猫を留守番させて長時間外出するとき、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。「ちゃんと過ごせるかな?」「体調を崩さないかな」と心配になることもありますよね。
猫は比較的お留守番が得意な動物といわれていますが、長時間になる場合は事前の準備がとても重要です。
今回は、猫をお留守番させる際に気を付けたいポイントを詳しく解説します。
この記事の目次
子猫や老猫は留守番を控えよう

猫は一般的に、2日程度であれば留守番が可能とされていますが、子猫や老猫の場合は長時間のお留守番は控えるようにしましょう。
子猫
子猫は体力が少なく、特に生後2〜3ヶ月頃までは、長時間食事が取れないと体調を崩すリスクがあります。そのため、この時期のお留守番は基本的にできません。
生後3〜4ヶ月頃になれば、5時間程度のお留守番は可能になる場合もありますが、事前の準備をしっかり整えることが大切です。
生後6ヶ月以降になると、個体差はあるものの成猫に近い生活リズムとなり、比較的お留守番がしやすくなります。
老猫
老猫は基本的にお留守番は可能ですが、子猫とは異なる点で注意が必要です。
シニア期になると体温調節が苦手になるため、暑さや寒さの影響を受けやすくなります。特に夏や冬は、室温管理に十分気を配りましょう。
また、持病があったり介護が必要だったりする場合は、急な体調の変化に気づくのが遅れる可能性があります。そのため、長時間のお留守番はできるだけ避けることが望ましいでしょう。
留守中に気をつけるべきポイント

1. トイレ
猫はきれい好きな動物のため、トイレが汚れていると排泄を我慢してしまうことがあります。外出前には必ず掃除をしておきましょう。
また、トイレは1箇所だけでなく、「頭数+1個」を目安に複数箇所に用意しておきましょう。
2. 水
人間と同じで、水がなくては生きていけません。水を必ず切らさないように複数個用意しておきましょう。この際、別の場所に置くことがポイントです。隣り合って置いておくと、近くで遊んでいてひっくり返した場合に、どちらも飲めなくなってしまいます。
また、自動給水機を使うと新鮮な水が常に飲めるようになります。留守にする時間が長いようであれば、自動給水機の導入を検討しましょう。
3. 食事
食事は外出時間に応じて量を調整しましょう。長時間になる場合は、自動給餌機の導入もおすすめです。決まった時間にフードが出ることで、生活リズムの維持にもつながります。
自動給餌機がない場合は、ドライフードを多めに置いておく方法もありますが、一度に食べてしまう可能性がある点には注意が必要です。
また、ウェットフードや缶詰タイプのものは、長時間放置すると傷んでしまう恐れがあるため、留守中の給餌には向いていません。
暑さ・寒さの対策

「エアコンを付けっぱなしにするのは金銭面で不安」という方もいるかもしれません。しかし、高温多湿の日本の夏は猫にとって大きな負担になります。お留守番中は、エアコンをつけたままにして室温を一定に保つようにしましょう。
エアコンの設定温度は26〜28℃程度が目安です。冷やしすぎも体調不良の原因になるため、猫にとって快適な温度を意識することが大切です。
また、市販のひんやりグッズを活用するのもおすすめです。猫は自分で涼しい場所を選んで移動する習性があるため、お気に入りの場所を見つけてくれるでしょう。
その他気をつけること

以下は、出かける前に準備しておきたいポイントです。コンセントやゴミ箱は遊んでしまう猫も多いため、しっかり対策してから出かけましょう。
- ゴミ箱にはフタをする(生ゴミなどを誤って食べてしまう可能性があるため)
- 電源コードやコンセントは抜く・片付ける(かじり癖のある猫は特に注意。感電の恐れがあります)
- 食べてはいけないものは片付ける、または処分しておく
- 開けておく部屋にはドアストッパーを設置し、扉が閉まらないようにする
- 倒れそうなものや落ちそうなものはあらかじめ片付けておく
- お風呂の水は抜いておく
デジタル機器もおすすめ

留守にする時間が長い場合は、見守りカメラの導入を検討しましょう。スマホからリアルタイムで様子を確認できるため、体調の変化や異変にも気づきやすくなります。
また、スマホと連携できる温度計もおすすめです。アラート通知機能があれば、エアコンの故障や停電などによる室温の変化にもすぐに気づくことができます。
これらは、旅行時だけでなく日常のお留守番にも役立ちます。仕事などで家を空ける時間が長いご家庭は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。カメラと温度センサーが一体になったタイプも販売されています。
心配な場合はペットホテルを利用しよう

それでもやはりお留守番が心配という方は、ペットホテルの利用を検討してみましょう。
ただし、多くのペットホテルでは、ワクチン接種証明書の提示など、いくつかの利用条件が設けられています。急な外出時にも慌てないよう、あらかじめ複数の施設を調べておくと安心です。
また、可能であれば数時間程度の短時間から預ける練習をしておくと、猫も環境に慣れやすくなります。事前に経験しておくことで、本番のお泊まり時のストレス軽減にもつながるでしょう。
愛猫にお留守番してもらう際には最低限の準備を!

猫はお留守番が得意な動物といわれていますが、準備を怠ると思わぬ事故や体調不良につながる可能性があります。
トイレは多めに設置し、エアコンで室温を一定に保つほか、自動給水機・給餌機やペットカメラの導入など、事前にできる対策をしっかり整えておきましょう。
また、不安がある場合はペットホテルを利用するなど、状況に応じた選択も大切です。愛猫が少しでも安心して快適に過ごせるよう、環境づくりを心がけてあげてください。













































