一人暮らしをしていると、何だか寂しい…と感じることはありませんか?でも、一人暮らしでペットを飼うのっていろいろと不安ですよね。
「ペットは飼いたいけれど、犬みたいに毎日散歩させるのは大変。旅行も行きたいから、お留守番もできる子じゃないと飼えないよ〜!」という方も多いと思います。また、一人暮らしの方のほとんどは、アパートやマンションにお住いのはず。そんな中、ペットを飼うときはご近所さんに迷惑がかからないかも気になりますよね。
一人暮らしの方がペットを飼うときに気になるであろう「なつきやすさ・性格」「鳴かない・吠えないか」「臭いがきつくないか」の3点に着目し、お散歩が必要なくお留守番も得意と言われている、うさぎ・デグー・猫の中でも、特に飼いやすい種類をそれぞれピックアップしました。
この記事の目次
うさぎ
可愛く、一人暮らしでも飼いやすいペットとしてオススメなのがうさぎです。
「うさぎは寂しいと死んじゃうんじゃないの?」という心配は無用。それは都市伝説です。2日くらいなら、お留守番も我慢できるよう。ですが、うさぎはたくさん水を飲むので留守の間も綺麗な水を十分な量用意できるようにしないとなりません。
ストレスによって食欲不振になってしまい、そこから病気を引き起こすこともあるのでご注意を。初期費用:1~3万円
飼育費用(月々):5000円前後
うさぎに関しては、こちらの記事もご参照ください。
オススメのうさぎの種類
ネザーランド・ドワーフ
ネザーランド・ドワーフは、小さくまるっとした体が特徴的なうさぎです。頭がよく、トイレもすぐに覚えてくれるため、一人暮らしの方には向いていると言えるでしょう。
とても人懐っこく、触ったり、抱っこをしてもあまり嫌がりません。
うさぎは、声帯がないため犬や猫のようには鳴きません。しかし、怒った時は鼻を鳴らして「ウー」と言ったり、足を「ダン」とふみ鳴らすことがあります。
においは、うさぎは草食動物なので、肉食動物に比べてにおいは少ないようです。しかし、おしっこのにおいが強いので注意が必要です。
ダッチ
別名「パンダうさぎ」とも言われるダッチ。その名の通り、白と黒のパンダのような模様が愛らしいです。
太ると病気になりやすくなってしまうので、エサの量や運動には気を使わなくてはなりません。
ダッチは温和、従順で賢く、人懐っこい性格です。ネザーランド・ドワーフ同様、声帯がないため鳴きません。
また、においについても、トイレの場所を覚えさせ、こまめに綺麗にすれば問題ありません。
デグー
まだまだ日本での認知度は低いですが、ヨーロッパではポピュラーなペットです。一人暮らしのペットとしてじわじわ人気上昇中のデグー。べったりとしたコミュニケーションを望む方にオススメ!
デグーはエサの量を十分入れておけば、長めのお留守番もできるようです。
初期費用:1万円前後
飼育費用:5000円前後
デグーは、ネズミの仲間ではありますが、うさぎやリスっぽさもありとても可愛らしいです。また、これから紹介するようにデグーにも複数の種類があり、同じ種類でもそれぞれ顔が違うのでぜひ比べて見てください!
デグーの飼い方をもっと知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。
オススメのデグーの種類
デグーは、毛色で種類が分けられます。
アグーチ
アグーチは、デグーの野生種です。野生種は品種改良されていない種類のことです。そのため他色のデグーに比べ体が強く育てやすいようです。
アグーチだけでなく、デグーは共通して賢く、人懐っこいです。
デグーは、ハムスターなどに比べて、鳴き声で感情表現をすることが多くあります。特に、仲間を呼ぼうとしているときや不安があるとき、警戒しているときに比較的大きな声で鳴くようです。
また、フンや、食べ残し、水の飲み残しなどが原因でにおいが強くなることがあります。そのため、においを抑えるには食べ残しが無い量のエサを与えたり、ケージなどを清潔に保つ必要があります。
ブルーパイド
ブルーパイドは、ブルー色でぶち柄のデグーです。「パイド」とは、色ではなく、「ぶち柄」を表しています。
ほとんどの特徴はアグーチと変わりませんが、ブルーパイドの方がおとなしく穏やかな性格です。しかし、体が弱いので、アグーチよりも上級者向けかもしれません。
猫
犬に比べると毎月の飼育費は安いのですが、それでも小動物に比べるとやはりかかってきます。毎月5000円〜10000円ぐらいです。また、避妊手術の際に25000円ほどかかります。
しかし、一人暮らしで寂しさを感じたときはこの可愛さで癒やしてくれるでしょう。ペットとしての存在感はありつつ、比較的飼いやすいかと思います。飼い主さんが家を留守にすることになっても、しっかりと準備をしていけば3日程度なら大丈夫なんだそう。
オススメの猫の種類
ラグドール
おっとりとしていて、優しく、抱っこをしてもいやがらない温和な性格です。
他の猫に比べて成長スピードがゆっくりなので、長い時間を一緒に過ごすことができない飼い主さんでもその成長をよく見守ることができるのではないでしょうか。体は大きくなりますが、騒がしく動き回ることがないのでアパートでも安心して飼うことが出来るでしょう。毛が長いため、においがこもりやすくはありますが、家の中で飼う分には気にならないと思います。
シンガプーラ
シンガプーラは世界一小さな猫の種類であるとされています。短毛種なのでケアがしやすいでしょう。
甘えん坊な性格で、とても人懐っこいです。鳴き声も小さいので、おとなしい猫ですが、神経質なのでストレスがたまらないようにしてあげないといけません。
ひとり暮らしなら押さえておきたい5つのポイント
ペットを選ぶ際に気をつけたいところは
匂い
鳴き声
飼育費
散歩の有無
留守が得意か
の5点です。
一人暮らしをしていると、やはり寂しさを感じることもありますよね。ペットを飼いたいと思っても、今まではそのお世話の大変さから諦めていた方も多いのではないでしょうか。一人暮らしであれば全部ひとりでやらなくてはいけないわけですから、それなりに負担はかかるでしょう。もちろん、どんな動物であれ、飼い主としての責任はしっかり持って飼育しなければなりません。もし一人暮らしの方でも「今回ご紹介したようなペットなら飼育ができそう!」だと思ったら、これを機に諦めずに自分にぴったりのペットを探してみてはいかがですか?