フェレットの散歩はデメリットだらけ?必要性と危険性を解説!

フェレットの散歩はデメリットだらけ?必要性と危険性を解説!

基本的に家の中だけで飼えるフェレット。散歩の必要がないという点に魅力を感じて飼い始めた方も少なくないのではないでしょう。

しかし、飼っているうちに、好奇心旺盛なフェレットをもっと楽しませてあげたい、フェレットと一緒に散歩したい、と感じる方もいるかもしれません。

今回はフェレットを飼う上での散歩の必要性と、実際に散歩をするときに起こりうる危険性などについて紹介していきます。

この記事の目次

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フェレットに散歩は必要?

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結論から言ってしまうと、フェレットに散歩は必要ありません。

遊ぶことが大好きなフェレットですが、基本的に家の中だけで十分な運動ができます。そのため、1日1時間前後ケージから出して遊ばせてあげれば、運動不足になったりストレスを感じたりすることもほとんどありません。

もちろん、好奇心旺盛なフェレットにとって、外は魅力いっぱいの場所です。散歩となったらきっと喜んでくれる子も多いでしょう。しかし、フェレットの散歩には、大きなメリットや義務はなくとも、デメリットや危険性が存在していることは理解してください。

フェレットの散歩をする前に考慮すべきこと

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フェレットにとって外はとても危険な場所です。では、具体的にフェレットと散歩に行くと、どのような危険が起こりうるのでしょうか。考えていきましょう。

1.ハーネスが外れてしまう

フェレットを散歩に連れていくには、ハーネスや首輪、そしてリードが必要です。しかし、フェレットは、見てわかるように細長い体型のため、ふとした瞬間に抜けてしまう可能性があります。また、ハーネスはきちんと装着していても、リードが外れてしまう危険もあります。

犬とは違い、フェレットは飼い主の言うことを聞くほど訓練できるわけではないため、勝手についてきてくれることはありません。それどころか逃げ出してしまうと、名前を呼んでも戻ってきてくれないことがあります。

2.感染症や寄生虫

外に連れ出すなら、ワクチンの接種は必須です。しかし、ワクチンを接種しているからといって、危険が全くないわけでありません。

ノミやダニなどの付着の可能性もありますし、ワクチンを接種していないさまざまな感染症に罹患してしまうこともあります。

3.車

言うまでもありませんが、車通りの多い道などにも注意が必要です。車のような音を立てる大きなものにパニックを起こしてしまう可能性もあります。

また、狭い空間が好きなフェレットにとって止まっている車は絶好の隠れ場所でもあります。車の下に入り込んでしまったり、そのまま車が動き出してしまうこともあるため、車の数が少ないからといって歩かせるのは危険です。

4.気温

暑いのが苦手なフェレットにとって、夏場の散歩は好ましくありません。室内でも26℃以下に設定する必要があるフェレットにとって、日本の夏は大変危険です。

また人間はそれほど暑くないと思っていても、熱を保ちやすいアスファルトの上は熱中症ややけどの原因にもなります。基本的に夏は家の中で過ごさせてあげ、どうしても散歩させたい場合は気温が高くない早朝に行くようにしましょう。

5.他の動物

肉食動物であるフェレットにとって、小動物や鳥、魚などは獲物です。そのため、散歩中に出会ってしまうと、本能を刺激されて興奮しすぎてしまうかもしれません。

また、テリア系やハウンド系の犬はもともとイタチを狩るために使われていたこともあり、フェレットを獲物として認識してしまう危険があります。怪我の原因にもなるので、出会ったときは抱き抱えるなどしましょう。

6.異物の誤食

好奇心旺盛なフェレットはなんでも口にしてしまう習性があります。家の中であれば、あらかじめ危険なものは片付けておくことで防げますが、外だとそうはいきません。知らないうちに食べてしまい、そのまま気づけないということもあります。

ものによっては命に関わることもあるため、細心の注意が必要です。

フェレットと散歩をするには?

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このように、フェレットにとって散歩には多くの危険が伴います。しかし、どうしても散歩に連れて行きたいのであれば、あらゆる危険を排除した上で一緒に遊んであげてください。

ワクチンを接種する

日本において、フェレットにはジステンパーとフィラリア症のワクチンを接種することが推奨されています。特にフェレットがジステンパーに罹患するとほぼ100%死に至るため、外で散歩させる前には必ず接種しましょう。

公園などで遊ぶ

散歩として街中などを練り歩くのではなく、公園で遊ぶようにしましょう。この時、周りに他の動物がいないか確認しましょう。上空からカラスなどの鳥に狙われることもありますの注意が必要です。

地面に下ろす際には必ずハーネスとリードをつけ、絶対に目を離さないでください。

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キャリーバッグで移動する

公園まで向かう際には、歩かせるのではなくキャリーバッグなどに入れて移動しましょう。車や散歩中の犬、他の動物などを避けることができます。

ですが、車通りの多い道や車のそばなどは、キャリーバッグなどに入れていてもフェレットがパニックを起こしてしまう可能性もあるため注意しましょう。

まとめ

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今回はフェレットの散歩事情についてご紹介しました。

すでに述べた通り、フェレットにとって散歩は絶対に必要なものではありません。むしろ、デメリットの方が大きいでしょう。もちろん、これらの危険を意識して回避すれば散歩にいくことも可能ですし、フェレットもきっと喜んでくれるでしょう。

ですが、本当にそこまでして散歩すべきなのでしょうか?愛するフェレットにとって何が最善なのかを改めて考えてみてください。

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