猫と暮らす楽しさや喜び。お互い幸せに暮らすためにできることとは

2024.11.24
猫と暮らす楽しさや喜び。お互い幸せに暮らすためにできることとは

「猫と一緒にいると楽しい、幸せ」と飼い主さんなら、しみじみと感じるときがあるのではないでしょうか。猫を飼う人の数だけ、楽しさや喜びがあるでしょう。

この記事では猫と暮らしていた筆者が強く感じた楽しさや喜び、そしてお互いが幸せに暮らすために、飼い主さんがおさえておきたいポイントについてご紹介します。

この記事の目次

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猫と暮らす楽しさや喜びとは

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猫と暮らす楽しさや喜びは、他の飼い主さんとの共通点もあれば、「うちの猫だけ」というものもあるはず。ここでは筆者が感じた楽しさや喜びをご紹介します。

猫がいるだけで幸せ

「ただ猫がいるだけでも幸せ」と思う方もいるでしょう。たとえ懐いてくれなくても、家でリラックスしてくれればそれでいいと思うことも。

筆者は過去になかなか慣れてくれず、抱っこもできない猫を飼っていたこともありますが、それでも猫が寝ている姿を見ているだけでも幸せな気持ちになったものです。

触った感触が温かい

猫を抱っこしているときや撫でているときは、ほんのりと体温を感じてホッとします。猫も気持ちよさそうに目をつぶってゴロゴロ喉を鳴らしてくれるとうれしいですよね。

冬の夜、布団に入ってきて一緒に眠ると寒さも気になりません。猫が布団に入ってくると、ぬくもりを実感します。顔や腕に猫のヒゲ先がチクチク当たるのも、それはそれで幸せです。

猫が満足している姿に癒される

ご飯を食べて口の周りをなめまわしている姿や、足を投げ出して眠っている姿を見ているだけでも癒されます。猫が信頼してくれている、安心してくれているという喜びも同時に感じていたものです。

実家で飼っていた猫は元野良猫だったため、ぐっすり眠る姿を見るたびに「保護してよかった」と実感しました。

なぜかお風呂を見に来る

入浴中の飼い主さんを見に来る猫と来ない猫がいるようです。筆者はこれまで猫を5匹飼いましたが、全員が見に来る派でした。ネットでも飼い主さんがお風呂に入っていると、猫が見に来るというエピソードを読んだことがあります。

お風呂に入っていると、曇りガラスドアの向こうに猫の姿を確認できるため、そっとドアを開けると恐る恐る入ってきます。

後ろ足で立ち上がって湯船を覗いたり、シャンプーボトルの匂いを嗅いだりしたあと、納得するのか出ていってしまいます。濡れた足先を振ってしずくを飛ばしながら出ていくので、濡れるのは嫌だったようです。翌日お風呂に入っていると同じことを繰り返すので、今考えると、遊んでいたのかもしれません。

人の心がわかっているのでは?と思うとき

猫は筆者の心の動きをわかってくれているのではないかと感じることがよくありました。落ち込むことがあった日は、気付くと猫が寄り添っていてくれる気がします。悩んでいると、猫が心配そうに顔を覗き込みながら前足でつついてくることも。

何か異変を感じるのか体調不良の際も、いつもそばにいてくれました。お腹が痛いときでも、猫を抱っこしていると不思議と治っていることありました。

「猫の下僕」と自虐で冗談を言っていても、本当は猫にいつも助けられていた気がします。

猫を飼う効能は本当にある?

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実際、猫を含めたペットを飼うことには効能があるといわれています。

一般社団法人日本ペットフード協会によると、日頃から動物と触れ合いがある人は、そうでない人に比べて身体活動が高いそうです。さらに、精神的な健康状態もよく、社会的にも孤立しにくいとしています。特に成人や高齢の方では、「心血管疾患などのリスクが低くなる」「死亡率の低下などが期待される」ともいわれているのです。

ただ、猫は犬のように散歩に行く機会がないので、実際の運動量は少ないかもしれません。しかし、「猫がいるから頑張ろう」という気持ちになるのは確かです。日々の生活に張りがでているという飼い主さんもいるのではないでしょうか。

東京都健康長寿医療センターによる研究では、ペットを飼っている人の方が「介護費」が低く抑えられるという結果が出たそうです。興味深いことに「医療費」にはあまり差がなかったとか。猫を飼うことで、寝たきりなど介護が必要な状況になりにくいと推測できますね。

猫も人もより楽しく幸せに暮らすために

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猫も人も、お互い幸せに暮らすためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

猫が安全に健康で暮らせるように配慮

大切なポイントは、猫が安全に、そしてなるべく健康に暮らせるように配慮すること。どれだけ気をつけていても、病気になったりケガをしたりすることはあるでしょう。しかし、飼い主さんの配慮で防げるリスクもたくさんあるのです。

室内で飼育する

猫は室内で飼育しましょう。外に出ると、交通事故に遭ったり病気に感染したりするリスクが高まります。迷子になってしまう恐れもあるでしょう。他の猫とケンカして、ケガをする危険性もあります。

猫が安全に暮らせる家にする

室内飼育をするなら、家の中の安全にも配慮する必要があります。玄関に飛び出し防止の柵を設置したり、ガスコンロにはガードを付けたりしましょう。観葉植物やユリなど、猫にとって危険な植物も家の中には飾らないようにします。アロマも猫には有害なものが多いので、注意が必要です。

ケガ防止のためにもフローリング材は滑りにくい素材のものを使うか、猫の爪が引っ掛かるようなループ状の織りがないカーペットを敷くことをおすすめします。

避妊・去勢手術をする

避妊と去勢手術によって、予定外の妊娠・出産を防げます。猫が一度に産む子猫の数は平均3~5匹です。もっと多く産む猫もいるため飼うのも大変ですし、貰い手を探すのも苦労するでしょう。出産を繰り返すと、体の負担も心配です。

また、避妊手術をすることで生殖器関連の病気の予防も可能になります。オスはメスを求めて外に飛び出すことがなくなる点もメリットです。さらにスプレー行動なども減るでしょう。

避妊・去勢手術をしていない猫は、早めに動物病院に相談することをおすすめします。

予防接種や寄生虫予防を

定期的な予防接種や寄生虫の予防も欠かさないようにしましょう。室内飼いでも感染症にかかるリスクはあり、ノミやダニなどの寄生虫も侵入してくる可能性があるためです。例えば「飼い主さんの靴にウイルスが付着していた」「ズボンにダニがついていた」といったことも考えられます。

定期的な健康診断を受ける

猫の年齢にもよりますが、最低でも年に一度は動物病院で健康診断を受けましょう。定期的に健康診断を受けると、病気の早期発見が期待できます。早期発見ができれば、それだけ早く治療に取り掛かれる点もメリットです。

嫌がることをやらない・無理強いしない

猫がかわいくて、ついついかまいたくなってしまうときがありますよね。しかし、猫が嫌がったら、すぐにストップしましょう。ストレスになってしまいますし、飼い主さんのことが苦手になる恐れもあります。嫌がっているのに無理に抱っこするのもやめましょう。

猫を驚かす動画をネットで時々見かけますが、猫にとって大きなストレスになります。体調不良につながる恐れもあるので、びっくりさせるのはやめましょう。

まとめ

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猫と暮らしていると、楽しいことや喜びがたくさんありますよね。今回は筆者が感じた楽しいことやうれしかったことを紹介しました。

飼い主さんの数だけある猫との楽しい暮らし。少しでも長くその幸せが続くよう、飼い主さんができることも紹介しています。安全や健康に配慮して、猫との暮らしを満喫してくださいね。

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