「海外旅行に行きたい!」など長期で旅行に行く時に気がかりなのが、ペットのお留守番。連泊する時は、一体どうするのが適切なのか見ていきます。
この記事の目次
3日以上の旅行なら、いつもと違う対策が必要
猫は比較的お留守番に強いと言われています。1泊ぐらいでしたら、多めに食事を用意するなどの準備をしっかりすれば大丈夫だと言われています。(それでも、寂しがる猫ちゃんは寂しいようですが…)
詳しい準備事項については、こちらを参照ください。食事以外の気をつけるべきことや、便利グッズについて紹介してあります。
3日以上となると、「多めに用意する」だけでは補えないところが出てきます。例えばトイレ。多めに砂を用意するなど対策をしたとしても、3日以上の分を準備して行くのは難しいですよね。猫は本当に綺麗好きで、汚れているトイレを嫌がります。そうなると粗相をしたり、ストレスを溜める原因になってしまうでしょう。
できれば、家に来てもらう。無理ならペットホテルという手段も。
猫の、食事・水・トイレ・気温環境などを整えるためには、やはり毎日世話をする必要がありそうです。
1. ペットシッターに来てもらう
できることなら、どこかに預けることより家に誰か来てもらうことをオススメします。その理由は、「猫は環境の変化に弱い」から。環境が変わることがストレスになってしまいます。猫にとってよりよい環境を、と考えるのであれば、ペットシッターがオススメでしょう。
ペットシッターは日本ではまだマイナーですが、海外ではかなりメジャーな職業です。ペットシッターは、基本的な食事やトイレのお世話をしてくれます。シッターさんによるとは思いますが、その日の猫ちゃんの状況をメール等で伝えてくれるところもあります。これなら、安心して外出を楽しめますよね。
2. 知り合い・家族に来てもらう
もし身近に頼める人がいるならば、友達や家族にお世話をお願いしましょう。長期で旅行をすることになった人が、友人に泊まり込んでもらってお世話を頼んだという例もあります。親しい人だとはいえども、きちんとお礼は忘れずに!バイトとしてお世話をお願いすれば、次回同じように旅行に行く時があったとてもお願いしやすくなります。
3. ペットホテルに預ける
ペットホテルの良い点は、気温の調節がされているところです。夏場など暑い季節には安心できますよね。
デメリットは、やはり猫にとってストレスになってしまうところ。ペットホテルはわんちゃんもいるので、そういった環境下でのんびりと落ち着けるとはあまり考えにくいですよね。
しっかりと下調べをしておけば、快適なホテルも見つかる可能性はあります。お値段は上がりますが、個室の部屋が与えられているホテルもあるようです。
帰って来たらたくさん遊んであげて!
猫ちゃんの性格によりますが、寂しがり屋さんの猫ちゃんだと、飼い主さんが帰って来たあと拗ねて無視をする子もいると聞いたことがあります。(全く大丈夫な子は、「え?帰って来たの?」ぐらいの反応らしいですが…。それもちょっと寂しい気もしますけどね)
いくらストレスを溜めないように配慮したとしても、飼い主さん不在の中、特に遊ぶこともなく過ごすことはストレスになります。帰って来たら、たくさん遊んであげてくださいね。
猫は環境の変化が苦手、がキーポイント
猫は犬よりもお留守番が得意だと聞いた、という人も多いと思います。しかし、猫は猫で気をつけなければならないことがあります。
長期でお留守番をさせなくてはならない時は、事前準備が必要になります。ペットシッターもホテルも、前もって下調べや予約をする必要があります。急には対応できないこともありますので、近くのシッターさんやホテルを探しておきましょう。いつもお願いするシッターさんがいれば特に安心ですよね。
猫ちゃんが大丈夫かドキドキして旅行が楽しめない!なんてことのないように、しっかりと準備してから出発しましょう。