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お祭りの金魚すくいってどうなの?長生きさせるコツなど

和田 千智 シェリー編集部

お祭りの金魚すくいの金魚はすぐ死んじゃう?


夏祭りといえば、花火?焼きそば?ヨーヨー?

連想するものはたくさんありますが、金魚すくいをイメージさせる方も多いのではないでしょうか。

筆者も幼い頃、夏祭りに行っては金魚をたくさんすくってきて親によく怒られたものです。

なんだかんだで飼育を手伝ってくれた両親には感謝ですね。

振り返って金魚のことを思い出してみると、すくってきた金魚たちが長生きしたときもあれば。すぐに死んでしまうときもありました。

この記事では、こういった謎を解き明かしながら、どうやったら金魚が長生きするのか、どういった方法が適切なのかをまとめていきます。

安いから悪い金魚?それともいい金魚?


夜祭などで見かける金魚すくいの金魚はどういった金魚たちなのでしょうか。

金魚すくいの金魚たちは、必ずしも安かろう悪かろうという訳ではありません。きちんと飼育をすれば、立派に長生きをする金魚もいます。

ブリーダーさんの選別に漏れてしまってやってきた、本当はとても良い金魚がいる場合もあるという話もあります。

金魚すくいの金魚=すぐ死んでしまう安い魚、とは言い切れないようです。

こういう金魚すくい屋さんを狙おう

店選びのコツ①

金魚すくいのお店の水槽を見ることが1つのポイントになります。

水が綺麗かどうか、濁っていないかをチェックしましょう。白く濁っているところは、その汚さによって金魚がダメージを受けてしまっている可能性が高いです。

店選びのコツ②

また他の見分けるポイントは、泳いでいる金魚の種類が多いか少ないかです。

色々な金魚が泳いでいる金魚すくい屋さんの方が、業界との繋がりがある場合が多く、良い仕入先から仕入れている可能性が高いと言われています。

店選びのコツ③

全体的に金魚が弱っていないか、身体にハリがあるかなどをチェックしてみましょう。

しかし、ここが難しい点でもあり、一般的によく言われているのは「たくさんすくうなら、弱った金魚を狙え」です。

当たり前ではあるのですが、すくいやすいのは弱ったら金魚であり、イキのいい金魚はすくいにくいです。

長生きする健康な金魚を狙うなら、少し大きめのイキのいい金魚ということになります。これは、自分が何を目的にしているかで変わってくるかと思います。

長生きさせるコツ

お祭り編

揺らさない、回さない

お祭りの途中で金魚をゲットした後は、そのまま金魚の入った袋を持ってお祭りを楽しむ人が多いと思います。

金魚を長生きさせるには、ストレスをかけない事が重要と言われています。

そのため、金魚の入った袋をあまり揺らさないという事が大事です。お祭りを楽しんでいると、金魚の袋を揺らして遊びたくなる気持ちや、手に持っている金魚そっちのけでお祭りを楽しんでしまう人もいるかもしれません。

ですが、金魚にとっては、その揺れが多大なストレスになります。例えば、自分の乗っている車が激しくずっと揺れていたら、体調を崩してしまいますよね。

つまり、金魚のことを考えるならば、あまりむやみに揺らさないように気をつけることが必要です。子供だと、振り回してしまいがちなので、注意です。

早く帰宅しよう

また、できれば早く帰宅してあげた方が金魚の健康には良いです。

金魚すくいの水槽の中も、帰宅中も、金魚にとってはストレスの要因となる事柄がたくさんあります。

家に帰宅し、なるべく早く金魚を休ませてあげましょう。

帰宅後編 

水が重要

帰宅したら、水槽などに移すと思うのですが、その時に注意するポイントがあります。

それは、「袋に入っている水(金魚すくいから持ってきた水)を、水槽に入れないこと」です。

かといって、新しい水にいきなり入れると、びっくりしてしまって体がついていけないということもあるので、注意です。

一番良いのは「水合わせ」という方法で、元の水と新たな水の水質を徐々に近くしていくことです。

3日間は餌あげNG

また、帰ってから3日間は金魚に餌をあげないようにしましょう。食べることにエネルギーを使ってしまうので、金魚の身体に大きな負担をかけてしまいます。

家に帰ってからしばらくは、そっとして起きましょう。

飼育編


金魚は、飼育環境によって、生きる長さも身体の大きさも変わってきます。

つまりすぐ死んでしまうのであれば、飼育環境があまりよろしくなかったという原因が考えられるということです。

飼育環境の中では特に、「エアレーション」(「ぶくぶく」と呼ばれる)の設置をおすすめします。

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金魚との新たな生活を


夏祭りで金魚すくいをするのは、風情があり、楽しいひと時もでもあります。

しかし、その後の金魚との生活を考えると、様々なことに配慮し準備をした方が良いということが分かります。

この夏、金魚との新たな生活をスタートするのも良いかもしれませんね。

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