているのか、楽しそうに遊んでいるのか、愛犬の様子を観察しながら見極めましょう。

対策

ブラッシングは、愛犬が眠そうにしているときなど、できるだけ落ち着いた状態のときにゆっくりと行うようにしましょう。
愛犬を刺激しないように、動作はゆっくりと、落ち着いた声で話しかけながらブラッシングをしてあげると良いです。

ブラッシング嫌いの理由⑥病気や怪我

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病気や怪我によって、触られると痛い部位にブラシが当たると、怒ったり鳴いたりすることがあります。
「今までブラッシングを嫌がらなかったのに急に嫌がるようになった」「特定の部位を触ったときに痛がる」という場合は、身体に不調を抱えている可能性があります。

ブラッシングによって、腫瘍や皮膚病のほか、痛むところを見つけられるので、定期的なブラッシングは病気の早期発見のためにも重要です。

対策

病気や怪我が疑われる場合は、なるべく早めに動物病院に連れて行きましょう。

まとめ

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定期的なブラッシングは、愛犬の健康を保ったり、愛犬とコミュニケーションをとるためにとても重要です。
犬がブラッシングを嫌がる場合は、その原因を考えて、適切な対策を取りましょう。

ブラッシング嫌いを克服して、ブラッシングの時間が飼い主さんにとっても愛犬にとっても楽しいものとなると良いですね。

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