おやつくれ、外に出せ、留守番イヤだ!犬の吠えを制御する大事なポイント

2024.05.25
おやつくれ、外に出せ、留守番イヤだ!犬の吠えを制御する大事なポイント

ハウスに入れていると、こっちを見て甲高い声でいつもと違う吠え方をする。机の上の食べ物を見て、キャンキャン吠える。犬を飼っていると、そんなことありますよね?これを要求吠えと言います。要求吠えをやめさせるには要求吠えをやめさせるための方法を選択する必要があるんです。

この記事の目次

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どんな時に要求してくるの?どうやって見分けるの?

なぜ?どうして?
要求吠えの特徴は、犬が飼い主に何かして欲しい時に吠えるということです。犬はどうにかして、その思いを飼い主に伝えたくて、吠えて伝えようとしているのです。

例えば、「そのおやつが欲しい!」とか「ハウスから外に出して!」とか。外に向かって吠える時やピンポンの音に吠えるときとは明らかに違う甲高い声で吠えます。「キャンキャン」とか少し甘えた声で「くぅんくぅん」と鳴くこともありますので、すぐに違いは見分けられるようになります。

「ワンワン」と吠えたり、人や音に反応して吠える場合は、番犬吠えかもしれません。その際は以下の記事を参考にしてください。

どうやって止めさせるの?

首をかしげるポメラニアン
要求吠えを止めさせるには、無視することが一番です。吠えて訴えても飼い主さんは応じてくれないんだなということが分かってしまえば、すぐに吠えなくなります。吠え止んで1分か2分くらいしてから、ハウスから出してあげたり、欲しがっていたおやつをあげたりして、犬が要求していたことに応じてあげると効果は高まります。「吠えること=要求が叶うこと」という方程式が犬の中で崩れるからです。

ちなみに、この方法、要求吠えの時にしか効果がありません。原因を見誤らないように気をつけましょう。

もし要求に応じてしまったら…

要求に応えてしまった人
そんなの知らないから、ずっと要求に応えてきて静かにさせていたよ…、という方もご安心を。今からでも遅くありません!次に要求してきた時、無視をしてください。目を合わせてはいけません。「うるさい!」とか「静かに!」と声をかけてもいけません。近寄ってもいけません。何事もなかった、何も聞こえないかのように、無視をしてください。

この時、いままでよりも激しく吠えると思います。とてつもなくうるさいと思いますが、それでも無視を続けてください。ここで反応すると飼い主の負けで、この先もずっと要求に応えていかなければならないでしょう。犬は「あれ?聞こえないのかな?今まで吠えたら要求に応えてくれていたんだから、もっと激しく吠えてみよう!」と思っているのです。

ここをクリアすると、あれほど激しかった要求吠えは一気になくなります。吠えても自分が疲れるだけで無駄なんだということがわかるからです。

可哀想だと思ったら

目的を達成した人
おやつ欲しがっているのに、無視するなんて可哀想!そう思われるかもしれません。その場合は、吠え止んでいる時にあげてください。ハウスから出たがっている場合も、吠えていない時に出してあげてください。特に、「おすわり」とか飼い主の指示に従ったご褒美として、要求に応えてあげてください。こうすることで、犬の飼い主に対する信頼度も上がり、益々ご主人様のことを大好きになってくれることでしょう。

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