知らないとトラブルに!金魚の飼い方で重要な水質管理の基本

知らないとトラブルに!金魚の飼い方で重要な水質管理の基本

夏の風物詩ともいえる金魚。犬や猫は飼えないけれど、癒やしが欲しいと金魚に興味を持つ方も多いのではないでしょうか?金魚と言えど、命ある生き物。水の管理とか大変そうだし、何からやったらいいか分からなくて二の足を踏んでしまうなんてこともあるでしょう。

今回は、そんな初めて金魚を飼育する方のために、金魚の基本的な飼い方をご紹介します!

金魚すくいの金魚については、こちらの記事も合わせてご覧ください。

この記事の目次

金魚をお迎えしたら最初にやること

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お迎えしたばかりの金魚は、移動や環境の変化でストレスを受けています。まずは塩素を抜いた水道水を用意し、落ち着いて過ごせる環境を整えてあげましょう。

金魚の体調に不安がある場合は、ごく短期間、0.5%程度の塩水(1リットルの水に対し塩5g)に入れてあげることで、水と金魚の体内の浸透圧が近づき、体力の消耗を抑える効果が期待できます。ただし、長期間の塩浴は負担になることがあるため、状態を観察しながら目安として1週間以内にとどめることが大切です。

また、お迎え直後は移動などのストレスにより消化機能が落ちていることがあります。1〜2日程度は餌を与えるのを控え、新しい環境に慣れてきてから少しずつ与えましょう。

飼育を始めてから1ヶ月ほどはバクテリアが定着しておらず水が汚れやすいため、2〜3日に一度を目安に水換えを行いましょう。

金魚に適した水の作り方

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金魚を飼う際には水作りがとても大切です。

水道水には消毒のため塩素が含まれており、塩素は金魚のエラの細胞を破壊し、水をろ過する役割を果たすバクテリアも死んでしまいます。バクテリアがいなくなると水槽内の水質が悪化してしまうため、金魚を飼う際は必ず水道水の塩素を抜く処理が必要です。

ここでは、塩素を抜く方法を3つご紹介します。

水を太陽光の下に置いておく

バケツに水を入れ、2〜3日屋外に置いておくことで塩素を抜きます。

夏場など紫外線が強い日では丸一日で抜けるとされていますが、冬や天気の悪い日はしっかり太陽光を当てましょう。

この方法だとすぐに水を使用できません。しかし、数日間放置しておけばいいのでお金もかかりません。計画的に行える方には一番おすすめの方法です。

水を沸騰させる

水を沸騰させて水道水の塩素を除くこともできます。

ヤカンのふたを外し、5分程度沸騰させます。最近の電気ケトルや電気ポットは、沸騰すると電源が切れるようになっているものが多く、この方法には適していませんので注意しましょう。

もちろん、沸騰したあとはしっかり冷ましてから使用してください。人間にとってぬるいと感じる温度でも、金魚にとっては熱いことがあります。また、沸騰させたあとの水は、溶け込んでいる酸素の量が少なくなっています。ペットボトルなどに入れて振ることで酸素量を十分に増やしてあげると良いでしょう。

市販の中和剤を使用

時間がないときは、市販の中和剤を入れることですぐに使用可能になります。

量が多く安いため、慣れている方は市販の中和剤を使っている方も多いようです。

ちなみに、家庭用浄水器を用いる方法を紹介しているサイトもありますが、塩素を完全に取り除くことはできないので、あまりおすすめできません。多少手間でも、確実な方法で塩素を除去しましょう。

金魚を水槽に入れる

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金魚を水槽に入れる際も注意が必要です。

まずは、金魚が入っている水と新しい水の温度を近づけるために、水ごと金魚を袋に入れ、新しい水に浮かべます。30分ほどして水の温度が同じくらいになったら、袋の水を半分くらい捨てて新しい水を袋に入れます。10分ほどしたら同じ作業を2〜3回繰り返して、最後に金魚だけを水槽に移します。

水換えの方法

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水換えは2週間に1回を目安に、飼育数の多い場合や夏場には1週間に1回程度行います。

水槽の水の約3分の1~2分の1程度取り除き、塩素を除去した新しい水を入れます。

その際、水槽についたコケの除去や砂利の洗浄も一緒に行います。ただし、きれいにしすぎると有益なバクテリアもいなくなってしまうため、軽く洗い流す程度にしましょう。この洗浄も、塩素を除去した水を使用するのを忘れないようにしましょう。

金魚のエサ

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金魚の餌には、赤虫やミジンコなどの天然飼料とフレークや粒状の人工飼料があります。

天然飼料は食いつきが良い反面、病原菌が付着している可能性や水質悪化、栄養の偏りといった点に注意が必要です。

人工飼料はフレーク状の方が金魚の反応が良いと言われますが、水を汚しやすい欠点があります。一方で、粒状の中でも特に水に浮くタイプだと、食べ残した時に取り除きやすい利点があります。また、栄養のバランスが良いのも人工飼料なので、天然飼料は特別な時に与えるのがいいかもしれませんね。

金魚に与える1日の餌の量は、体重の1.5%以下を目安にし、1日2〜3回に分けて与えます。1回に与える量は5分以内に食べ切れる程度にし、食べ残しは水質悪化の原因になるため取り除きましょう。

金魚とコミュニケーションを取る

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餌をあげる時に、毎回水槽をコンコンとたたくようにしてみてください。しばらくすると水槽をたたくだけで金魚が近寄ってくるようになります。コンコンとたたくのでなく、名前を呼ぶようにしても面白いかもしれませんね。

ただし、強すぎたり何度もたたいたりすると、金魚にとってストレスとなりますので、やさしくたたくようにしましょう。

金魚の飼育は水質管理が大切

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「飼いやすそうだから」と、ついつい軽い気持ちで買ってしまいそうな金魚。実はとても繊細な生き物です。特に、水の管理はかなり手がかかるでしょう。しかし、水質管理をしっかりしていけば、思っているよりも長い間一緒に居られるペットでもあります。

今年は、金魚と一緒に暑い夏を涼しく乗り切ってみませんか?

実は金魚のトラブルもあります。金魚のトラブルについては、引き続きこちらの記事をご覧ください。

見た目はいつもと同じなのに金魚が動かない…!?その原因と改善策。

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