世界には非公認犬種を含めると700~800の犬種がいるとされています。可愛らしい外見や賢さ、性格の相性など、犬を飼う人たちの好みもそれぞれでしょう。
この記事では、その中でも日本で特に人気の高い20の犬種をランキング形式で発表します。また、犬種の特徴や飼い方、健康管理の上での注意点などもご紹介します。どの犬種がランクインするのか想像しながらご覧ください。
ランキング参考:アニコム「家庭どうぶつ白書」
https://www.anicom-page.com/hakusho/
この記事の目次
20位:ミニチュア・ピンシャー
ミニチュア・ピンシャーは、ドーベルマンを小型化したような見た目をしていますが、ミニチュア・ピンシャーの方が長い歴史を持ちます。明るく活発な性格ですが、繊細で警戒心が強い面もあり、番犬向きな犬でもあります。
■健康についての解説
【獣医師監修】ミニチュア・ピンシャーの好発疾患と飼い方のポイント
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19位:キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、絹のように美しい毛並みと大きな目、大きな垂れ耳が可愛らしい犬種です。温厚かつフレンドリーな性格で、無駄吠えや咬み癖も少ないため、飼いやすい犬種とされていますが、心臓病などの病気には注意が必要です。
■健康についての解説
【獣医師監修】キャバリアの好発疾患と予防のための飼育ポイント
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18位:パグ
パグは、がっしりとした筋肉質な体形に短い鼻としわくちゃな顔が特徴的で、コミカルな表情が人気の犬種です。一般的には明るく愛情深く、穏やかで警戒心も低い傾向があり、加えて吠え声も小さいため、番犬向きではありません。
■犬種の解説
【犬図鑑】8月9日はパグの日!ぶさかわなパグの魅力とは
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■健康についての解説
【獣医師監修】パグの好発疾患と日常生活で注意したい4つのポイント
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17位:ラブラドール・レトリーバー
ラブラドール・レトリーバーは短毛種の大型犬で、ブラック、イエロー、チョコレートの3種類の毛色があります。盲導犬として優れた能力を発揮し、賢く従順な性格ですが、子犬の頃にはやんちゃな一面も見られるため、早めのしつけが重要です。
■健康についての解説
【獣医師監修】ラブラドールレトリーバーの好発疾患と健康チェック
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16位:ジャック・ラッセル・テリア
小型で可愛らしい容姿のジャック・ラッセル・テリアですが、その体つきは筋肉質で引き締まり、たくましい四肢を備えています。天真爛漫で愛情深い一方で、頑固で執着心も強い一面もあります。パワフルで非常に活動的な性質も特徴的です。
■犬種の解説
【犬図鑑】テレビや映画で大活躍!ジャックラッセルテリアの特徴と魅力
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15位:ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
胴長で短足、クリッとした目と大きな耳が魅力のウェルシュ・コーギー。好奇心が旺盛で遊び好きです。牧畜犬だった名残りから勇敢で自己主張の強い傾向があるため、小さい頃からしっかりとしたしつけが肝心です。
■犬種の解説
【犬図鑑】ウェルシュ・コーギーの歴史や性格、飼い方のポイント
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■健康についての解説
【獣医師監修】腰への負担に要注意!ウェルシュ・コーギーの好発疾患
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14位:ゴールデン・レトリーバー
ゴールデン・レトリーバーは、金色に輝く美しい長毛と優し気なアーモンド型の目が特徴の大型犬です。賢く穏やかで、見知らぬ人にも友好的ですが、家族に対してはさらに愛情深く、常に一緒にいることを好みます。
■犬種の解説
【犬図鑑】ゴールデン・レトリーバーの歴史や特徴、飼い方のポイント
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13位:パピヨン
耳と尾に特徴的で上品な長い飾り毛を持つパピヨン。その優雅な見た目とは裏腹に、運動能力に優れており、動き回ることが大好きです。知能が高く、初対面の人や犬にも友好的な性格を持ちつつ、同時に警戒心が強い一面も備えています。
■犬種の解説
【犬図鑑】パピヨンの歴史や性格、飼い方のポイントをご紹介!
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■健康についての解説
【獣医師監修】パピヨンの好発疾患と予防のための5つのポイント
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12位:カニーンヘン・ダックスフンド
一般的によく見かけるミニチュア・ダックスフンドよりも、一回り小さいカニーンヘン・ダックスフンド。大きさによる性格の違いはありませんが、毛質によって性格の傾向に違いが見られます。
■犬種の解説
【犬図鑑】ダックスフンドは毛の長さで性格が変わるってホント?
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■健康についての解説
【獣医師監修】ヘルニア以外にも!ダックスフンドの好発疾患と予防法
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11位:マルチーズ
滑らかなシルクのような純白の被毛が美しいマルチーズ。明るく好奇心旺盛で甘えん坊な一方で、神経質で気の強い一面も見られます。ぬいぐるみのような外見ですが、活発で運動好きでもあります。
■犬種の解説
小さいぬいぐるみのよう!マルチーズを紹介!
