外見が似ている犬種でも、体のパーツの位置や色などの知識があれば、見分けることも可能です。そこで今回は、外見が似ている犬の見分けクイズの第5弾です。どちらが何という犬種かわかりますか?
それではさっそく、犬を見分けるクイズの第5弾にチャレンジしてみましょう!
シベリアン・ハスキーとは
シベリアン・ハスキーは北極点周辺の寒冷地帯において、遊牧民や探検家の移動を助けるソリ犬として活躍していました。同じく寒冷地で活躍するアラスカン・マラミュートやサモエドとは近縁になります。ワイルドな容姿に似合わず、性格はフレンドリーで優しい傾向があります。
シベリアン・ハスキーの特徴として、青い目をしている個体が多くいます。これは、北極点周辺の地域では日光照射が少なく、あまり紫外線を浴びることがなく、メラニン色素が少ないためと考えられています。 その後、家庭犬として世界中で飼われるようになり、変化した環境下で目を守るために、メラニン色素の多い茶色の目を持つ個体も増えました。
Aは「アラスカン・マラミュート」
シベリアン・ハスキーとルーツも容姿もよく似た犬と言われていますが、実際にはアラスカン・マラミュートの方が一回り大きい体型をしています。性格的にはシベリアン・ハスキーと比べると、独立心や警戒心が強いと言われています。
アラスカン・マラミュートの目はダークカラーのみで、耳の位置もシベリアン・ハスキーと比べると、間隔が広く低い位置にあります。この画像ではわかりませんが、くるんと巻き上がったしっぽもアラスカン・マラミュートの特徴です。
グレート・デーンとは
超大型犬で精悍な顔立ちながら、甘えん坊で穏やかな性格をしているグレート・デーン。名前は「グレート(Great)=大きな」、「デーン(Dane)=デンマークの」を意味していますが、原産国はドイツでドイツ語では「ドイチェン・ドッゲ(ドイツの犬)」と呼ばれています。
毛色は、金色がかった茶色の「フォーン」、黒みがかった灰色の「ブルー」などがあります。この画像の犬は白の毛色に黒色の斑が散らばる「ハールクイン」と呼ばれる毛色です。
Bは「ダルメシアン」
ディズニー映画『101匹わんちゃん』で有名なダルメシアン。原産国はクロアチアですが、犬種の起源ははっきりしていません。クロアチアにあるダルマチア地方で記録が残されているため、ダルメシアンと呼ばれるようになりました。
基本的には明るく陽気ですが、飼い主以外の人や犬には警戒心が強い一面もあります。主に馬車に伴走し、護衛する役目を担っていたため、並外れた持久力を持ち、毎日多くの運動量を必要とします。 白地に黒い斑点のある毛色が印象的ですが、赤茶色(レバー)の斑点が入った犬もいます。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンとは
イギリスの西ウェールズ、カーディガン地方で牧畜犬として活躍していました。一般的によく見る「ペンブローク」より一回り大きく断尾をしないため、しっぽがあります。ウェルシュ・コーギーはどちらも活動的で遊ぶことが大好きな犬種ですが、「カーディガン」の方が比較的落ち着いた性格だと言われています。
「カーディガン」は多くの毛色が認められています。中でも画像のようなブリンドル(虎の縞模様のようにストライプが入った模様)はペンブロークでは認められていない毛色です。
Bは「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」
「カーディガン」と比べると新しい犬種で、イギリスのウェールズ南西部、ペンブロークシャー地方で牧畜犬として活躍していました。12世紀頃ヘンリー2世に飼育されて以来、イギリス王室で愛され続け「ロイヤルドッグ」とも呼ばれています。性格は好奇心旺盛で物怖じをせず、活発でフレンドリーな傾向があります。
ペンブロークには4つの毛色がありますが、一般的に多く見られる毛色は画像の犬と同じ「レッド」と呼ばれる毛色です。
ちなみに、ウェルシュ・コーギーには「フラッフィー」と呼ばれる長毛のコーギーがいます。通常のコーギーは優性遺伝の短毛ですが、稀に劣性遺伝になった時に「フラッフィー」が生まれてくるそうです。めったに生まれることがないため、非常に珍しい犬と言えます。
それではさっそく、犬を見分けるクイズの第5弾にチャレンジしてみましょう!
Q.1 シベリアン・ハスキーはどっち?
