2024年も終わりが近づいてきました。そして、間もなく迎える2025年は巳年です。蛇は、その独特な姿から苦手とする人も多く、飼育している人は少数派です。そのため、蛇について詳しく知らない方も多いかもしれません。しかし、意外なことに、蛇は神話や伝説、ことわざなどを通じて、私たちの文化や生活に深く関わりを持つ存在なのです。
今回は、2025年の干支である「蛇」にちなんだ雑学をクイズ形式でご紹介します。それでは、蛇クイズに挑戦してみましょう!
Q-1 次の日本神話のうち、蛇が登場する物語はどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ヤマタノオロチ伝説」です。
「ヤマタノオロチ伝説」は、スサノオノミコトが8つの頭と8つの尾を持つ巨大な蛇「ヤマタノオロチ」を退治する物語です。毎年娘を生贄に差し出さなければならなかった老夫婦に出会ったスサノオは、最後の娘クシナダヒメを救うため、ヤマタノオロチに酒を飲ませて酔わせます。そして、眠ったヤマタノオロチを剣で斬り倒し、その尾から「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」を発見します。
「国生み」は、イザナギとイザナミが天の神々から命じられ、日本の島々を創造する物語です。
「天岩戸(あまのいわと)神話」は、太陽の神であるアマテラスが弟であるスサノオノミコトの乱暴なふるまいを嘆き、天岩戸の奥に引きこもってしまう話です。
「因幡の白兎」は、傷を負い、騙されて泣いていたウサギを、心優しいオオクニヌシノミコトが助ける物語です。
Q-2 次のうち、「期待外れ」と似た意味を持つことわざはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「竜頭蛇尾」です。
「竜頭蛇尾」とは、初めは勢いが良いものの、終わりになると振るわない様子を表したことわざです。「期待外れの結果に終わる」という意味で使われます。
「藪をつついて蛇を出す」は、余計なことをしてかえって悪い結果を招くことを意味します。つつかなくてもよいやぶをつついて恐ろしい蛇が出てくる様子を例えたもので、「藪蛇(やぶへび)」とも言います。
「蛇に睨まれた蛙」は、勝ち目のない相手に遭遇し、恐怖で身がすくんで動けなくなる様子を表したことわざです。同じ意味で「蛇に見込まれた蛙」という表現も使われます。
「蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)」は、同じ分野や立場にいる者には、その行動や考えがすぐに分かるというたとえです。同じ経験や知識を持つ者同士の理解の早さを表しています。
Q-3 七福神のうち、蛇を使いとする神様は?
正解です!
不正解です!
正解は「弁財天」です。
弁財天は七福神のひとりで、金運開運や商売繁盛のご利益をもたらす神様として信仰されています。「弁才天」や「弁天様」とも呼ばれることがあります。
蛇は弁財天の使者とされており、特に白蛇は弁財天の化身とされています。
ちなみに、蛇は縁起の良い動物とされていますが、一説には脱皮を繰り返す姿が「復活と再生」を連想させることが理由だとされています。
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問中
結果発表
問正解/
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