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いぬ健康

犬が攻撃的なのは運動不足のせいかも!?悪影響と解消方法について考えよう

Risa
Risa シェリー編集部

運動不足になると、体がだるくなったり、ケガや病気をしやすくなったり、ストレスがたまったりしますよね。運動不足は、「生活習慣病のもと」なんて言われるほど、厄介なもの。

もちろん、運動不足によって悪影響を受けるのは人間だけではありません。犬も同じように、悪影響を受けてしまうのです。

そこで今回は、犬が運動不足により受ける悪影響と、運動不足を解消するための方法をご紹介します。

運動不足による悪影響

体重計
犬も人間と同様、運動不足になると心身ともに悪影響が出てきてしまいます。悪影響には、どのようなものがあるのでしょうか?

筋力・体力の衰え

まずは、筋力や体力が衰えやすくなります。極端な運動不足でなければ、すぐに影響が出ることはないでしょうが、年をとるにつれて筋力・体力の低下が起きやすくなります。

年をとっても筋力や体力を維持するためには、若いうちからよく運動することが大切です。

ストレス

犬は運動不足になると、ストレスを感じやすくなります。人間もずっとパソコンに向かうなど、長いこと運動をしないとストレスがたまりますよね。

ストレスがたまってしまうと、飼い主や他の人、他の犬に対して攻撃的になることがあります。また、ストレスはいろいろな病気を引きおこしかねませんから、定期的に発散させることが大切です。

肥満になりやすい

運動が足りていなければ、犬も人間と同じように肥満になりやすくなります。肥満になると、病気のリスクが高まることはもちろんのこと、足腰に負担がかかりやすくなるため、ヘルニアの原因にもなってしまうのです。

食べ過ぎに注意するだけでなく、運動不足にも十分注意しましょう。

運動不足のサインは?

見つめる犬
運動不足だからといって、どこかが腫れたり、傷ができたりするわけではありませんから、運動不足かどうかを目で明確に判断することは困難です。

そこで、運動不足かどうかを見極めるため、以下のような行動に注意してみてください。

攻撃的になる

犬が他の人や犬に対して攻撃的になったり、飼い主の言うことを素直に聞かなくなったりした場合は、運動不足でストレスがたまっている可能性があります。

もちろんストレスの原因は運動不足だけではないので断定はできませんが、「そういえば最近散歩に行けていないし、運動が足りていないかも…」と思ったら、運動量を増やしてあげることで穏やかになるかもしれません。

実は、ドッグトレーナーさんの中にも、運動不足が全ての問題行動の原因だと言い切る方もいるくらい、運動不足というのは重要な要素の一つなのです。

常にソワソワしている

これも必ずしも運動不足が原因とはいえませんが、常に落ち着きがなくソワソワしている場合は、「もっと運動がしたい!」というサインかもしれません。

犬の運動不足を解消するには?

ヨガ
では、犬の運動不足を解消するにはどのような方法があるのでしょうか?

散歩の時間を増やそう

散歩の時間はそれぞれの犬によって大きく異なります。そこで、散歩から帰ってきたときの犬の疲れ具合で、散歩の長さが適当であるかを確かめてみましょう。以下を指標にしてみると良いでしょう。

①短く浅く、ハッハッと呼吸している場合

→犬がちょうどよく疲れているサインです。(単に、暑いからという場合もありますので、気温なども加味してください)

②激しい呼吸をしている場合

→犬が疲れすぎています。少し散歩の時間や激しい運動の量を減らしましょう。

③物足りなさそうにしたり、走り回ったりしている

→運動量が不十分かもしれません。散歩の時間を長くしたり、散歩中に走ったりしてみましょう。

たまにはドッグランで思い切り走らせて

散歩中は基本的に、歩く場合が多いと思います。散歩中に走れたとしても、時間や距離の観点から犬には少し物足りないかもしれません。また、散歩時は、犬は飼い主さんのスピードに合わせて走りますが、本当はもっと全力で走りたいと思っていることでしょう。

そこで、定期的にドッグランに連れて行き、思う存分走らせてあげましょう。ドッグランであれば、リードを外して犬を自由に運動させることが可能です。公園などで、長時間歩くのも良いでしょう。

おもちゃで遊ぼう

長い時間散歩に行く時間がなかなか取れないときや、梅雨の時期など、雨が続いているときは、家でおもちゃ遊びをしましょう。

タオルで引っ張り遊び、ボール投げ、かくれんぼ、ノーズワークなど、たくさんコミュニケーションを取りながら運動することで、運動不足解消だけでなく、飼い主さんとの信頼関係も強くなるので一石二鳥です!さらに、オヤツをもらえたりすれば、犬もどんどん飼い主さんとの遊びが楽しくなってきます。

なお、犬を家で走らせるときには、足腰の負担を軽減するため、フローリングなど滑りにくいところを選びましょう。

運動不足は犬の大敵!

ボールをくわえた犬
運動不足は、犬にさまざまな悪影響を与えることがわかりました。

ボディランゲージと同様、運動不足は目で見て判断をするのが難しいことの一つです。まずは、散歩後の疲れ具合をチェックして運動不足かどうかをチェックしてみましょう。

また、「攻撃的になる」「常にソワソワしている」などのサインに気づいたら、運動不足の可能性があります。散歩の量を増やす、部屋で遊ばせる、ドッグランに行くなど、それぞれの犬やご家庭に合った犬の運動不足解消方法を実践してみてくださいね!

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