【2019年改正動物愛護法】どんな変化があったのかクイズで知ろう!
今回は、犬猫の販売・展示を生後8週間(56日)まで禁止し、それまでは母親や兄弟の元で過ごさせるよう促す「8週齢規制」についてクイズ形式でみていきましょう!
子犬や子猫は幼い方がより売れやすく、また幼いうちに売り出した方が飼育コストが抑えられるため、実際には多くの販売者が生後50日目から犬猫の販売を始めていました。
「7週齢も8週齢もそんなに変わらないのでは?」と思うかもしれませんが、生後49日〜56日の7日間は人間の170日ほどにも相当し、心も体も大きく成長する重要な期間なのです。
- 社会化に重要な時期だから
- 動物は生後8週齢を迎えるまでに、母親の教育や兄弟とのじゃれ合いから、他の犬との接し方などを学ぶと言われています。
- 免疫を高めるため
- 7週齢ではまだ体力や免疫力が未熟であり、その段階で売り出されてしまうと大人になってからも感染症などにかかるリスクが高くなります。
- 無責任な衝動買いを防ぐため
- 8週齢規制には、幼い子犬や子猫のかわいさに惹かれて、金銭的・時間的余裕や飼育の知識が不十分なまま衝動買いをしてしまうのを防ぐ、という目的もあります。
- 柴犬
- 紀州犬
- 四国犬
- 甲斐犬
- 北海道犬
- 秋田犬
しかし、「天然記念物の保存が目的であればなおさら、8週齢規制を導入すべきではないか」などの批判もあり、附則の是正に向けた署名活動が行われています。
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【2019年改正動物愛護法】生後56日以前の販売を禁止する「8週齢規制」とは?