犬にとって欠かせない日課となっているお散歩。できれば毎日お散歩に連れていってあげたいものですが、雨が降っているときは犬も人もびっしょりになってしまうのでちょっとためらってしまいますよね。
そんなときは、家の中での過ごし方を工夫してみましょう!
この記事の目次
他の飼い主さんは雨の日でもお散歩しているの?
雨の中、犬を連れてお散歩している人を見かけることがありますが、いったいどのくらいの人が雨の日にもお散歩に連れていくのでしょうか。
アイペット損害保険株式会社が2017年に実施したアンケートによると、6割の飼い主さんは雨の日でも犬のお散歩にでかけるようです。
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犬はお散歩に行けないとストレスを感じてしまい、無駄ほえが多くなったり、普段と違うところでトイレをしてしまうことがあるそうです。
これらは中型犬や大型犬になるほど割合が高くなる傾向にあります。室内では十分に運動できないことが犬のストレスに直結していると考えられます。
雨の日のお散歩
では、雨の日でもお散歩に行ったほうがいいのでしょうか?結論から言うと、雨の日でもお散歩は可能な限り行ったほうがいいでしょう。
なるべくトイレは外でさせないことがベターですが、お散歩のときにしかしない子もいます。そういった子の場合は、お散歩ができないとトイレができません。そうでなくても、お散歩は犬のストレス発散や運動不足解消には欠かせないものです。
普段は何気なくやっていることでも、犬にとっては重要なことだということを再確認できますね。ただし、普段からあまり外出をしたがらない子は例外です。様子を見て、嫌がっているようであればやめておくようにしましょう。
愛犬の様子をよく観察し、お散歩に行きたがってるようであれば、外が雨でもできるだけ連れて行ってあげましょう。また、あらかじめトイレトレーニングをしておくことで、トイレのためにお散歩に行かなくても済みます。
室内でのストレス発散方法
しかし、雨の日はなるべく家の中で過ごしたいという方も多いでしょう。どうしても行きたくない、というときもあるかと思います。そんなときは室内でストレスが発散できるよう愛犬と一緒に遊んであげましょう!
時間は?
30分から1時間を目安に、10分おきに小休止を挟みながら遊んであげましょう。あまり長く遊んでしまうと犬が興奮して飼い主がコントロールできなくなってしまうかもしれません。
おもちゃで遊ぼう
タオルやロープなどを犬に見せ、食いついたところでひっぱり合いをします。あまり夢中になると犬が興奮してしまったり、歯に負担がかかってしまうことがありますので、やりすぎには注意してくださいね。
他にもボールをちょっと遠くに投げる→取ってくるというような単純な遊びでも、犬にとっては良い運動になり、ストレスも解消されます。所有欲が強い子の場合には、ボールを占有してしまうかもしれないので、その子の性格に合わせた遊びをするようにしましょう。
ノーズワークをしよう
ノーズワークは、犬の鋭い嗅覚を使った遊びです。本格的なものは、警察犬や軍用犬が行うように、匂いのついたものを隠しておいて、それを探し当てるというゲームです。
いきなり本格的なものにチャレンジするのは難しいので、まずは下記のようなおもちゃの中にオヤツを隠し、それを探し当てられたら食べるという簡単なものにアレンジしても良いでしょう。犬の嗅覚をフルに生かすため、犬にとっては頭も体も使う遊びです。
かくれんぼをしよう
「待て」をさせている間に飼い主が隠れ、準備ができたら名前を呼んだり「おいで」と声をかけたりして探してもらいましょう。
大好きな飼い主を見つけられると犬もすごくうれしくなります。もし、うまく見つけてもらえなかったら、少しずつ顔を出すなどして難易度を下げてあげましょう。
呼び戻しのトレーニングにもなるため、この遊びは犬のトレーニングの観点から見ても良いものでしょう。
スキンシップを取ろう
犬は飼い主とスキンシップを取ることが大好きです。なでるのはもちろん、優しく話しかけてあげることでストレスが解消されます。
愛犬とスキンシップを取ることで飼い主も癒やされ、ストレス解消になるので一石二鳥ですね!
最後に
雨の日でもなるべくお散歩には行ったほうがいいですが、さまざまな事情により、雨の日は家の中で過ごしたいという方もいると思います。
また、毎日お散歩に連れて行くようにしていても、突然、何かの急用で行けなくなってしまうこともあるかもしれません。犬は習慣で行動する生き物です。毎日の習慣が崩れることは犬にとっては大きなストレスですので、家の中で遊ぶことにも慣れておくといいかもしれませんね。