ペットと言われて思い浮かぶのは犬か猫?それともハムスターでしょうか?実は家で飼える意外なペットはたくさんいるのです。
新生活に向けてちょっと珍しいペットを飼ってみたい方や、犬や猫は飼ってるけど違うペットを飼ってみたいと考えている方に、今回はちょっとマイナーなペットをご紹介します!
この記事の目次
チンチラ
手触りが気持ちのいいチンチラは、ペットショップでもよく見かける人気のペットです。
大きくて真っ黒な瞳もとてもかわいらしいですよね。もともとは南アメリカのアンデス地方で生息していたため、暑さには弱く、夏場はエアコンで一日中室温を保つ必要があります。
チンチラは少しの環境の変化や気温・湿度の変化に敏感でデリケートな生き物ですが、適切に飼育することで5〜20年ほど生きられます。
一般的なグレーのチンチラは3万円前後、珍しいカラーや模様の場合は8万円ほどで購入できます。
ウーパールーパー
小さく離れた目、横に広がった口、顔のサイドにあるエラは一度見たら一生忘れられないインパクトの持ち主です。
日本では1980年代に大ブームを巻き起こしましたが、現在でもひそかに人気のペットになっています。ウーパールーパーはメキシコサラマンダーとも呼ばれるとおりメキシコ原産で、サンショウウオの仲間です。
寿命は5〜10年ほどで、初心者でも飼いやすいとされていますが、水温や水質管理を怠ると長く生きられません。また、お迎えしたときは2〜5cmでも2〜3カ月後には20cm前後の大きさになるため、大きくなることを想定した水槽が必要です。
ウーパールーパーは熱帯魚などを扱っているペットショップなどで購入でき、価格は1500円〜2000円ほど。珍しい種類だと3万円ほどする子もいます。
ミニブタ
芸能人が飼っているイメージがあるミニブタ。小さいうちは2kgほどで軽々と抱っこできますが、成長すると40〜70kgほどになり、大きいと100kg以上になることもあるそう。
100kgを超えるなんて全然ミニじゃないじゃん!と思われる方も多いかもしれませんが、「家畜用のブタに比べるとミニ」であることからミニブタと呼ばれています。
大きくなってから「こんなに大きくなると思わなかった」ということにならないよう、事前によく調べてから飼うようにしましょう。最近ではミニブタよりもさらに小さい「マイクロブタ」という種も品種改良されています。
ミニブタは大手のペットショップかブリーダーから5〜10万円で購入できますが、体が大きいぶん、月々の食費も多くかかります。
フクロモモンガ
夜の森を颯爽(さっそう)と飛び交うモモンガ。クリクリした目がとてもかわいらしく、飼ってみたいという人は多いかもしれません。
一般に知られるモモンガはリスの仲間ですが、オーストラリアなどに生息するフクロモモンガはカンガルーの仲間です。しかし外見上は非常によく似ており、ペットショップなどではフクロモモンガの方が取り扱いが多いようです。
昼間は寝ており、夜にしか活動しないため、日中は家を空けているという方には飼いやすいかもしれません。ただし、匂いは強いので苦手な方は注意しましょう。
フクロモモンガは大手のペットショップで3〜5万円で購入できます。アルビノなど珍しい種類は10万円以上する子もいます。
プレーリードッグ
地上で生活していることと、犬のような声で鳴くことから、「草原の犬」という意味の名前をもつプレーリードッグ。動物園でもよく見かけますが、実はお家に迎えることもできるんです。
感染症を媒介する恐れがあることから2003年より輸入が禁止されてしまいましたが、現在国内で流通しているプレーリードッグは、輸入が禁止される前に輸入された個体を交配させ、国内繁殖されたものですのでご安心ください。
プレーリードッグは飼い主にはとてもよく懐き、なでてもらうのが大好き。しかし発情期には凶暴になるのでケガをしないよう注意が必要です。また、鋭い爪やかみ癖により家の柱やカーペットをボロボロにしてしまうため、家が傷つくことを覚悟して飼いましょう。
そんなプレーリードッグの価格は何と30万円以上!輸入が禁止された影響で価格も高騰しました。
最後に
今回は、たまにペットショップで見かけるようなちょっとだけマイナーなペットから、「家で飼えるの!?」というマイナーなペットをご紹介しました。
気になったマイナーペットはいましたか?どんなペットを迎えるにも、最後まで一緒にいる覚悟が必要です。特に、犬や猫とは違って、マイナーペットはまだまだ情報が少ないのも事実。もし興味があったら、まずは飼育方法についていろいろと調べてみてください。
犬や猫は住居の問題で変えないけど、ペットを迎えたいとお考えの方。自分のライフスタイルに合った、あなただけのかわいいペットを見つける参考にしてみてくださいね。