「愛犬のシャンプーをするとなぜか手が荒れてしまう」「トリマーをしていて、毎日の仕事で手がガサガサ」そんなお悩みを抱える女性の皆さんも多いのではないでしょうか。
犬には犬用のシャンプーを使うため、よくわからないことも多く、対策も難しいですよね。
ここでは、その手荒れの原因と対策をまとめてあります。
この記事の目次
なぜ手荒れをするの?
そもそも、なぜ手は荒れやすいのでしょうか。手など人間の肌の表面は、皮脂膜というバリアでによって外部刺激から守られ、水分の蒸発も防がれています。
しかし、様々な問題によって、このバリア機能が低下したり、破壊されてしまうことがあります。そうなってしまうと、手荒れがひどくなってきてしまいます。
もともと手の皮膚は、皮脂腺が少ないためバリア機能が強くありません。つまり、荒れやすい部分であるため、気を遣ってあげる必要があるのです。
手荒れ対策、ケア方法
では実際に、どんな対策が効果的なのでしょうか。
手袋
主婦の方など、日々の家事による手荒れに日々苦労されている方も多いと思います。特に秋冬の時期には、ゴム手袋を着用して洗い物をするなどをして、各自の対策を取られているかと思います。
確かに「手袋をする」というのは手荒れ対策に効果的ですが、愛犬のシャンプー・ドライの時はどうなのでしょうか。日々使っているゴム手袋を使ってのシャンプーは、なんだか不自由そうですよね。
そこでおすすめしたいのが、
ゴム手袋の不自由さもなく、素手感覚で使うことのできる手袋です。愛犬のシャンプー・ドライの時にだけでなく、もちろん日常の洗い物や掃除の時にも大活躍してくれるはずです。
洗い方を変える
シャンプーを手に取り、マッサージをするように泡立てながら洗うと、シャンプーが手に触れる時間が長く荒れてしまう人がいます。そんな方は、なるべくシャンプーに触れる時間を短くして洗うと良いでしょう。
- 犬をぬるま湯で洗う
- 洗面器にシャンプーとぬるま湯を入れる
- 犬にザーッとかける
- シャワーをかけながら、マッサージするように洗いながら流す
乾かす時が要注意
トリマーの方で手荒れに悩んでいる方はとても多いです。様々な行程の中でも、「ドライ」が最も手荒れを進行させるとも言われています。
なぜなら、手についた水が蒸発する時に、一緒に表面の水分も蒸発してしまい、乾燥を引き起こしてしまいます。長時間犬を洗った後に、ドライヤーの熱風に長い間晒されると、手がとても乾燥してしまいます。
また、お湯を使って洗っているので、手がふやけており、より手荒れを進行させてしまいます。
そこで試していただきたいのが、「ドライヤーで乾かすの時は、特に手袋(薄いものでok)の着用を心がける」というものです。
トリマーの方で、最も荒れていた箇所は、「ドライヤーの熱風が長時間当たる箇所」だったそうです。その方は職業柄なかなか手袋着用が出来ないそうですが、ドライヤーを使うときだけでも意識をしたら、だいぶ改善されたということでした。
トリマー愛用クリームを使う
トリマーの方は特に手荒れに悩む方が多いため、手荒れ対策用のクリームについて知識豊富です。トリマーの方がよく使っていらっしゃるクリームの中で、「ロコベースリペアクリーム」がおすすめです。
「もともと手荒れが酷く、加えて仕事によって手荒れがより進行してしまって…。何を使ってもダメだったけれど、これを使ったら手荒れの悩みが解消された」という声も聞きます。
一般のハンドクリームより少しお高めですが、水に強く、手荒れに悩んでいる方にはとってもおすすめです。また、赤ちゃんにも使える安全性のため、わんちゃんと触れ合う機会の多い方にも安心と言われています。
大切な手も守る
日々、家事にもわんちゃんのお世話にも忙しい方。毎日犬のシャンプー・カットをプロとして行うトリマーの方。
手荒れに悩んでいる方はとても多いと思います。工夫次第で改善できることもあるので、「仕方がないから」と言って、諦めないで欲しいです。
大切なわんちゃんも、大切な貴方の手も守りましょう。