「最近、猫ちゃんが臭くなったかも」と感じている方も多いのでは?しかし、実は猫ちゃんに体臭はないようです。
では、一体どこから臭っていて、その謎の臭いはどうすれば良いのでしょうか。この記事では猫臭いお部屋の原因と対策についてまとめてあります。
この記事の目次
猫臭さを軽減させる「7つのポイント」
①トイレ掃除は最低1日1回
猫ちゃんのトイレ、こまめにお掃除できていますか?「排泄物があってもほったらかしにしがち」という方は要注意です。そこから臭いがきている可能性があります。
また、猫ちゃんはとっても綺麗好きな動物なので、トイレが汚いままだと、トイレを嫌ってトイレからはみ出しておしっこをしたりします。
猫ちゃんにきちんとトイレしてもらうためにも、こまめなお掃除は欠かせません。
②猫砂を変える
猫砂を丸ごと変えると、臭いがかなり軽減されることがあります。猫砂ごとに特徴が異なり、例えばそのままトイレに流せる紙タイプなどです。
さらに、猫の好みの問題もあるので、愛猫とよく相談をして決めましょう。猫ちゃんの性格に合わない猫砂である場合は、トイレでしてくれないことがあります。好みを見て、変えてあげましょう。
③トイレ本体を定期的に洗う
猫のトイレの容器本体を一週間に1回程度洗って天日干しすることで、雑菌の繁殖が抑えられ、臭いを抑えることができます。
また、システムトイレは普通のトイレより消臭効果が期待できるようなので、使用してみるのも良いかもしれませんね。
④シャンプー
被毛が多い猫ちゃんは、排泄物が毛についてしまったり、皮膚から出る油で毛が固まってしまうことがあります。そういう場合はシャンプーが必要です。
しかし、シャンプーをしすぎると毛が痛んだり、皮膚トラブルを引き起こす原因になってしまうので、頻度は多くても2ヶ月に1回程度にしましょう。
また、口内炎や歯周病の場合やスプレー行為(いつもより濃いおしっこをかけるマーキング)をした後、臭いが気になるようであれば、シャンプーや、濡れたタオルで体を拭いてあげると臭いを抑えられます。
お湯やシャンプーが苦手な猫の場合、ドライシャンプーが良いかもしれません。ドライシャンプーを使用する場合は、猫ちゃんは体をなめるので害のないものにしましょう。
⑤餌の放置はやめる
餌を放置すると、餌の腐敗臭などが部屋に残ってしまいます。また、置きエサは臭いだけでなく、肥満や病気の元になることもあります。
こちらの記事では置きエサのリスクをまとめてありますので、興味のある方はご一読ください。
⑥スプレー行為の対策をする
猫ちゃんが家の中でスプレー行為をした場合はこまめに拭き取ると、臭いを軽減できます。
頻繁に同じ場所にする場合は、撥水加工のシートを貼ると、楽になります。
⑦脱臭機を使用する
脱臭機は臭いの元から分解してくれるもので、その効果は絶大だと言われています。
臭いを芳香剤などで誤魔化さずに消臭したい方にはオススメです。ペット専用の脱臭機もありますよ。
猫は綺麗好き。
猫ちゃんは綺麗好きな動物ですから、もし臭ってきたら、人の手で清潔にしてあげることで改善されるはずですよ。
猫は体臭が少ないので、急に体から臭ってきたり、対策しても改善されない場合は病気の可能性も考えられます。そのような場合は、一度獣医師に診てもらいましょう。