近年、InstagramをはじめとするSNSの利用者数は爆発的に拡大し、大きな影響力を持っています。
中でもフォロワー数が多く特に影響力のある「インフルエンサー」と言えば、有名な俳優や歌手、モデルといった有名人が思い浮かぶかと思いますが、実はペットにも、世界中にたくさんのフォロワーを持つインフルエンサーが存在します。
今回は、「ペットインフルエンサー」として、Instagramのフォロワー数が多いワンちゃん、猫ちゃんをご紹介します。
この記事の目次
ペットインフルエンサー【犬編①】Jiff Pom (ジフ・ポム)
タレントやモデルとして活躍しているポメラニアンのジフ。Instagramフォロワー数は、日本人でInstagramの影響力をもっとも持つとされる渡辺直美さんのフォロワー数908万人をも上回る、圧巻の1000万人超えです。
まるでぬいぐるみのようにかわいらしく、Instagramにはコスチュームに身を包んだ姿が多数投稿されています。
世界中の有名人にも人気で、歌手のアリアナ・グランデさんとのスナップショットが話題を呼びました。
ペットインフルエンサー【犬編②】Doug the Pug (パグのダグ)
400万人近いフォロワーを持つパグのダグ。しわしわの顔に困ったような表情が特徴的なパグは、日本でも大人気の「ぶさかわ」犬。
ジフ・ポム同様、ユニークなコスチュームを着た写真がたくさん投稿されています。
有名人からの人気も集め、最近日本でも話題沸騰中の歌手、ビリー・アイリッシュさんとのスナップショットには20万件を超える「いいね!」がつきました。
ペットインフルエンサー【犬編③】Tucker Budzyn (タッカー・ブジン)
日常生活の中の身近な物や食べ物への反応がかわいい!と話題のゴールデンレトリバーのタッカー。フォロワーは240万人を超え、YouTubeチャンネルも人気です。
他のワンちゃんとのコラボレーション動画も必見です!
ペットインフルエンサー【猫編①】Nala Cat (猫のナラ)
フォロワー435万人超えの猫のナラは、世界でもっともInstagramのフォロワー数が多い猫として、「ギネス世界記録2020」にも載りました。
2011年、ナラはペットシェルターで今の飼い主のプーキーさんと出会い、引き取られました。
はじめは家族や友人に写真をシェアするためにInstagramに投稿をしていましたが、ハッシュタグを上手に使ったり、コメントにこまめに返信をしたりすることで、徐々にフォロワーが増えていったといいます。
ナラのかわいさはもちろん、そんな飼い主さんのまめな努力がギネス世界記録を更新したのでしょう。
ペットインフルエンサー【猫編②】Grumpy Cat (不機嫌な猫)
本当の名前はTardar Sauceといいますが、そのムッツリ顔からGrumpy Cat(不機嫌な猫)という名前で知られています。睨みのきいた青い目と、への字に曲がった口元は、どんな場面でも変わりません。
ツンデレっぷりが大好きという数々の猫ファンの心を鷲づかみにし、Grumpy Catのぬいぐるみやスニーカー、Tシャツ、靴下などたくさんのグッズも登場しています。
ペットインフルエンサー【猫編③】Lil Bub (リル・バブ)
2011年、飼い主のブリダヴスキィさんは野良猫から産まれたリル・バブを見つけました。リル・バブは体が成長しない「小猫症」を患っており、成猫になっても体重は2キロを下回っているそうです。他にもさまざまな難病を抱えているリルですが、SNSを通して世界中で有名になり、ドキュメンタリーフィルム「Lil Bub & Friendz」(2013年)は、トライベッカ映画祭において「ベストフィーチャーフィルム賞」を獲得しました。
支援が必要な動物への寄付金を募り活動もしており、人間だけでなく他の動物にも影響を与えている猫と言えます。
まとめ
今回は、Instagramを通して世界に影響力を持つワンちゃんや猫ちゃんを、「ペットインフルエンサー」としてご紹介しました。
ペットインフルエンサーたちは、特徴的な顔や行動が話題を呼んで人気になったり、有名人とのスナップショットでさらにフォロワー数を増やしたりしています。
もちろん、ペットインフルエンサーの人気は、ペットだけでなく、Instagramを運営する飼い主さんの力によるものでもあります。
「もっといろいろな人にペットを見てもらいたい!」という飼い主のみなさんは、圧巻のフォロワー数を誇る世界のペットインフルエンサーたちのアカウントから、写真や動画の撮り方、ハッシュタグの付け方などを学んでみるのもよいかもしれませんね。