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猫が寝る場所と寝相から分かる!飼い主さんへの信頼度と猫の性格

2021.05.30
猫が寝る場所と寝相から分かる!飼い主さんへの信頼度と猫の性格

猫を飼っている皆さんは、猫の寝る場所やその姿を気にしてみたことがありますか?
実は、猫の寝る様子は、猫が飼い主さんをどの程度信頼しているのかや、猫の性格を知るヒントになります。

そこで、今回は、猫の寝る場所と寝相を、愛猫からの信頼度や性格と紐付けながら解説していきます。

この記事の目次

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猫が寝る場所から分かる!信頼度や猫の性格

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家で飼われている猫は野生の猫とは異なり、いつまで経っても甘えん坊なことが多いです。
これは、飼い主さんのことを自分の保護者と認識しているためです。

特に、避妊・去勢手術を行った猫は、飼い主さんに甘えたがる傾向があります。

親猫のような存在の飼い主さんと一緒に寝るために、布団に潜り込んで来ることもあります。
そして、猫が飼い主さんをどれほど信頼しているのかは、寝る場所や寝相を観察することである程度判断できるのです。

1. 顔の周りで寝る

猫が顔の周りを近づけるのは信頼の証です。猫同士でも鼻やおでこをくっつけたりすることがあります。

特に、子猫にはこの傾向がよく見られ、飼い主さんの顔に近づいたりくっついたりしてきます。
また、成猫であっても、飼い主さんを信頼している場合には枕元で寝る姿が見られます。

2. 布団の中で寝る

布団の中に潜り込んでくる猫は、顔の周りで寝るほど甘えん坊ではないですが、それでも「飼い主さんのことが好きで近くにいたい」という場合が多いです。

3. 布団の上で寝る

布団の上や股のあたりなどで寝ている猫は、クールな性格なのかもしれません。
「飼い主さんを信頼していて側で寝たいけれど、あまり触って欲しくはない」と思っている場合が多いです。

4. 足元で眠る

猫が足元で寝ている場合、やや警戒されているのかもしれません。

「布団のような暖かい場所で寝たいけれど、なにかあったらすぐに逃げられるよう準備している」とも言えます。

5. 離れた場所で寝る

お迎えしたばかりで警戒している場合、離れた場所で寝る猫が多いです。

他にも、大人びた性格で、「寝るときはひとりでゆっくり寝たい」という猫も、離れた場所で寝ます。
そのため、離れた場所で寝ているからといって必ずしも信頼関係がないわけではありません

どこにいるかわかる距離で寝ている場合は、ある程度の信頼関係は構築できていると言えるでしょう。

猫の寝相からも信頼度が分かる?

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猫の寝る場所以外にも、猫の寝相からも飼い主さんへの信頼度を知ることができます。
次のような格好で寝ている場合は、飼い主さんを信頼している証拠です。

1. 仰向けで寝る

猫がお腹をさらけ出し、仰向けで寝ている場合、猫はとても安心しています。
急所であるお腹を隠さず無防備に見せているということは、危険が存在しないと考えている証拠です。

そのため、飼い主さんを信頼しており、縄張りの中が安全だと認識している状態だと言えます。

2. お尻をむける

動物にとって背後は死角であり、警戒すべき場所です。
そんな背後、お尻を飼い主さんに向けるということは、飼い主さんのことを信頼しているサインです。

自分では警戒できない背後を、信頼できる相手に守ってもらいたいという心理もあるかもしれません。

猫と一緒に寝るときの注意点は?

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布団に潜り込んでくる猫は非常に可愛らしいものです。
それほどまでに甘えてくれる猫とは一緒に寝たい、という飼い主さんも多いことでしょう。

では、猫と一緒に寝る際には、どんなことに気をつけなくてはいけないのでしょうか。

十分なスペースをとる

寝てる間に、猫を押しつぶしてしまう可能性があります。
また、寝返りをした際にベッドから落ちてしまい、怪我をしてしまう場合もあります。

そのため、添い寝する際にはできるだけスペースを確保しましょう。

子猫との添い寝は控える

特に子猫の場合、押しつぶされた際に逃げきれなかったり、転落すると大怪我をする危険もあります。

そのため、子猫のうちは添い寝は控えるようにしましょう。
生後5、6ヶ月を迎えた頃からであれば、十分に成長しており、押しつぶされる前に逃げ切れるので、それ以降であれば問題ないでしょう。

充電スペースを枕元から変える

就寝時、枕元などでスマホを充電する方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、飼い主さんが寝ている間に猫がケーブルにじゃれついてしまうと、気づかないうちに感電してしまう危険性があります。

そのため、スマホは枕元以外の場所で充電するか、あらかじめ充電を済ませておきましょう

ただし、枕元でなくとも、猫がケーブルで遊んでしまう場合は保護カバーなどをつける必要があります。

感染症に注意する

添い寝する場合、ベッドには猫の毛や皮脂、体液などが溜まり、人間が吸い込んでしまう危険性があります。
すると、ペットと人間の両方に感染する「人獣共通感染症(ズーノーシス)」に罹患してしまうかもしれません。

ペットには症状が見られていなくとも、感染している危険があります。

猫を完全屋内飼育にしたり、子どもや高齢者は猫と添い寝させないなど、工夫が必要です。

まとめ

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今回は、猫が寝る場所や寝相が示す意味と、猫と添い寝する際の注意点をご紹介しました。

猫がどこで寝ているか、どんな格好なのかに着目してみると、猫の性格や飼い主さんへの信頼度がわかるため、ぜひ観察してみてください。

また、猫との添い寝は幸せなものですが、注意することもいくつかあります。
ペットと飼い主さんの健康のためにも、気を付けつつ、添い寝するようにしてください。

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