【クイズ】トキソプラズマ症を正しく知って適切な対策をしよう!

2024.06.29
【クイズ】トキソプラズマ症を正しく知って適切な対策をしよう!
犬猫ペット用品の個人輸入代行「うさパラ」
広告
病気は予防するに越したことはありませんが、過剰に恐れてしまうと生活に支障が出てしまうこともあるかもしれません。病気について正しい知識を身につけ、適切に対策することが大切です。

今回は、トキソプラズマ症についてクイズ形式で解説します。

クイズを解きながら、トキソプラズマ症について学んでいきましょう!
Q.1 トキソプラズマ症の説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「日本では感染例が少なく珍しい病気」です。
トキソプラズマ症は、全人類の1/3以上が感染しているといわれるほど広く蔓延している感染症です。しかし、健康な人が感染してもほとんどが発症せず、発症しても発熱や筋肉痛、倦怠感などのインフルエンザの様な症状が出るのみです。

一方、免疫機能が低下している人が感染した場合は、脳炎や肺炎、脈絡網膜炎などの重篤な症状が現れることがあります。

妊婦がトキソプラズマに感染してしまうと、胎児へ感染し先天性トキソプラズマ症を患う可能性があります。妊娠初期の感染ほど重症化しやすいとされており、死産、流産、水頭症、視力障害、運動機能障害が起こります。猫はトキソプラズマの終宿主であるため、妊婦が猫を飼ってはいけないといわれるのはこのためです。

Q.2 次のうち、自分(妊婦)がトキソプラズマに感染する可能性がある状況はどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「飼い猫にも自分にも感染歴がない」です。
例えば、猫を飼っているときに妊娠が発覚したらどうすれば良いのでしょうか。基本的には医師に相談することが重要ですが、このクイズのようにトキソプラズマの感染歴を調べることで、猫を飼っていてもまったく問題がないケースもあります。

飼い猫に感染歴がある
猫がうんちからトキソプラズマを排出するのは初めて感染してから3日〜3週間の間のみです。一度感染すれば、猫の体内にトキソプラズマの抗体が作られるため、以降はうんちの中にトキソプラズマを排出することはありません。

自分に感染歴がある
健康な人がトキソプラズマに感染しても無症状で気づかないことも多く、実はすでに感染していたという人も少なくありません。猫と同様に一度でも感染したことがあれば、妊婦であっても心配する必要はありません

飼い猫も自分も感染歴がないと危険
妊婦も猫も感染歴がない場合は重症化したり、胎児に感染してしまう可能性があり危険です。すでに妊娠している場合は、トキソプラズマに感染しないようにしっかり対策をしなければいけません。
Q.3 トキソプラズマに感染したことのない妊婦ができる対策として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「人間用のワクチンを接種する」です。
人間用のワクチンは存在しないため、トキソプラズマに感染したことのない妊婦は、感染しないように対策することが大切です。

猫のうんちは感染源となるため、猫のトイレ掃除はできるだけ避け、家族にお願いするようにしましょう。どうしても避けられない場合は、使い捨て手袋やマスクを着用し、終了後はしっかり手を洗うことが大切です。

庭や公園の砂場も野良猫のトイレ場になっていることが多く、感染の危険があります。こちらもできるだけ触らないようにし、どうしても触らなければいけない場合は、手袋をして、しっかり手を洗いましょう。

トキソプラズマは生肉から感染することもあります。肉は中心部の赤みがなくなるまでよく火を通して食べるようにしましょう。生肉自体に触ることもあまりよくありません。また、生肉を切った包丁やまな板はこまめに洗浄し、常に清潔に保つようにしましょう。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
結果発表
問正解/ 問中
友達に教えてあげましょう!

関連記事

こちらの記事も読まれています

ねこ」の記事をさがす