【クイズ】猫飼いさんは知っておきたい猫エイズってどんな病気?

2024.07.30
【クイズ】猫飼いさんは知っておきたい猫エイズってどんな病気?
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猫エイズは様々な日和見感染症やリンパ腫などの腫瘍の発生に関与することから、猫の老後の生活の質に大きな影響を与えます。そのためにも、猫の飼い主さんは適切な方法で愛猫を猫エイズから守ってあげなければいけません。

本記事では、猫エイズについてクイズ形式で解説していきます。

それではさっそく、猫エイズクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫免疫不全ウイルス感染症、いわゆる猫エイズについて「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ヒトにも感染する人獣共通感染症である」です。
猫エイズの原因である猫免疫不全ウイルス(FIV)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に類似していますが、ヒトには感染しません。愛猫からの感染を恐れることなく、しっかりとケアしてあげましょう。

ウイルスは唾液中に存在するため、ケンカなどによる咬傷が主な感染経路です。そのため、不特定多数の猫と接触する機会がある屋外飼いの方がFIVに感染するリスクが高まります。

また、日本国内でもワクチンが販売されていますが、FIVは複数のタイプがあるため、ワクチンで100%予防できるわけではありません。事前に獣医師と話し合い、必要性を確認してから、ワクチン接種を受けるか判断しましょう。
Q.2 猫エイズについて「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「感染したらすぐにワクチンを接種する」です。
猫エイズに感染してからワクチンを接種しても効果はなく、直接的な治療法はありません。発症してしまった場合は、ステロイドや抗菌薬を用いた対症療法が行われます。

診断は血液検査等で行われますが、簡易キットを用いれば、少量の採血で検査が可能です。ただし、感染してから約4週間は陰性の結果が出てしまいますので、他の猫と接触があった直後に検査しても正しい診断はできません。

猫エイズは無症状でも他の猫に感染します。安易に不特定多数の猫と接触しないように注意しましょう。
Q.3 猫エイズの症状として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「感染したら必ず発症する」です。
猫エイズは以下の5つの病態に分けられます。
①急性期
②無症候性キャリアー期
③持続性全身性リンパ節症期
④エイズ関連症候群期
⑤エイズ期
①急性期では発熱、リンパ節腫大、白血球減少、貧血、下痢などの症状が見られます。

②無症候性キャリアー期は、数カ月から数年継続するとされており、症状が現れないまま亡くなることも少なくありません

④エイズ関連症候群期では、口内炎、歯肉炎、消化器症状、呼吸器症状、皮膚病変など、免疫異常に伴う症状が現れます。

⑤エイズ期では免疫不全による症状が進行し、種々の感染症(日和見感染)、貧血、腫瘍(特にリンパ腫)、神経症状、重度の痩せ、衰弱が見られます。エイズ関連症候群期からエイズ期までは1年以内に移行し、余命は数カ月という報告もあります。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
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