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■健康についての解説
【獣医師監修】目と関節の疾患に注意!マルチーズの好発疾患と予防法
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10位:シー・ズー
シー・ズーは、鼻ぺちゃで垂れ耳、大きな目がチャーミングな中国(チベット)原産の犬種です。活発な一面と穏やかな一面を併せ持ち、子供や見知らぬ人、他の犬に対しても友好的です。
■健康についての解説
【獣医師監修】シーズーがかかりやすい病気と4つの予防法
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9位:フレンチ・ブルドッグ
フレンチ・ブルドッグは、大きな頭に大きな目、つぶれた鼻やシワが多い顔など、とても個性的でユーモラスな容姿が魅力です。社交的かつ温厚な性格で、あまり吠えない点は飼いやすい反面、病気が多い傾向にあるため注意が必要です。
■犬種の解説
【犬図鑑】フレンチブルドッグの歴史や特徴、飼い方のポイントを紹介
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■健康についての解説
【獣医師監修】フレンチブルドッグがかかりやすい病気と対策法
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8位:ヨークシャー・テリア
「動く宝石」という別名があるほど、エレガントで美しいシルキーコートが魅力的なヨークシャー・テリア。上品な見た目に反して、警戒心が強いため吠え癖がつきやすく、ネズミ捕りとして活躍していたこともあり、活発な犬種です。
■健康についての解説
【獣医師監修】ヨークシャーテリアの好発疾患と日常生活でできる予防
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7位:ミニチュア・シュナウザー
ミニチュアシュナウザーは、長い眉毛と口ひげのような毛が印象的な犬種です。好奇心が旺盛で、活発に動きます。また、勇敢で警戒心が強いため、番犬としても活躍するでしょう。
■健康についての解説
【獣医師監修】ミニチュアシュナウザーの好発疾患と早期発見の方法
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6位:ポメラニアン
ポメラニアンは、フワフワとした毛に小さくてぬいぐるみのような容姿です。基本的に活発で友好的な性格ですが、同時に繊細な面もあり、知らない人や動物に対して強い警戒心を持つ子もいます。
■犬種の解説
【犬図鑑】性格が良い?飼いやすい?ポメラニアンについて徹底解説!
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■健康についての解説
【獣医師監修】脱臼だけじゃない!ポメラニアンの好発疾患と予防法
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5位:柴
柴犬は、昔から猟犬や番犬として飼われている日本犬です。キリッとした目元とは裏腹に、飼い主の前では甘えた表情も見せてくれるところが魅力的です。洋犬と比べると、少しツンデレで猫のような性格だと言われることもあります。
■犬種の解説
【犬図鑑】柴犬のルーツや性格、飼い方のポイントを解説!
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■健康についての解説
柴犬を飼うなら知っておきたい!柴犬の好発疾患と最適な飼育環境
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4位:ミニチュア・ダックスフンド
胴長で短足な体に垂れた耳が可愛いダックスフンド。被毛はスムース(短い)、ロング(柔らかく長い)、ワイアー(硬毛で長い)の3種類があります。陽気で好奇心旺盛な傾向があり、非常に活発な犬種です。
■犬種の解説
「ダックスフンド」ってどんな犬?その種類と歴史について迫る。
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■健康についての解説
【獣医師監修】ヘルニア以外にも!ダックスフンドの好発疾患と予防法
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3位:混血犬(体重10kg未満)
混血犬の中でも、雑種犬は異なる多くの犬種の血が混ざっている犬を指し、ミックス犬は、主に異なる純血種同士を親に持つハーフ犬のことを指します。
■犬種の解説
【犬図鑑】かわいいだけじゃない?代表的なミックス犬6種とその特徴
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2位:チワワ
チワワといえば、可愛らしい顔にウルウルとした瞳、そして非常に小さな体が魅力です。また、あまり多くの運動を必要としない点も、飼いやすさに繋がっています。
■犬種の解説
【犬図鑑 チワワ】今なお人気の高いチワワの魅力に迫る
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■健康についての解説
【獣医師監修】脱臼や角膜炎に注意!チワワの好発疾患と予防法
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1位:トイ・プードル
トイ・プードルの人気の秘訣は、もちろんその可愛らしい見た目もありますが、賢さや抜け毛が少なく、体臭があまり気にならない点も人気の理由です。さらに、毛色が豊富でカットを楽しめるところも魅力です。
■犬種の解説
【犬図鑑】可愛すぎるトイ・プードル
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■健康についての解説
【獣医師監修】飼う前・後に知っておきたい!トイプードルの好発疾患
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まとめ
今年もランキングのトップはトイ・プードルでした。14年連続で1位を維持し、2位以下に大きな差をつける絶大な人気を誇っています。
これを機に、ご自身が飼っている、または飼いたい犬種の「適切な飼い方」や「気を付けたい病気」について、今一度学んでみてはいかがでしょうか。また、今回ランクインした以外の犬種や雑種犬にも魅力的な犬はたくさんいますので、ぜひ調べてみてくださいね。