皆さんは、「うずら」という鳥を知っていますか?スーパーなどで「うずらの卵」が販売されているため、名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
実はうずらは、ペットとして一緒に暮らすことができる鳥でもあります。
今回は、「新しい家族を迎えたい」「うずらと楽しい時間を過ごしたい」と考えている方に向けて、うずらとの暮らしや飼育方法についてご紹介します。
この記事の目次
「うずら」とはどんな鳥?

うずらは、キジ目キジ科ウズラ属に分類される鳥類です。日本にも生息しており、地域によっては季節に応じて移動する渡り鳥として知られています。
うずらは飛ぶことができますが、普段は地上で過ごす時間が長い鳥です。移動するときは、地面を歩いたり、ジャンプしたりする姿がよく見られます。
どんな性格?
うずらの性格を一言で表すなら、「臆病で警戒心が強い」といえるでしょう。
大人のうずらを人に慣れさせるのは難しいといわれていますが、雛の頃から大切に育てることで、人に懐くこともあります。臆病な性格だからこそ、雛の頃から優しく接し、急な動きや大きな音で驚かせないようにすることが大切です。
また、羽毛が生え替わる時期は神経質になり、普段より攻撃的になることもあります。こうした変化は一時的なことが多く、換羽が落ち着くと元の状態に戻るでしょう。
砂浴びが好き?
うずらは砂浴びを好む鳥です。砂浴びには、羽毛に付着した汚れや寄生虫などを落としたり、ストレスを発散したりする効果があるといわれています。
一緒に暮らすことになったら、砂浴びができる場所を用意してあげましょう。砂には、うずらの飼育用として販売されている「焼き砂」がおすすめです。
うずらは何を食べるの?
基本的には、うずら専用のエサを与えるようにしましょう。うずらに必要な栄養素がバランスよく配合されているため、主食として適しています。
また、ミールワームなどの昆虫や、野菜、果物などを副食として与えることもできます。ただし、与えすぎると栄養バランスが崩れる可能性があるため、量には注意しましょう。
うずらは産卵するため、特にメスはカルシウムが必要になります。カルシウムを含むエサを適切に与えることが大切ですが、カルシウムサプリメントなどを追加する場合は、過剰摂取にならないよう獣医師に相談すると安心です。
うずらの飼育環境

うずらを飼うためにどのような環境が必要なのか見ていきましょう。
ケージは床面積を重視
ケージは、高さよりも床面積を重視して選ぶことが大切です。
先ほども触れたように、うずらは普段から地面を歩いたり、ジャンプしたりして過ごします。また、驚いたときには急に上方向へ飛び跳ねることがあります。
ケージが高すぎると、驚いてジャンプした際に天井に頭をぶつけてしまう危険があります。そのため、十分な床面積を確保しつつ、天井までの高さは抑えたケージを選ぶとよいでしょう。
寒さ対策
うずらの雛は、寒さにとても弱いです。パネルヒーターやひよこ電球を使用して、温かい環境を整えてあげる必要があります。
また、大きくなったうずらでも、冬場はヒーターが必要になります。
糞の処理はこまめに
うずらは糞の量が多いため、ケージ内が汚れやすい鳥です。清潔な環境を保つためにも、糞や汚れはこまめに取り除き、床材も定期的に交換しましょう。
特に床材を使用している場合は、汚れ具合を確認しながら、必要に応じて交換することが大切です。毎日の掃除や健康状態のチェックなど、うずらが快適に過ごせるよう、日々のお世話を欠かさないようにしましょう。
うずらとどこで出会う?

うずらとは、どこで出会うことができるのでしょうか?
ペットショップ
うずらは、家禽類を取り扱っているペットショップなどで購入できます。
「人に懐いてほしい」という場合は、雛の頃から育てることをおすすめします。ただし、雛は成鳥よりも温度管理や食事などに細やかなケアが必要です。長時間目を離さず、こまめに様子を確認できる時間と環境を整えておく必要があります。
うずらも大切な命です。お世話に必要な環境や時間を十分に確保できるようになってから、家族として迎えてあげましょう。
譲り受ける
里親になるという選択肢もあります。
「ペットのおうち」などの里親募集サイトでは、うずらの里親を募集している飼い主さんが見つかることがあります。里親として迎える場合は、年齢や健康状態、これまでの飼育環境などを事前に確認し、自分が責任を持ってお世話できるかをよく考えたうえで迎えましょう。
うずらの卵を孵化させる?
うずらと言えば、スーパーマーケットなどで売られている「うずらの卵」を想像する方も多いのではないでしょうか。実は、ごく稀にその卵を孵化させることができます。
以前、「小学生がスーパーマーケットで売られていたうずらの卵を孵化させた」というニュースが話題になりました。(HUFFPOST「小5がウズラ3羽、スーパーの卵からふ化」)
そのニュースでも触れられていますが、スーパーマーケットで買ったうずらの卵が孵化する確率はとても低いです。その理由は、販売されているほとんどの卵が無精卵だから。しかし、ごく稀に有精卵が混ざることがあるため、絶対に孵化しないとは言い切れないのです。
小学生でも孵化させることができるので、安易な気持ちで孵化に挑戦する方もいます。しかし、孵化した後、長い時間を共に過ごすことになるということは忘れてはいけません。
挑戦したい気持ちがあっても、うずらと飼い主さんの幸せのために、しっかりとお世話をし続けることができる時だけ挑戦するようにしましょう。
注意!鳴き声が大きい

うずらと家族になる前に注意しておきたいことのひとつに、鳴き声が大きいという点があります。
特にオスは、メスを呼ぶために大きな声で鳴くことがあります。朝早くから鳴き始めることもあるため、近所迷惑にならないよう、飼育場所や防音対策についてあらかじめ考えておきましょう。
「鳴き声が原因でご近所トラブルにならないか心配」という方は、飼育環境を十分に検討することが大切です。
うずらと家族になる責任とかけがえのない時間

どんなペットとの暮らしにも、かけがえのない幸せや楽しい時間があります。うずらを迎えたい方は、今回ご紹介した飼育方法や注意点を参考に、無理なくお世話ができる環境かどうかを考えてみてください。
うずらと飼い主さんがともに幸せに暮らせるよう、十分な時間と環境を整えてから家族に迎えましょう。

































