詳細につきましては、コツメカワウソとは?ペットで人気⇒絶滅危機で輸出入禁止への記事をご覧ください。
エキゾチックアニマルブームの火付け役とも言える「カワウソ」。さまざまなメディアで取り上げられており、「ペットとして買いたい」と思った人も多いのではないでしょうか。
今記事では、カワウソって買えるの?いくらで、どこで購入できるの?といった疑問を解消していきたいと思います。
この記事の目次
カワウソってどんな性格?
カワウソは、普段は10匹程度の群れで暮らしている、社会性を持った動物です。
また、基本的には人懐っこく、フレンドリーな性格です。遊ぶことが大好きで、スキンシップを楽しむことができる動物です。
他のペットに例えるなら、犬や猫のような懐き方をするようです。トイレや芸なども覚えることもできます。
寿命はどれぐらい?
カワウソの寿命は、10年〜15年ぐらいと言われています。平均して、およそ12年ほど。
日本で最も長生きをしたカワウソは、大阪の「海遊館」という水族館で育てられていた「ニッキ」です。
23年と2カ月強も生き、2017年10月20日に、そのカワウソ生を閉じました。平均寿命の2倍近くも生きるなんて、人間に置き換えて考えてみると、そのご長寿さが分かります。
どこで買えるの?
カワウソを購入する主な方法は、「エキゾチックアニマルなどを取り扱っているペットショップやブリーダーから購入する」ことです。
一般的な、犬猫を取り扱っているペットショップで出会うことはなかなか難しいでしょう。カワウソを含め、エキゾチックアニマルを専門的に扱っているショップに行くことをおすすめします。
また、カワウソに触れ合えるカワウソカフェなどもあり、そちらから購入もできる場合もあります。
いくらで買えるの?
カワウソは希少価値が高く、お値段が高いです。
なんと、60万~100万ぐらいすると言われています。近年のカワウソブームにより、高騰してきているんだとか。
ブームになっているカワウソ
カワウソってどこの生き物?
現在ペットとして流通している主なカワウソは、コツメカワウソです。日本で空前のブームが起きています。
コツメカワウソは、中国南部から東南アジア諸国に生息しています。しかし現在は、数の減少によってワシントン条約がかけられており、輸出輸入の制限がかけられています。
そして、コツメカワウソは、絶滅危惧種に指定されています。
人の手で繁殖させることも難しく、流通している個体数が少ないと言われています。
また、日本でのカワウソブームにより、密輸も横行していると言われています。
飼うなら正規ルートで
私たちは、このブームの裏で、密輸されているカワウソたちがいることを、知らなくてはなりません。
本当に飼うのであれば、しっかりとカワウソのことを理解し、責任を持って飼うことが大切です。また、密輸という形で来ているカワウソも多いという事実をきちんと受け止め、正しいルートから買うようにしましょう。
違法業者から購入することは犯罪に加担していることと同じ。もし、彼らが潤うことになれば、過去絶滅してきた幾多の種と同じ運命を、カワウソたちもたどることになるかもしれないのです。
注意したい点
カワウソを飼いたい!と思っている方は、これらの注意したいことを知っておきましょう。カワウソという生物をよく理解した上で、飼うかどうかを検討することが大事です。
動物病院の少なさ
カワウソをペットとして飼っている人は、とても少ないということができるでしょう。そのため、病気になった時にカワウソを診てくれる病院が限られてきます。
いざ何かあった際に、すぐお世話になることのできる動物病院を事前に探しておくことが必要です。
気になる体臭
人によってはカワウソの体臭が気になるという声も聞きます。
小動物は、臭いの面で苦手という人もいるかと思いますので、飼いはじめる前に大丈夫かどうかの確認をしておくことをおすすめします。
水遊びの習慣
カワウソは水遊びをする機会を設けることが必要です。そうでなければ、ストレスをためてしまうと言われています。
プールを用意したり、お風呂に水をためたりと、カワウソのストレスにならないような環境を作ることが必要です。
まとめ
愛らしいカワウソの姿はとても癒されますよね。
ブームでかわいいからと、勢いで飼ってしまうことがないように、しっかりとカワウソのことを学んでから考えてみてくださいね。
また、こちらの記事では一人暮らしにオススメのペットを取り上げています。ぜひ参考にしてみてください。