「ペットを飼いたい!」と思ったとき、まず頭に浮かぶのはペットとして人気の高い犬と猫ではないでしょうか。ただし、どちらも魅力的で可愛らしく、選ぶのが難しいと感じる方も多いことでしょう。
そこで今回は、犬と猫それぞれの特性を6つの項目にまとめました。ご自身にぴったりのペットを見つけるための手がかりとなれば幸いです。
この記事の目次
①飼いやすいのは?

ペットを初めて飼う人や、忙しくてあまりお世話をする時間がない人にとって、「飼いやすさ」は重要です。犬と猫を比較すると以下のような点から、一般的に猫の方が飼いやすいとされています。
猫の方が飼いやすい点
- 散歩に行かなくてよい
- 犬よりも留守番が得意
- 鳴き声が小さい
- 比較的世話が少ない
一方で、犬は散歩、しつけ、トリミングなどの必要な世話が多く、留守番が苦手なため、犬に対してたっぷりと時間を割いてあげる必要があります。
②お金がかからないのは?

金銭面で飼いやすいのも猫です。こちらも猫が犬よりも飼育頭数が多い理由の一つでしょう。
アニコム損保が発表している「家庭どうぶつ白書2025」によると、犬の年間飼育費用は41万4,159円、猫は17万8,418円となっており、年間の費用には20万円以上の差があります。
年間飼育費用をもとに単純計算すると、生涯では300万円以上の差が生じる可能性があります。もちろん、犬種・猫種や病気の有無、住んでいる地域などによって費用は大きく変わりますが、犬の方が猫よりも飼育費用が高くなる傾向があります。
なぜ犬の方が費用面で負担が大きいのか
猫にはほとんどかからず、犬の飼育のみにかかる支出として、次のようなものが挙げられます。
- 狂犬病ワクチンの予防接種
- シャンプー・トリミング
- しつけ・トレーニング
- ドッグランや家族旅行などの外出
もちろん、猫を飼うのにもお金はかかりますが、犬を飼うよりも費用が抑えられると言えるでしょう。
詳しい費用の概算などは、こちらの記事をご覧ください。
③一緒にお出かけやスポーツができるのは?

ペットと一緒に旅行やキャンプに出かけたり、一緒にスポーツを楽しみたいと思ったことはありませんか?
そんなアウトドア派の方には犬がオススメです。近年、犬と泊まれる旅館やコテージなどもだいぶ増え、一緒にお出かけがしやすい時代になりました。
また、犬とはアジリティやフリスビー、ドッグダンスなどのドッグスポーツも楽しめます。上達したら大会に出場することもでき、愛犬と素敵な思い出が作れます。
④懐いてくれるのは?

飼い主に懐き、より親密な家族になれるのは、太古の昔から人間と共に暮らしてきた犬だと言えるでしょう。前述した通り犬の世話には手がかかりますが、犬とその飼い主は協力や信頼を通じて、固い絆を築くことができます。
一方、猫は人間にべったりというよりも(もちろん、そういった性格の猫もいますが)、一緒に暮らしている同居人のような存在と言っても良いのではないでしょうか。
懐いて欲しい!たくさんお世話したい!という方には犬がオススメと言えるでしょう。
⑤ライフスタイルに合うのは?

ご自身のライフスタイルによっても、犬と猫のどちらが合うのかが大きく変わります。
賃貸住宅に住む場合
今後賃貸住宅に引っ越す可能性がある場合は、犬の方がやや向いていると言えます。ただし、「ペット可」「ペット相談可」の物件は、もともと小型犬を想定した条件になっていることが多いため、中型・大型犬の場合は対応物件が大きく限られます。
また、犬は鳴き声やにおい、抜け毛などに気をつけ、マナーを守って飼わないとご近所トラブルの種になることもあります。
近年は猫の飼育需要の増加を受けて猫可の物件も増えており、地域によっては選択肢が以前より広がっています。
一人暮らしで飼う場合
一人暮らしで留守がちだったり、ペットに多くの時間を作れない場合は、猫がオススメです。猫は犬ほど留守番が苦にならず、散歩の必要もないため、犬よりはお世話に手間がかかりません。
退屈しないように、部屋にキャットタワーやおもちゃを用意すれば、問題なく飼うことができます。また、近年では自動給餌器や見守りカメラなど、一人暮らしでペットを飼うのに便利な製品が次々と発売されています。
ただし、留守番が苦手な性格の猫もいます。そのような場合には、多頭飼いやペットシッターに依頼するなどの選択も検討しておきましょう。
共働き家庭で飼う場合
共働き家庭の場合は、それぞれの事情により異なります。二人とも同じ時間に出勤するようなご家庭では、比較的留守番に強い猫が向いていると言えますが、どちらかが在宅ワークやパートタイムであったり、勤務時間が異なる場合は犬でも大丈夫です。
犬の世話を家族で分担したり、散歩を一緒に楽しむご夫婦もよく見かけます。
⑥寿命が長いのは?

できることなら長生きして欲しい。それがペットを飼う人たちの共通の願いです。
前述の「家庭どうぶつ白書2025」によると、犬の平均寿命は14.1歳、猫の平均寿命は14.5歳で、平均寿命はほぼ同じでした。
また、外に出る猫と比べると、完全室内飼育の猫は寿命が長い傾向があるとされています。屋外では交通事故や感染症などのリスクが高まるためで、これは犬にも共通する考え方です。
人の目の届かないところに犬や猫がいると、不慮の事故や悪意のある人からの危害、感染症などの脅威があるため、基本的には室内で飼育するようにしましょう。
大切な家族がいなくなってしまうのはとても悲しいことですが、健康に気を付けた飼育を心がけて、たくさんの時間を共有できるといいですね。
無理なく犬や猫を飼おう!

費用なども含め、飼いやすいのは猫ですが、一緒に遊んだり仲良しの存在になってくれるのは犬だと言えるでしょう。
どちらが良い・悪いとは一概に言えません。この記事を参考に、皆さんの好みやどんな暮らしがしたいのかを想像しながら検討してみてください。
犬は濃い関係性を持つ家族のような存在に、猫は一緒に暮らしを楽しむ同居人のような存在になってくれるでしょう。
皆さんが、自分に合ったぴったりのペットと出会えますように!













































