皆さんは、毎日のお散歩の後、愛犬の足をどのようにケアしていますか?外を歩いたあとの足は、土やほこり、雨の日なら泥で意外と汚れているものです。とはいえ、毎回ゴシゴシ洗うのも、愛犬が嫌がったり手間がかかったりと、悩みどころです。
この記事では、おすすめの足の洗い方から洗ったあとのケア、保湿のコツまで、まとめてご紹介します。
この記事の目次
他の飼い主さんはどうしているの?

多くの飼い主さんが毎日お散歩をしていますが、足を清潔にする方法として主にあげられるのは、次の4つです。
- 足洗い場や風呂場で水洗い:汚れをしっかり落とせる一方、毎回だと手間がかかる。
- シャンプーで洗う:泥汚れやにおいが気になるときに。ただし頻繁に使うと皮脂を落としすぎる。
- 濡れ布巾で拭く:手軽で水を使いすぎないぶん、汚れがひどいと落としきれないことも。
- ペット専用のウェットティッシュで拭く:いちばん手軽。外出先でも使えるが、拭き残しに注意が必要。
玄関前にマットを敷いておく、上記の方法を組み合わせるなど、愛犬に合ったやり方を工夫している飼い主さんもいます。どの方法も、汚れを落とすという目的はしっかり果たしています。
しかし、汚れを落とした後にそのまま濡れた足を放置していたら要注意です。しっかり乾かさなければ、愛犬の足にトラブルが生じてしまうかもしれません。
乾かさないと皮膚トラブルの原因に

犬の足は指の間や肉球のすき間が毛に覆われて、蒸れやすい構造になっています。とくに被毛が多い犬種では、毛が水分を含んで乾きにくく、湿った状態が長く続きがちです。
濡れたまま放置すると、この蒸れた環境で細菌やマラセチア(真菌の一種)などが繁殖し、皮膚炎を起こすことがあります。指の間にできるこうした炎症は「指間炎」と呼ばれ、犬では珍しくないトラブルです。
次のようなサインが出ていたら要注意です。
- 足先や指の間が赤く腫れている
- しきりに足を舐めたり噛んだりする
- 足からいつもと違うにおいがする
こうしたトラブルを防ぐためにも、足を洗ったあとは乾いたタオルで念入りに拭き、しっかり乾かしてあげることが大切です。
とくに梅雨どきや雨の日が続く時期は、地面が濡れていて足が汚れやすいうえ、湿気で乾きにくく、濡れた状態が長引きがちです。空気がジメジメする季節は、いつも以上に念入りに乾かすことを心がけましょう。
おすすめの足の拭き方・乾かし方

いろいろな方法がありますが、最もおすすめしたいのは、固く絞った濡れタオルで汚れを落とし、吸水性の高い乾いたタオルで拭く方法です。
水で直接洗い流すやり方は汚れ落ちは良いものの、頻繁にやると肉球の皮脂やうるおいを奪いすぎてしまい、完全に乾かすのも大変です。その点、固く絞ったタオルなら必要以上に濡れることがなく、愛犬へのストレスも少なくてすみます。
タオルでの拭き方
足先だけでなく、指の間も一本ずつ開いて丁寧に拭きましょう。最後に乾いたタオルでもう一度押さえるように拭くと、しっかり乾かせます。タオルは、吸水性の高いマイクロファイバー素材のものを使うと、短時間で水分を取れて便利です。
ドライヤーを使うときの注意
それでも乾ききらないときは、ドライヤーを使うのもおすすめです。ただし、熱い風を近くから当てると火傷の原因になるため、低温・弱風で、少し離して当ててあげましょう。
汚れがひどい場合は水洗い
ひどい汚れのときは無理に拭き取ろうとせず、水洗いしましょう。そのあとも、同じようにしっかり乾かすことが大切です。
保湿は専用のクリームで

頻繁に足を洗っていると、肉球が乾燥しすぎて、ひび割れやガサつきを起こすことがあります。そんなときに役立つのが、肉球専用の保湿クリームです。
選ぶときは、犬用で舐めても安全な成分のものを選ぶと安心です。犬は足を舐めることが多いので、人間用のハンドクリームは避けましょう。
塗るタイミングは、足を拭いてしっかり乾かしたあとがおすすめです。少量を指にとり、肉球にやさしくなじませてあげましょう。乾燥が気になる時期は毎日、それ以外は様子を見ながら数日に一度を目安にするとよいでしょう。
日頃から肉球をやさしく触って、かたくなっていないか、ひび割れやガサつきがないかを確かめる習慣をつけておくと、乾燥のサインに早く気づけます。
クリームを塗ったあとは、すぐに舐めてしまわないよう、おもちゃやおやつで少し気を紛らわせてあげるとなじみやすくなります。
肉球クリームを比較した記事はこちら
まとめ

ここで紹介した方法が、必ずしもすべての犬に最適とは限りません。皮膚の状態によっては、水で洗い流してから念入りに乾かしたほうが良い場合もあれば、乾いたタオルで拭くだけで十分な場合もあります。
大切なのは、愛犬の足や皮膚の状態をよく観察してあげることです。とくに、足先がいつも以上に赤い、しきりに舐めている、いつもと違うにおいがするといったサインが見られたら、自己判断で対処せず、早めに獣医さんに相談してみてください。
毎日のお手入れを習慣にして、愛犬の足を清潔で健康に保ってあげましょう。






