正解です!
不正解です!
正解は「B」がシベリアン・ハスキーです。
シベリアン・ハスキーとは
シベリアン・ハスキーは北極点周辺の寒冷地帯において、遊牧民や探検家の移動を助けるソリ犬として活躍していました。同じく寒冷地で活躍するアラスカン・マラミュートやサモエドとは近縁になります。ワイルドな容姿に似合わず、性格はフレンドリーで優しい傾向があります。
シベリアン・ハスキーの特徴として、青い目をしている個体が多くいます。これは、北極点周辺の地域では日光照射が少なく、あまり紫外線を浴びることがなく、メラニン色素が少ないためと考えられています。 その後、家庭犬として世界中で飼われるようになり、変化した環境下で目を守るために、メラニン色素の多い茶色の目を持つ個体も増えました。
Aは「アラスカン・マラミュート」
シベリアン・ハスキーとルーツも容姿もよく似た犬と言われていますが、実際にはアラスカン・マラミュートの方が一回り大きい体型をしています。性格的にはシベリアン・ハスキーと比べると、独立心や警戒心が強いと言われています。
アラスカン・マラミュートの目はダークカラーのみで、耳の位置もシベリアン・ハスキーと比べると、間隔が広く低い位置にあります。この画像ではわかりませんが、くるんと巻き上がったしっぽもアラスカン・マラミュートの特徴です。
Q.2 グレート・デーンはどっち?
正解です!
不正解です!
正解は「A」がグレート・デーンです。
グレート・デーンとは
超大型犬で精悍な顔立ちながら、甘えん坊で穏やかな性格をしているグレート・デーン。名前は「グレート(Great)=大きな」、「デーン(Dane)=デンマークの」を意味していますが、原産国はドイツでドイツ語では「ドイチェン・ドッゲ(ドイツの犬)」と呼ばれています。
毛色は、金色がかった茶色の「フォーン」、黒みがかった灰色の「ブルー」などがあります。この画像の犬は白の毛色に黒色の斑が散らばる「ハールクイン」と呼ばれる毛色です。
Bは「ダルメシアン」
ディズニー映画『101匹わんちゃん』で有名なダルメシアン。原産国はクロアチアですが、犬種の起源ははっきりしていません。クロアチアにあるダルマチア地方で記録が残されているため、ダルメシアンと呼ばれるようになりました。
基本的には明るく陽気ですが、飼い主以外の人や犬には警戒心が強い一面もあります。主に馬車に伴走し、護衛する役目を担っていたため、並外れた持久力を持ち、毎日多くの運動量を必要とします。 白地に黒い斑点のある毛色が印象的ですが、赤茶色(レバー)の斑点が入った犬もいます。
Q.3 ウェルシュ・コーギー・カーディガンはどっち?
正解です!
不正解です!
正解は「A」がウェルシュ・コーギー・カーディガンです。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンとは
イギリスの西ウェールズ、カーディガン地方で牧畜犬として活躍していました。一般的によく見る「ペンブローク」より一回り大きく断尾をしないため、しっぽがあります。ウェルシュ・コーギーはどちらも活動的で遊ぶことが大好きな犬種ですが、「カーディガン」の方が比較的落ち着いた性格だと言われています。
「カーディガン」は多くの毛色が認められています。中でも画像のようなブリンドル(虎の縞模様のようにストライプが入った模様)はペンブロークでは認められていない毛色です。
Bは「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」
「カーディガン」と比べると新しい犬種で、イギリスのウェールズ南西部、ペンブロークシャー地方で牧畜犬として活躍していました。12世紀頃ヘンリー2世に飼育されて以来、イギリス王室で愛され続け「ロイヤルドッグ」とも呼ばれています。性格は好奇心旺盛で物怖じをせず、活発でフレンドリーな傾向があります。
ペンブロークには4つの毛色がありますが、一般的に多く見られる毛色は画像の犬と同じ「レッド」と呼ばれる毛色です。
ちなみに、ウェルシュ・コーギーには「フラッフィー」と呼ばれる長毛のコーギーがいます。通常のコーギーは優性遺伝の短毛ですが、稀に劣性遺伝になった時に「フラッフィー」が生まれてくるそうです。めったに生まれることがないため、非常に珍しい犬と言えます。
問正解/
問中
結果発表
問正解/
問中