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いぬグッズ

全自動で見守る!Furboの新しいドッグシッター機能を使ってみた

轟木 健
轟木 健 シェリー編集長/ドッグトレーナー

今やお留守番をするペットのために、ペットの見守りカメラをお家に設置する飼い主さんは珍しくありません。

そんなペットの見守りカメラの中でも、「ペットのために」ペット専用に開発されたペットの見守りカメラがあります。それが、「Furbo」です。

今回は、そんなFurboが更に進化したとの連絡を受け、2020年6月に発表された新機能、Furboドッグシッターについて深堀りしていきたいと思います。ペットの見守りカメラをご検討中の方は必見です。

Furboとは?

Furboは、5,000人以上のドッグオーナー、獣医師、トレーナーの協力を得て開発されたペット専用の見守りカメラです。

Furboでお馴染みとなった「オヤツアイコン」を押すとFurboからオヤツが飛び出る仕組みFurboでお馴染みとなった「オヤツアイコン」を押すとFurboからオヤツが飛び出る仕組み

ペットの見守りカメラをご検討中の方は、ついカメラの機能や性能面に目が行くかもしれませんが、Furboはペット専用に設計された機能が盛りだくさん。例えば、ペットオーナーであれば気になるであろう、以下の機能を備えた唯一無二のペットの見守りカメラです。

  • 遠隔操作でおやつを与えられる
  • ペットの様子を見て、飼い主に通知をくれる
  • ペットの様子を見て、様子を自動録画(※)
  • 鳴き声を検知して、飼い主に通知(※)
  • 1日の様子を自動でダイアリー化(※)

(※)2020年6月に発表された新機能

また、「マツコの知らない世界」や「めざましテレビ」で紹介される等、その注目度の高さから、Furboは多数のメディアでも取り上げられています。歌手で女優のジェニファー・ロペスさんが使っていることでも有名です。

Furboは他の見守りカメラと比べると少々大きめだが、デザインはシンプルで可愛らしいFurboは他の見守りカメラと比べると少々大きめだが、デザインはシンプルで可愛らしい

そんな日々進化を続けるFurboですが、今回は2020年6月に発表されたFurboドッグシッターの新機能(※)について、詳しくご紹介します。

Furboのドッグシッターサービス

Furboドッグシッターは2020年6月から始まった月額サブスクリプションのサービスです。Furboを買い換える必要はなく、スマホアプリから利用開始の手続きをするだけです。

Furboドッグシッターの概要

Furboドッグシッターを有効にすると以下の機能が利用可能になります。

  • クラウドレコーディング(自動録画サービス)
  • スマート通知(ワンワン通知等の通知サービス)
  • ドギーダイアリー(愛犬の1日の様子を60秒の動画にまとめてくれるサービス)

また、2020年7月時点では、90日間の無料トライアルが可能(かつ、その後90日間は99円で利用可能)ですので、既にFurboをお持ちの方はこの機会にトライアルしてみると良いでしょう。

Furbo クラウドレコーディングの機能の画面イメージスマート通知で飼い主はペットの様子に気づき、クラウドレコーディングで記録された動画を見ることができる

クラウドレコーディング

Furboドッグシッターの最も優れた機能がクラウドレコーディングです。

クラウドレコーディングとは、Furboが撮影可能な範囲内でのペットや人の動き、ペットの鳴き声までも検知し、その出来事が起きた前後10秒ほどを自動で撮影してくれる機能のことを言います。

Furbo スマート通知を閲覧してAIの精度を向上させるFurboは、クラウドレコーディングにより記録された動画の内容をユーザーに記録させることで、AIの精度向上をはかっている

スマート通知

スマート通知は、クラウドレコーディングされた状況をスマホに通知するサービスです。また、これをOFFにすることで、それぞれのイベントをスマホへ通知されないように制御できます。

Furboの緊急スマート通知

スマート通知は主に以下の4つをFurboが常時監視しており、これらのイベントを検知するとクラウドレコーディングを行うと同時に、スマホに通知します。これにより、飼い主はどこにいても、ペットに何が起こっているかを知ることができるのです。

  • 犬の吠えた声
  • 人の動き
  • 犬の動き
  • ガス漏れや火災検知

今回、ガス漏れや火災検知は状況を作ることができず、実際に試してみることができませんでしたが、ペットの鳴き声の検知や人やペットが動いたときの検知の精度は非常によく、安心してお留守番をFurboに任せることができるでしょう。

ドギーダイアリー

ドギーダイアリーは、クラウドレコーディングされた動画を1日のハイライトとしてまとめてくれる機能です。

Furboのドギーダイアリーで1日の振り返りができる

スマート通知で全ての機能をONにしておくと、愛犬を取り巻く家の中で起きた出来事をハイライトとして見ることができるので、思いもしない光景が撮影されていて、それはそれで面白い機能です。

Furboドッグシッターの良いところ

Furboドッグシッターの良いところは、なんと言っても「クラウドレコーディング+スマート通知」でしょう。

ペットシッターにお留守番を任せた経験のある方は、LINEやメール等でペットの様子が送られてきたことはないでしょうか?感覚としては、まさにそれと同じで、ペットのちょっとした動きや変化も検知して、Furboが動画で様子を伝えてきてくれるので、その安心感は何にも代えがたいものがあります。

Furboの良さは特に、近所に買い物に出かけた時、友人とランチに行った時など、長期の外出ではなくちょっとした外出の時に発揮されます。わざわざペットシッターを頼まなくても、手軽にペットの様子を確認できるので、とても安心感があります。

Furboドッグシッターの悪いところ

通知がうるさいと感じる場面がある

お留守番の時以外は、少し通知がうるさいと感じることがあるかもしれません。感度が優れているため、家に人がいるときは、カメラの前を横切っただけでも「ファミリー通知」と呼ばれる人を検知して録画する機能が作動し、スマホに通知が来てしまいます。

スマホへの通知は非常に便利である一方、家に家族がいるような場合は「ファミリー通知」が頻繁に発動してしまい、仕事中などは大変なことになります。そこで、筆者は「ファミリー通知」は常時OFFにして使うようにしています。このように、特定の通知だけOFFにする等、使い方によってFurboを自分の好みの設定にカスタマイズする必要があるでしょう。

Furboのスマート通知設定はカスタマイズしておかないと通知が高頻度で来てしまい悩ましいことにFurboのスマート通知設定はカスタマイズしておかないと通知が高頻度で来てしまい悩ましいことに

撮影してほしくない場面も

筆者は常時ONで使っていたため、つい裸でFurboの前を横切った動画も愛犬と一緒に撮影、保存されていたため、後で見てビックリしたことがありました。

プライベートな時間帯は「ON/OFFスケジュール機能」を使い、FurboをOFFにしておくべきです。この機能を使い、FurboドッグシッターをONにする曜日と時間帯を決めておくことで、プライバシーの問題についてはある程度軽減することができるでしょう。

Furboの総合評価

もっと注目されても良い設定の簡単さ

あまり注目されている点ではありませんが、Furboは設定がとても簡単です。

Furboは設定が簡単なので、すぐに使い始めることができる

一般に販売されている見守りカメラは、設定が難しく、使い始めるまでに時間がかかることがありますが、Furboにはそのストレスが全くありません。自宅にWi-Fi環境が用意されていれば、電源コードを入れるだけで、ほぼ設定は完了してしまいます。

IT関係に詳しくない方でも設定が楽にできるというのは、一見すると普通に思えるかもしれませんが、この業界では実は特異なことなのです。

Furboドッグシッターが加わり、自動化が進んだ

Furboドッグシッターの機能を有効にすることで、こちらから見に行かなくても、自動で様子を記録しておいてくれるようになりました。

Furboはペットの見守りを「見守りに行く」から「教えてくれる」へと変えた

ペットの見守りカメラの今までの常識は、「飼い主が気になったときに様子を見ることができる」でした。しかし、Furboドッグシッターの登場により、「ペットの様子をFurboが教えてくれる」ようになったわけです。

この違いはとても大きく、既にFurboを利用されている方にとっては、「こんな機能を待っていた!」とFurboをより便利に使えるようになるでしょう。また、これからFurboを利用される方はその便利さから「どうして今までFurboを設置しなかったのだろうか」と思うようになるはずです。

ペットの見守りカメラはFurbo一択に

過去に、シェリー編集部でもFurboの商品レビューを行いましたが、正直な話、当時は「普通の見守りカメラを買ったほうが安いし、その方が便利じゃない?」と感じる点がありました。

しかし、今回のFurboドッグシッターの登場により、その感想は一変することになりました。確かに、「見守りカメラ」として見てしまうと、いくつか物足りない点もありますが、Furboは単なる見守りカメラではなく、まさに「ドッグシッター」と言える見守りカメラへと進化を遂げました。

Furboはもやはペットの見守りカメラではなくシッターになった

Furboは、飼い主が外出していたり、仕事をしていて気にかけていない時でも常にペットのことを気にかけてくれ、そしてペットが何かアクションを起こした時に飼い主に知らせてくれる。飼い主が能動的にペットの様子を見に行くのではなく、Furboに任せておけば良いのです。

ペットのためにカメラを設置したい、そうお考えの方には、他に代替製品がないところまでFurboは進化しました。これからもまだまだFurboは進化を続けると思います。果たしてこれからどんな機能が追加されるのか、そして進化していくのか、未来が楽しみで仕方がなくなる、Furboはそんな製品になりました。

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